格闘する者に○ (新潮文庫)

著者 :
  • 新潮社
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本棚登録 : 3833
レビュー : 578
  • Amazon.co.jp ・本 (288ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784101167510

感想・レビュー・書評

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  • 就活を舞台にした、つまらない「一つ」の物語。これを一つの作品として見るなら、つまらない。就活の描写はどれもおざなりで、かといってもう一つの主題である政治家の娘、主人公の背景が面白いわけでもない。
    ほとんどの人がこれを評価するときに使うのが、「三浦しをんのデビュー作だ」とか、「今刊行されている三浦しをんの「色」は、既にこの時にあった」とかだ。全て、三浦しをんを作品を読んだ上でこの作品を評価している。
    そうじゃないと思う。少なくとも、私が本を評価するときに考えるのは、それ一冊で楽しめたかどうかであり、作者の背景や、他作品を知らないと楽しめない作品など、どれだけの読者が喜ぶのだろうか。実家に帰省する際、新幹線に乗る前に、小さな売店で名前も知らない作者の本を買う。そういう人は、その本を何の予備知識もなく読むのだ。

  • 女子大生の就活小説。ゲイかもしれない同級生、出版社を回るも最終で落ちる主人公、(お金には)恵まれた環境など、私には鼻について仕方ない。

  • あれ?
    と思ったが
    デビュー作だったらしい

    出版社業界への就職活動、男尊女卑
    婿養子政治家一族の家族模様
    同性愛、年の差恋愛
    イロイロな要素が収束しないまま終わってしまった!

  • うーん、しをんファン以外にはちょっとキツイかも。

  • 漫画編集者へ憧れる主人公は、確たる目的を持たずに出版社の就職試験を受ける。
    きっと小説家への夢を抱きつつ、卒業を前に周りに流されるように就職活動を行った著者自身?がモデルではないかと勘繰る。

    奇天烈な脳内妄想、斬新かつ冷静な視点、ユニークな人間関係と、最近の三浦しをん作品にも通じる奇抜さが感じられるものの、デビュー作だからか、若さが先に立ってストーリー展開が少し残念。
    就活、腐女子、フェチニズム、ホモセクシャル、政治家世襲、家庭内離婚、弟の家出…と複雑に膨らんだ設定に、主人公を幼稚なキャラクターに仕立て過ぎて、全ては時が解決してくれます的で落ちがない。
    可南子のキャラクターは、複雑な家庭環境への拒絶反応なのか?

  • ぎゃーーーー!聞こえないふり!見ないふり!

  • 主人公たちと同じ文系就活生としてかなり共感できる小説です。
    年の離れた書道家との恋愛模様がどうしても受け付けなかったので星2つにしましたが、その点以外では楽しく読めました。
    K談社と集A社の面接場面に以前、某出版社を受けた時のことを思い出して胃が痛くなりました…。

  • デビュー作とのことで、良くも悪くも新鮮さが出ている。

    「風が強く吹いている」「まほろ駅前、、」など、後の作品のほうが楽しめた。

  • 所謂就職活動のお話。
    格闘って、由来はそこかよ、と突っ込みたくなるような。
    しかしこんな緩やかな就職活動があっていいものか、と少々笑いが出ました。
    総合的な感想としては、イマイチかな、と。

  • 2013.2.11読了

    まぁおもしろいんだけどそれだけな感じ。
    最近の作品の方がおもしろいかな。
    当たりが多かっただけに残念

著者プロフィール

三浦 しをん(みうら しをん)。
1976年、東京生まれの小説家。出版社の就職活動中、早川書房入社試験の作文を読んだ担当面接者の編集者・村上達朗が執筆の才を見出し、それが執筆活動のきっかけになった。小説家の専業になるまで、外資系出版社の事務、町田駅前の古書店高原書店でアルバイトを経験。
2006年『まほろ駅前多田便利軒』で直木賞受賞。2012年『舟を編む』が本屋大賞に選ばれ、翌年映画化された。2015年『あの家に暮らす四人の女』が織田作之助賞受賞。また、『風が強く吹いている』が第一回ブクログ大賞の文庫部門大賞を、2018年『ののはな通信』が第8回新井賞を受賞している。
Cobalt短編小説賞、太宰治賞、手塚治虫文化賞、R-18文学賞の選考委員を務める。最新刊に、『愛なき世界』。

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