狂気の沙汰も金次第 (新潮文庫)

著者 :
  • 新潮社
3.49
  • (33)
  • (36)
  • (127)
  • (2)
  • (1)
本棚登録 : 662
感想 : 24
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (496ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784101171036

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • この人がSF作家だなんて想像がつかなかった

  • 夕刊フジ連載。標題は文藝界ではSFというジャンルは子供騙しで内的必然性無用と差別されるのを皮肉っているらしい。会社員の妻になれば寿退社して専業主婦になるのが普通だった時代に「サラリーマンと言うのは差別語になりますよ」と現代を言い当てた。そんな【常識】を挑発する短文に山藤がイラストを付けたコラボ。全集で文だけ読むと意外に真面目なように感じてしまうのは時の移り変わりか。専業主婦は現在、高収入のステータスシンボル、専業主夫もあり。タブーに喧嘩を売るのは《常識の限界》を弁えているからだが、一般人は斬られても無感知

  • これが新聞連載だったとは…
    今の御時世では色々とアウトな内容がてんこもりで、「新聞のコラムに載っている」状況を想像しながら読むとよりいっそう楽しめる。

    昭和51年発行と、自分が生まれるよりも前のものなので、話題はほぼ何一つ理解できないが、作者の痛快な文体に話が分からないながらも笑ってしまう。

  • 最強エッセイ集。山藤章二さんのイラストもとても素敵です。

著者プロフィール

小説家

「2017年 『現代作家アーカイヴ2』 で使われていた紹介文から引用しています。」

筒井康隆の作品

この本を読んでいる人は、こんな本も本棚に登録しています。

有効な左矢印 無効な左矢印
有効な右矢印 無効な右矢印
  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×