- Amazon.co.jp ・本 (432ページ)
- / ISBN・EAN: 9784101156880
感想・レビュー・書評
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仇討ちって、何だか虚しいな、、、
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2009/06完讀
絕大部分寫武士塚本伊太郎替父親報仇的過程,後面則是改名為幡随院長兵衛,統領「人いれ宿」(收留諸國流浪來江戶的人夫,介紹工作),率領民眾和尚未脫離戰國氣性、四處搗亂無所事事的旗本的對抗。報父仇的部分好像在看電影般地刺激緊湊;和自己的恩人水野十郎左衛門的交情,和最後宿命的悲劇,寫得實在很精采。
池波描寫幡随院長兵衛,非常迷人;協助他報仇的人們的溫情,讓人心中充滿暖意。水野雖然最後被迫處於和長兵衛敵對的位置,但還是讓讀者沒辦法恨他。這是一本讓我覺得很感動的書,寫得很有味道。 -
幡随院長兵衛の波乱の生涯を書いた上下2巻の作品。
唐津の殿を襲撃した後、伊太郎から幡随院長兵衛と名を変え、人いれ宿の主人として人望を集め始める長兵衛。
その立場から、かつての親友である水野十郎左衛門と対決しなければならなくなる。
長兵衛と水野。取り巻く環境が二人を悲劇へと導いていく描写は、涙無しに読むことは出来ない。 -
宿願は遂げた! だが、運命は親友との「対決」を用意する。 塚本伊太郎は、忠実な協力者の助けで、ついに殿様の一行を急襲、寺沢家を断絶に追い込む。その後、幡随院長兵衛と改め、宗右衛門の「人いれ宿」を継いで人足や運送業者を率いる「町奴」、いわば「侠客」の頭領として人望を集めるようになる。だが、江戸市中では「町奴」と乱暴者の「旗本奴」が対立し始め、長兵衛は「旗本奴」を率いる親友の水野十郎左衛門との対決を迫られた……。
2009.1.30読了! -
時代はちょうど隆慶一郎の「吉原御免状」と同じ頃で、侠客の元祖・幡随院長兵衛の若き日から長兵衛となって最後を遂げるまでが描かれています。戦国から江戸の平和な時代へ移り変わる過渡期に生きる男たちがカッコイイです。