- Amazon.co.jp ・本 (270ページ)
- / ISBN・EAN: 9784101159287
感想・レビュー・書評
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一話目の「へその緒」の嫁姑問題がつらすぎて読み進めるのを躊躇したけれど、その後は嫌な苦しさが軽減してほっとした。作家志望の青年と試しに書いてみたエッセイが受賞した青年の「鋏」がすき。終わり方が突き抜けていて、きっと坊主も似合うだろうと笑えた。
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「黒っ!!」って話ばかり。
で、この後どうなんの??って思っても、そのまま終わる。
イライラして後味悪い終わり方ばっかり。
スラスラ読めるけど・・・。なんか・・・。毒ばっかり。 -
スッキリしない終わり方。ストレス溜まりそう。
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群ようこさんの作品は久々。
人の嫌な部分がよく出てるんだけど、あっけらかんとして話によっては爽快感もあるほど。
つい、実は、、という展開を期待してしまうけれど、状況が変わらずラストを迎える。
サクッと楽しく読める短編集 -
短編それぞれが日常にありそうでなさそうな絶妙な「気持ち悪さ」がある内容で、先が気になって気になって一気に読んでしまった。
文章もとても読みやすかった。
ラストが必ずしもスッキリとしているわけではなくて、でもそれが逆にこちらの想像を膨らませる感じで良かった。 -
姑のねちこいイビリに、助け舟も出さない
ボンボン亭主。ついにキレた嫁は、姑のお宝
「息子のへその緒」を…!あなたの隣の
「イヤな女」や「ヘンな男」たちを描く
短編10篇を収録。 -
再読。
群ようこさんにしては、ブラックな短編集。
オチがない、救いのない話が多くて、後味はよくなかった。 -
2013 7/6