風が強く吹いている (新潮文庫)

著者 :
  • 新潮社
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本棚登録 : 11424
レビュー : 1715
  • Amazon.co.jp ・本 (672ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784101167589

感想・レビュー・書評

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  • 『仏果を得ず』も良いけど、一つのことを極める系はこっちの方が面白い。
    走るときに感じる風が感じられる。
    ユキが坂道を駆け下りるシーンが特に印象的で好きかな。

    • kwosaさん
      araさん

      フォローありがとうございます。

      >ユキが坂道を駆け下りるシーンが特に印象的で好きかな。

      僕もこのシーンが好きなんですよ!
      ...
      araさん

      フォローありがとうございます。

      >ユキが坂道を駆け下りるシーンが特に印象的で好きかな。

      僕もこのシーンが好きなんですよ!
      突然、無音でスローモーションになった様子が目に浮かぶようで、とても映像的ですよね。

      時々、本棚を覗きにきます。
      いろいろ面白い本を教えてください。
      これからもよろしくお願いします。
      2013/05/31
  • 性格や思考など全く違う生き方をしている登場人物たちが同じ方向を向いてひたむきに努力する姿。一度手に取るとどんどん読み進められます。物語がゴールに近づくほど、寂しさがどんどんこみ上げるそんなお話

  • これを読んでから、お正月の箱根駅伝をテレビで観るのが楽しくなりました。

  • 走るとは。強いとは。
    すごく哲学的な問いに対して短絡的にタイムを追い求める他大学の選手と、内面的なところにゴールを求める寛政大の選手たち。
    それぞれのキャラクターの考え方には共感できるものばかり。特にキングのキャラクターが人間臭く感じた。

  • 久々の再読。
    今回は箱根駅伝に会わせ、リアルタイムで読みました。

    いいシーンはたくさんあるし、グッと来る台詞もてんこ盛り。
    どれもこれも一番を決められないくらい胸に響くんだけど、今回の私の琴線に触れたのは、6区の山下りで快調に跳ばすユキが走のスピードを体感し走を思いやるシーンの一文

    「走、おまえはずいぶん、さびしい場所にいるんだね。」でした。

    メンバーが自己の限界の辛さの中にありながら、それでも互いを思いやって走る姿に涙がホロリです。←号泣ではないけど。。、

  • 正月の楽しみ、箱根駅伝。今年の正月も例に漏れず箱根駅伝を堪能し、さらに本も読みたくなり手にとった一冊。理由は異なれど「走る」ことをやめてしまった走とハイジ。偶然出会った二人と竹青荘に住む陸上に関してはほぼ素人の住人たちが目指したのは、学生ランナーの憧れ『箱根駅伝』だった。箱根駅伝で襷を繋ぐという一つの大きな目標に向かい、仲間と共に走り続けることで「走る」ことの意味や愉しさに気付いた走。ほぼ初心者に箱根駅伝は無理だろうと思ったが、そんな当たり前のことは綺麗に吹き飛ばしてくれる爽やかで温かい友情物語だった。

  • 駅伝の話である。
    私が今まで読んできた三浦しをんの中で一番ページ数が多いのがびっくり。
    文庫で600ページ以上!
    そして、何よりもその量を感じさせないくらいに、一気に読み進めてしまう内容の面白さ。

    最初、主人公はハイジなのかと思いきや、走とハイジのバディものであることが判明。
    走る…ただそれだけの行為に、いろんな思いがあふれる様、各キャラクターの心理描写は見事というべきところ。
    ジョージとジョータの双子設定が、最初、桜蘭高校ホスト部のふたりのような感じかな? と思いきや、似ている部分や似てない部分もあり、まぁそういう表現になるよなぁと。

    面白かった! に尽きる一冊。

  • 走るということにかける思いが素晴らしかった。長距離を走ったこともないような人達で構成させれた弱小チームが箱根駅伝で良い結果を残すまでに成長する物語。このメンバーだからこそ成し遂げられたことだと思う。
    チャレンジしても良い結果が得られないかもしれないが、チャレンジしなければ良い結果が得られることは絶対にない。僅かでもある可能性にかけて挑戦してみることが大切だと感じた。
    箱根駅伝本番の部分は一気に読んでしまった。読んでいるこちらまでハラハラドキドキするような争いでページをめくる手を止められなかった。
    最後は寛政大を応援する一観客として、応援しながら読んでいた。
    ここまで感動する物語だとは思っていなかった。

  • ◎読後が「駆け抜けることができた爽快感」

    主人公のカケルは、陸上競技の一線から退いた・・・つもりだったが、事件をきっかけに出会うハイジに誘われ、また戻ることになってしまった。
    ハイジをはじめとした竹青荘の「超」がつくほど個性的なメンバーと箱根駅伝を目指すことになる。この面々で本当に出場できるのか?と最初誰もが思うのだが・・・?

    三浦しをんさんは本当にいろんな引き出しを持っておられる。
    綿密な取材と心情の描写は、実際の箱根駅伝のドキュメンタリーを見ているかのようにリアルで、そして感動する。

    読後は「駆け抜けることができた爽快感」。
    そして私は後半3分の2から涙。感動してしまって止められませんでした。

  • 素人を含む10人だけのメンバーで箱根駅伝を目指して走り実際に出場するという話で、リアリティ自体はあまりないですが、そんな事は関係なく、良い小説だと思います。
    10人それぞれにドラマがあり、走る理由も違うけど、襷をつなぐためだけに走る。それだけでこれだけ感動させられる小説はなかなかないと思います。
    陸上だけでなく、人生を一生懸命に生きていきたい、生きている人には共感できる小説だと思います。
    高校生ぐらいの時に読みたかったなあ。

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著者プロフィール

三浦 しをん(みうら しをん)。
1976年、東京生まれの小説家。出版社の就職活動中、早川書房入社試験の作文を読んだ担当面接者の編集者・村上達朗が執筆の才を見出し、それが執筆活動のきっかけになった。小説家の専業になるまで、外資系出版社の事務、町田駅前の古書店高原書店でアルバイトを経験。
2006年『まほろ駅前多田便利軒』で直木賞受賞。2012年『舟を編む』が本屋大賞に選ばれ、翌年映画化された。2015年『あの家に暮らす四人の女』が織田作之助賞受賞。また、『風が強く吹いている』が第一回ブクログ大賞の文庫部門大賞を、2018年『ののはな通信』が第8回新井賞を受賞している。
Cobalt短編小説賞、太宰治賞、手塚治虫文化賞、R-18文学賞の選考委員を務める。最新刊に、『愛なき世界』。

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