黙阿弥オペラ (新潮文庫)

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  • Amazon.co.jp ・本 (225ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784101168272

感想・レビュー・書評

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  • 2014/10/28
    読み終わった。
    井上ひさしイヤー続きます。江戸と明治、時代の間で起こる群像劇です。戯曲です。

  • 歌舞伎ファンは誰もがきっと思いを馳せるに違いない、明治維新後の演劇改良運動による黙阿弥の無念。それまで庶民のものであった歌舞伎は、西洋のオペラの様に貴人や外国人のために高尚に祭り上げられてしまいます。時代に取り残された黙阿弥はきっと寂しく悔しかった事でしょう。

    この戯曲ではそんな彼の心境が生き生きと描かれています。

    「人の心と言葉、これはそうやすやすとは変わりませんよ。そしてその二つで芝居はできているんです。芝居がそうたやすく変わってたまるものですか」( P139 )

    それにしても産業革命を成功した欧米諸国に追いつく為に、急速な近代化を推し進めた日本ですが、歌舞伎に関していえば演劇改良運動後の演目よりも、黙阿弥の演目のほうが圧倒的に親しまれている事は実に興味深いですね。

  • 本を読むより、舞台で見たほうが楽しそうだなあ…当たり前か。

  • 新年1冊目読了。
    古本屋でふと出会った「黙阿弥オペラ」。
    舞台は観に行けなかったけど、イメージしながら読んでみた。
    藤原竜也の五郎蔵もさることながら、鋼太郎さんの新七、観てみたかったなぁ。
    なんか平和なお話でした。
    それぞれの人物が大いに活躍する場面がなくて、
    仁八そばに集った時のそれぞれの表情がおもしろい。

  • みんな苦労してお金をためてお芝居を見に来てるんだ、世の中つらいことばっかりだけど、自分だけじゃないんだって安心して元気を出すために、そのために芝居に来てるんだ、というところのセリフが好き。年月はこんなにも早くすぎていくのかなぁ。

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