- Amazon.co.jp ・本 (310ページ)
- / ISBN・EAN: 9784101164311
作品紹介・あらすじ
公園に弟を迎えに行って帰ってきたら、家からママがいなくなっていた…。中2のエリ子と中1のダイゴが迷い込んだ、微妙にズレたパラレルワールド。学校もあるし、普段と変わらぬ日常が続いているようなのに、なぜか両親がいないのだ。おまけに、死んだはずの同級生が生きていたり、プロ野球選手がちょっぴり太っていたり。一体どうして?必死で試みる母との交信から二人の軽やかで切ない冒険が始まる。
感想・レビュー・書評
-
『5分前に考えていたことを、君は思い出せるのか?』
いつ面白くなるのかとページをめくっていたら、気が付いたときには終わっていた。ちょっと癖のある文体でそのノリについていくのが私には難しかった。その時代のノリや感覚を強く反映してしまうと、その時代から離れた今読むと寒く思えてしまうのが残念だと思った。あと50年もすれば味がしてくるのかもしれないが。
唯一感心したのが、単純なハッピーエンドじゃなかったこと。パラレルものだけど、親と子が離れ離れになる、大事な家族と一緒に居られないって不条理な体験は現実にも沢山ある。問題が起こって綺麗に解決することの方がすくないかもしれない。そう思うと凄くリアリティがある作品だったと思った。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
すごく読みやすくて、面白かった。
パラレルはよくあるけど、これは少し他と違って不思議で笑えて、切ない話だなと思った。
主人公、ダイゴ、マッチョなど登場人物が非常に魅力的。
読み始めたときはまさかこんな切ない思いをさせられるとは思わず、いい意味で裏切られた素敵な小説だった。 -
パラレルワールドから帰ってこれなくなる姉弟の話。すこくリアリティある、等身大感。ネットで見かけそうな読み物で、ほの怖さがあります……
-
干支一回り分の再読
好きの気持ちは変わらない -
14と15。謎は解けず。
-
内容(「BOOK」データベースより)
公園に弟を迎えに行って帰ってきたら、家からママがいなくなっていた…。中2のエリ子と中1のダイゴが迷い込んだ、微妙にズレたパラレルワールド。学校もあるし、普段と変わらぬ日常が続いているようなのに、なぜか両親がいないのだ。おまけに、死んだはずの同級生が生きていたり、プロ野球選手がちょっぴり太っていたり。一体どうして?必死で試みる母との交信から二人の軽やかで切ない冒険が始まる。 -
【あらすじ】
公園に弟を迎えに行って帰ってきたら、家からママがいなくなっていた…。
中2のエリ子と中1のダイゴが迷い込んだ、微妙にズレたパラレルワールド。
学校もあるし、普段と変わらぬ日常が続いているようなのに、なぜか両親がいないのだ。
おまけに、死んだはずの同級生が生きていたり、プロ野球選手がちょっぴり太っていたり。
一体どうして?
必死で試みる母との交信から二人の軽やかで切ない冒険が始まる。 -
『公園に弟を迎えに行って帰ってきたら、家からママがいなくなっていた…。中2のエリ子と中1のダイゴが迷い込んだ、微妙にズレたパラレルワールド。学校もあるし、普段と変わらぬ日常が続いているようなのに、なぜか両親がいないのだ。おまけに、死んだはずの同級生が生きていたり、プロ野球選手がちょっぴり太っていたり。一体どうして?必死で試みる母との交信から二人の軽やかで切ない冒険が始まる。』
-
主人公は中学生の女の子、エリ子。ダイゴという弟がいます。ふとしたことから家に帰れなくなり、道に迷ってしまいます。迷った末にやっと家に戻ってきたと思ったら、そこはどこか違和感のある世界。
ネタバレはこちら http://d.hatena.ne.jp/ha3kaijohon/20120312/1331538627