江戸学講座 (新潮文庫)

  • 新潮社
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本棚登録 : 194
レビュー : 19
  • Amazon.co.jp ・本 (256ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784101164472

作品紹介・あらすじ

能力があり過ぎたため、出世できなかった長谷川平蔵。出張の費用に当てるため、娘を遊女屋に預けて、お金を借りた旗本……。武士たちの出世競争から、治安維持と災害対策、海外貿易まで、二人の人気作家の鋭い疑問に、東大史料編纂所の山本教授が明快に答え、意外な事実が明らかに。手練作家たちも思わず唸った「江戸時代通」になれる話を満載。『山本博文教授の江戸学講座』改題

感想・レビュー・書評

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  • 目から鱗がぼろぼろ。
    時代劇を読むのがさらに楽しみになりそう。

  • 旗本の上下関係がわかると時代劇の楽しみ方も変わる。明暦の大火の原因が疑わしい、旅の費用など薀蓄もふんだんに織り込まれている。2018.5.21

  • 2017.08.05読了
    楽しい楽しい!
    江戸時代の小説やドラマがより楽しく見られます。

  • 江戸時代の社会構造や文化について、対談形式で解説した書(雑誌「歴史街道」の数回にわたる鼎談を纏めたもの)。
    時代小説のに必要なベーシックな知識満載。川路聖謨が出世のために涙ぐましい努力をしていた、長谷川平蔵は能力がありすぎて妬まれたために出世できなかった、江戸の町奉行になるのが旗本の出世の頂点、景気が悪くなると放火が増えた等々、知らないことが多かった。

  • 語り手の山本先生とお二人の作家さんの質疑応答、といった形の本です。聞き手も一流なので、わかりやすくとても勉強になることばかりです。このテの本の中では出色の読みやすさでした。

  • 唐突に「江戸時代のことが知りたい」と思い、何冊か買った中の一冊。

    私が知りたいと思ったのは庶民の生活の方だったのでちょっと違いましたが。

    宮部さんは対談でも人柄がいいのがわかる感じがしました。

  • 平成26年11月1日、初、並、帯無
    2014年11月1日、松阪BF

  • 旗本、御家人の役職や出世についての記述が面白かった。

  • 内容については、可もなく不可もなく。
    類書を読んでいれば、そう新鮮な情報があるわけでもありませんでしたし。
    まぁ、対談の形を愉しむための本ですね。
    聞き手としては、宮部は対談が上手だなぁという印象。
    逢坂は「自分が自分が」というところと、講師を下に見ているところとで、ちょっと気分が悪くなる感じでした。

  • 3月13日読了。
    講師・山本博文。聞き手・逢坂剛、宮部みゆき。
    2003年から2006年の対談集。

    江戸時代の庶民の暮らしや文化の本はいくつか読んだが、上のほうはあまりなかったので興味深い。
    これらは最上層部でないから中間だろうか。大奥、大名や旗本、その他将軍周辺などの話。少しだけ商人や庶民も。
    宮部みゆきさんが奉行所や同心岡っ引きの話を突っ込んで訊いてるのが印象的。この頃「ぼんくら」などを書かれてたのかも。

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著者プロフィール

1957年岡山県津山市生まれ。東京大学文学部卒業。同大修士課程修了。文学博士。現在、東京大学大学院情報学環教授、同史料編纂所教授。
『江戸お留守居役の日記』(読売新聞社)(1991)で、日本エッセイストクラブ賞受賞。『鎖国と海禁の時代』(校倉書房)(1995)では、従来の「鎖国令」の定説をくつがえし、教科書が書き換えられている。豊臣政権から江戸時代の政治や武士社会を中心に研究している。
著書は、『流れをつかむ日本史』(角川新書)、『東大教授の「忠臣蔵」講義 』(角川新書)、『歴史の勉強法 確かな教養を手に入れる』 (PHP新書)、『天皇125代と日本の歴史』(光文社新書)、『格差と序列の日本史 』(新潮新書)、『歴史をつかむ技法 』(新潮新書)、『日本史の一級史料』(光文社新書)、『信長の血統』(文春新書)、『武士道の名著』(中公新書)など多数。
東京書籍からは、『読み方で江戸の歴史はこう変わる』、『教科書には出てこない江戸時代』、『こんなに変わった歴史教科書』ほか。

「2018年 『教科書には書かれていない江戸時代』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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