串刺し教授 (新潮文庫)

著者 :
  • 新潮社
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本棚登録 : 238
レビュー : 11
  • Amazon.co.jp ・本 (274ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784101171227

作品紹介・あらすじ

崖から転落して鉄柵の尖端に串刺しにされた大学教授を目撃したガソリン・スタンドのサーヴィスマンが最初にしたことは?写真週刊誌時代の未来を予見した作品として「東海道戦争」などと並ぶ表題作。やくざが女学生の言葉で会話し、女学生が中年紳士の言葉で会話し、中年紳士が主婦の言葉で…会話する「言葉と」。人間がきつねをだます奇怪至極の「きつねのお浜」など全17編。

感想・レビュー・書評

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  • 串刺し。

  • 読者を翻弄するのが目的かと思われるほどにハチャメチャな内容。一言一言が読んでいて楽しい。

  • 東京幻視はけっこういい。
    妻四態がおもしろい。落語とかで聞きたい感じ。
    遥かなるサテライト郡、はシーンが段落を変えずに続くのだが不思議とそれが作品の全体に対して効果を発揮しているように感じられる。
    表題作、串刺し教授はまったくタイトルから受ける読む前の印象に反して、現実的である。徒労に終わる労働や、虚しさや、人間関係のけだるさを含めて人間的なものを表現しているようだ。

  • まあ、こんな話を思いつくこともナニだけど、小説に書いてしまうのはもっとナニだよなぁと。うん、面白かった。

  • 2010.12.14(火)。
    短編集

  • この短編集に収録の『句点と読点』という作品が大好きなのだが絶版なのだろうか?他に収録されている作品集はあるのだろうか?

  • 記憶に無い

  • 「旦那さま留守」「日本古代SF考」「句点と読点」「きつねのお浜」「風」「春」「妻四態」「点景論」「通過儀礼」「東京幻視」「言葉と〈ずれ〉」「追い討ちされた日」「シナリオ・時をかける少女」「退場させられた男」「風」「座右の駅」「遥かなるサテライト群」「串刺し教授」

    名前のインパクト凄過ぎ。相変わらずの筒井さん。
    『妻四態』がのっけから面白い。
    『春』だけはどうしても読めなかった。文字読むのがしんどくて。

  • 『春』がバカバカしすぎ。真似したくなる。

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プロフィール

筒井 康隆(つつい やすたか)
1934年大阪市生まれ。日本を代表するSF作家の一人と目され、小松左京、星新一と並び「SF御三家」と称されることもある。
1981年『虚人たち』で泉鏡花文学賞、1987年『夢の木坂分岐点』で谷崎潤一郎賞、1989年「ヨッパ谷への降下」で川端康成文学賞、1992年『朝のガスパール』で日本SF大賞をそれぞれ受賞。1993年に断筆宣言を行ったことは大きな話題になった。1996年断筆解除後には、2000年『わたしのグランパ』で読売文学賞、2010年に第58回菊池寛賞、2017年毎日芸術賞をそれぞれ受賞。2002年には紫綬褒章も受章している。
代表作のひとつ『時をかける少女』は度々映画化、アニメ化され、多くの読者に愛される。ほか『日本以外全部沈没』、『文学部唯野教授』、『旅のラゴス』、『残像に口紅を』などは機会あるごとに話題となり、読み返されてきた。

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