剣聖―乱世に生きた五人の兵法者 (新潮文庫)

  • 新潮社
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本棚登録 : 73
レビュー : 7
  • Amazon.co.jp ・本 (301ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784101156958

作品紹介・あらすじ

剣の境地はいずれにあるのか。戦乱の世にあって、兵法を練り上げていく剣客たち-新陰流・上泉伊勢守、新当流・塚原卜伝、二天一流・宮本武蔵、巌流・佐々木小次郎、柳生新陰流・柳生石舟斎。男たちは、ときに師弟となり、ときに死命を争いながらも、その心技を受け継いでゆく。歴史時代小説の名手五人が描いた剣と戦の世を生きる人々の真の姿。名篇・傑作を選りすぐった剣豪小説集。

感想・レビュー・書評

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  • 読書録「剣聖」4

    著者 池波正太郎、津本陽、直木三十五、五味康祐、綱淵謙錠
    出版 新潮社

    P77より引用
    “季節がうつろうごとく、川床に水のながれるごとく、すべての
    事態に対して、あくまでも自然に寄りそい、しかも上泉伊勢守秀
    綱という我身を生かしきろうとするこころの自由自在なはたらき
    を無意識のうちに、つかみとっていたのであろうか。”

     名だたる作家陣による、日本の歴史に名を残す剣の達人たちを
    描いた作品を集めた一冊。
     上泉伊勢守から柳生石舟斎まで、知らない人が少ないであろう
    剣の達人について書かれています。

     上記の引用は、上泉伊勢守について書かれた作品での一文。
    水はどこに移しても水でありながら、その移された器に合わせて
    カタチを変えることができる。融通無碍と言った考え方でしょう
    か。こういった気持ちの持ち方を手に入れるには、余程の時間と
    経験を必要とするのだろうなと思います。
     短編を集めてありますが、どの剣聖についてもそのひとりひと
    りで、何冊もの長編になる人物ばかりです。マンガの中にもよく
    登場する人達いるので、多くの人達に馴染みの深い有名人なので
    はないでしょうか。
     時代小説なので、言葉遣いが少々難しいような気がしますが、
    普段読み慣れていない私のような人でも、少し読んでいると慣れ
    て気持ちよくなってきました。

    ーーーーー

  • ・12/13 衝動買いの時代小説.どうしてもう買ってある本を読まずに次々と買ってしまうのか.ひとつには後であれ読みたいのになんて本だっけとなったときに後悔しないため.ひとつは探しても見つからず買えなくなるのを防ぐため.ひとつはそもそもこの本が読みたいと思ったことを後になって忘れてしまって思い出しも気にもせず読む機会がなくなってしまうかもしれないため.
    ・12/16 結構読むのに時間がかかってる.多分地名や人名を読むのに手こずってるせいもあるんだろう.
    ・12/17 読了.佐々木小次郎っていまいちだったんだ、とか、本来の宮本武蔵像がどうだったか、など、事実と創作は違うというのがよく分かって勉強になった.

  • 09.1.25

  • 羽田空港内の丸善でゲット。。。

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著者プロフィール

1923年東京浅草生まれ。60年「錯乱」で直木賞受賞。77年「鬼兵犯科帳」「剣客商売」「仕掛人藤枝梅安」の三シリーズで吉川英治文学賞を受賞した。90年没。

「2017年 『西郷隆盛 新装版』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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