格闘する者に○ (新潮文庫)

著者 :
  • 新潮社
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本棚登録 : 3859
レビュー : 581
  • Amazon.co.jp ・本 (288ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784101167510

感想・レビュー・書評

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  • こんな面白い文章があるんだ!!
    というのが一番初めの感想でした。
    これを読んで以来、話し言葉の文が好きになりました。

    個人的に笑える本が好きで、読了後は「しをんのしおり」や「人生劇場」もハマりました。

  • ◆マイペースなのにいっちょまえの自意識があるところ。夢見がちであまちゃんなところ。無駄に空回りする熱量。……The 早稲女。◆『舟を編む』『風が強く吹いている』とムスコにススメてきたけれど、これは多分オススメしない。自分の黒歴史を見ているみたいなんだもの(笑)

  • 20150330読了
    三浦しをんさんらしい言葉の使い方、キャラクターの立て方で大満足。お勧めの一冊です。

  • 出版社に入社し、漫画雑誌の編集者になるべく就職活動する主人公・可南子。彼女の一人語りで物語は綴られる。
     就職活動と並行して語られるのが、彼女の家族の物語だ。彼女の物事に対する視線は、どこか冷めていて批判的で、それが同様に家族にも向けられた時に表れる『諦め』がとても印象的。

  • 私も就職の際に出版社を受けたので(面接には進めなかったけれど)、面白かったが。。今も就活生もこんなにのんびり就職活動を進めているものなんだろうか?
    大物政治家の娘としての生活も、もう少し踏み込んで書いてくれたら面白かったが、24歳の三浦さんだからこそ書ける本だったと思う!

  • 経験したことを表現するのが一番やりやすいのかな、と。三浦しをんのその後は自分らしさ全開ですが、第一歩はここから。これからも楽しみな作家です。

  • 該当…なるほど確かにカクトウとも読める。でも知ってたらガイトウにしか読めない。しをんさんのオタクな所をそのまんま就活小説にしたような感じで、さくさくと、とても楽しく読めました。ニキくんも、砂子ちゃんもどこか不思議で面白い。西園寺さんとは本当の恋だったのか。ペディキュアを塗ってもらっている姿を想像するとなかなかシュールだけど。お義母さんが最初の印象と違い最後はとても情の厚い人のように思えました。特殊な環境の中で旅人くんと可南子の闘いはなかなかハード。最終的に格闘するものに○、でした。頑張れ、二人とも!!

  • 二時間で一気読み!
    自分にとってはじめてのしをんさん作品のまほろを読んだときの、読みやすいけれど物足りなくない、という感想をふたたび抱いた。
    登場人物一人一人がとても魅力的でみんなを応援したくなる。個人的には砂子や谷沢のスピンオフが読みたいなあ。

    そしてあとがきで重松さんがしをんさんはどの作品でも「人間の孤独を描いている」と書かれていたが、その書評にとても納得した。一人一人、楽しげに生きていても誰もが孤独を抱えている。どれだけその孤独とうまく付き合っていけるかが人生を楽しめるかどうかのポイントになってくるのかもしれない。

  • 登場人物のマイペースさが心地よかった。
    自分を信じるのだ。

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著者プロフィール

三浦 しをん(みうら しをん)。
1976年、東京生まれの小説家。出版社の就職活動中、早川書房入社試験の作文を読んだ担当面接者の編集者・村上達朗が執筆の才を見出し、それが執筆活動のきっかけになった。小説家の専業になるまで、外資系出版社の事務、町田駅前の古書店高原書店でアルバイトを経験。
2006年『まほろ駅前多田便利軒』で直木賞受賞。2012年『舟を編む』が本屋大賞に選ばれ、翌年映画化された。2015年『あの家に暮らす四人の女』が織田作之助賞受賞。また、『風が強く吹いている』が第一回ブクログ大賞の文庫部門大賞を、2018年『ののはな通信』が第8回新井賞を受賞している。
Cobalt短編小説賞、太宰治賞、手塚治虫文化賞、R-18文学賞の選考委員を務める。最新刊に、『愛なき世界』。

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