ロートレック荘事件 (新潮文庫)

著者 :
  • 新潮社
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本棚登録 : 3263
レビュー : 414
  • Amazon.co.jp ・本 (258ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784101171333

感想・レビュー・書評

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  • なるほど。このようなやり方があったか。またしても騙された。

  • ぼちぼちですね。
    最初のプロローグと違和感と、もしかしたら、と感じながら読み進めて、あっさり終わってしまいました。読みやすかったですが、気持ち的には大きなもりあがりもなく、少し昔の文章だからですかね。

  • 作者の筒井康隆は小説家だけではなく、劇作家や俳優などもこなすマルチな才能の持ち主である。
    なんとあの「時をかける少女」の作者でもあるのだ。これは驚きだ。

    本作は有名な叙述トリックをモチーフにしている作品だ。
    ただ、そのトリックの解説がクドいなと思った。でも当時は今ほどネットが普及しておらず、考察サイトなんてものもなかっただろうから致し方ないのかな。

    ページ数は文庫本で250ページくらい。一晩あれば読めてしまうくらいあっさりとした作品だ。

    なお、本作でたびたび登場するロートレックとはなんぞや?と思いの方はネットで画像検索をかけてみよう。ロートレックの意味を理解した上で読んだ方が本作は二倍楽しめる。

  • 普通に騙されました。最初に名前出でくるところで「誰⁈」ってなった、、、
    動機はいまいちピンとこなかったけど、その人の立場になったらそうなのかなと思った

  • 4時間かからないくらいで一気に読みました。

    評価は★★★☆☆。

    読んで損はなし! 改めて読む機会があったなら★4つになりそう。



    ↓(以下ネタバレします)






    何がダメだったって私がこの本を読むタイミング、、

    ちょうど似たトリックの本を読んだ直後だったので、序盤で答えがわかってしまった、、、

    途中出てくる館内の部屋の図面で確信。

    出てくる伏線を全部拾えてるわけじゃないので、気づいた瞬間から読む意味がなくなるわけでもない。けど、終盤に気づくのが最大の楽しみなのに、先に気づいてしまったもんだから感動薄。

    読み終わったときは、事件の舞台が「ロートレック荘」である必要がどこにあったのかわからずそれも戸惑ったが、ネットで感想・解説を読んでやっと意味がわかった。

    登場人物の身体的特徴に文学的意味をもたせるためにも必要だったのですね。

    私の妹が、東京でロートレック展に行ったばかりであり、また私も有名なムーラン・ルージュの絵が好きなのでタイミングはよかったけれど、、もう少し各部屋にある絵それぞれと事件が絡めばいいのにと思ったり。

  • 面白かった。
    親友が、普通こっちやろ、と違う者がいたことがわかった時にはビックリした。

  • 日本SF界の巨匠筒井先生の傑作です!
    随分前に読破したんですが、内容は今でもはっきり覚えています。それほど印象に残る作品です!
    読後は一人で「やられたー」って叫んだのを覚えています(笑)
    SF巨匠×ミステリー=こんな感じになるんだ〜‼︎
    とても短い作品の上、見取り図や絵画が挟んであるのと魅力の一つだと思います。
    内容は何言ってもネタバレになってしまいますが、あえてこれだけ言っておきます!
    この作品のトリックを見破って見たい人にヒント!
    「ヒントは最初の見取り図です!」
    私自身初見見取り図を見た時は全く違和感も感じませんでした(笑)、しかし、読後すぐに見取り図を見て、悔しい思いをしました。
    とにかく面白いです。
    未だ未読の方は是非ご覧になって下さい!

  • 《おすすめミステリー》や《どんでん返し》で必ずと言ってよいほど挙がる作品。やっと読みました。『イニシェーションラブ』や『十角館の殺人』より前に読んだなら、より一層衝撃を受けたと思います。今回でも充分「やられた~」って思いましたけれど(苦笑)。
    読み始めからどんな仕掛けがあるのだろうと警戒しながら読んだのですが、見事に騙されました。違和感は結構感じていたのですが、そんなこととは気付きませんでしたね…(溜息)。いえ、ほんとに素晴らしいと思いました。もう一度読み直したくなる作品です。ラストも苦いです。

  • まさか会話文の読みにくさこそがトリックにつながっていたとは。すっきりと騙された。個人的にあの屋敷の見取り図に一番してやられた。

  • 読了日2012/12

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著者プロフィール

筒井 康隆(つつい やすたか)
1934年大阪市生まれ。日本を代表するSF作家の一人と目され、小松左京、星新一と並び「SF御三家」と称されることもある。
1981年『虚人たち』で泉鏡花文学賞、1987年『夢の木坂分岐点』で谷崎潤一郎賞、1989年「ヨッパ谷への降下」で川端康成文学賞、1992年『朝のガスパール』で日本SF大賞をそれぞれ受賞。1993年に断筆宣言を行ったことは大きな話題になった。1996年断筆解除後には、2000年『わたしのグランパ』で読売文学賞、2010年に第58回菊池寛賞、2017年毎日芸術賞をそれぞれ受賞。2002年には紫綬褒章も受章している。
代表作のひとつ『時をかける少女』は度々映画化、アニメ化され、多くの読者に愛される。ほか『日本以外全部沈没』、『文学部唯野教授』、『旅のラゴス』、『残像に口紅を』などは機会あるごとに話題となり、読み返されてきた。

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