- Amazon.co.jp ・本 (248ページ)
- / ISBN・EAN: 9784101160825
感想・レビュー・書評
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精神科医と「だめんず〜」の倉田さんの心の病気についての対談。軽いおしゃべりのような感じですらすらっと読めて、読みものとしてとてもおもしろかった。なぜか、よくある一般向けの心理学とか精神医学の本、ストレスを解消するには、みたいな本の、気休めっぽい、立て前だけっぽい感じがしなくてよかった。そういう本の、うつはだれでもなる病気、早期発見が大切、休みをとりましょう、お医者にいきましょう、みたいなのはどうも安直に人をあおってるような気もしているので。精神科医の大平氏が、本来うつ病は心の風邪でもだれでもなる病気ではなかった、とか、パニック障害は呼吸が下手なだけ、とか、五月病は結局こらえ性がないってこと、とか言っているのをきくと、なんだかかえって安心するような。あと、ストレスは発散しない、腹立ちは抑えるのが正解で、意識して愚痴をこぼすのが上策だそう。なるほどー。
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「先生、私うつだと思うんです」。仕事、恋愛、家族―さまざまなストレスに耐えかね、精神科の扉を叩く“自称・うつ病”の患者たち。なぜ人はいとも容易く、心の病に迷い込むようになったのか、そこには驚くべき盲点があった。『だめんず・うぉ~か~』で人生の酸いも甘いも観察してきたマンガ家と、年間何百人もの新患を診るベテラン精神科医による、面白くも奥深い心の診療室。
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ヨムヨムで連載していたときに、おもしろいなあと思っていた連載が本になったので、買ってみた。
なんだかあっけらかんとしていていいなあ。おもしろい。 -
くらたまも前向きになったなーと思える一冊。だめんずうぉーかーがはやったあたりはこの人大丈夫なんだろうかって思ったくらいですが。対する大平先生も面白い。でもそこまで人にごり押ししてすすめるかは・・・