笑犬樓の逆襲 (新潮文庫)

著者 :
  • 新潮社
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レビュー : 6
  • Amazon.co.jp ・本 (425ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784101171500

作品紹介・あらすじ

断筆解除をしてみれば、世間は面妖なことばかり。狂牛病の牛を哀れみ、ヒトゲノム解読を解読し、税務調査官の態度にあきれ、自民党の変貌を嘆き、酒鬼薔薇聖斗の出現に耳を欹て、歩行者喫煙取締りを糾弾し、小中学生や男の化粧を断固支持し、ホース片手に隣家の火事を消し、柳美里裁判に物申す!「ならず者の傑物」筒井康隆が狂気の時代を迎え撃つ、獅子奮迅、呵々大笑のエッセイ集。

感想・レビュー・書評

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  • 断筆宣言後のエッセイ。

  • 久しぶりの筒井節は文字もそう大きくなく、文も軽快。「悪魔の辞典」の訳をやってみるというのは、ネタとして非常に面白そうだ。役者稼業の話が若干鼻につくのが難点。

  • 断筆解除後のエッセイ。ところどころには攻撃性も見られるがそれでも随分と丸くなっている。現在刊行されてるエッセイ集はこれを含めて数冊しかない。この本の前作にあたる『笑犬樓よりの眺望』も絶版になってしまっている。まあ時事ネタの多いエッセイだから仕方ないと言えばそうなのだが、それにしたって昔の面白いエッセイが絶版になってるのは何とも言えず寂しい。このエッセイは筒井狂入門には丁度いい毒性を持っているから、ここを足がかりに様々なエッセイを読んで是非とも筒井狂になっていただきたいと思う。

  •  筒井康隆氏の断筆以後を書いたエッセイです。
     作家が食っていくということは?税務署は作家をどう見ているのか?作家と役者の二足のわらじをはくと…?という「普通ない」生活の様子が描かれます。

  • やっぱり想像力が桁違いだなと痛感した。

  • 断筆解除後のわははは戦いの筒井日記。痛快。

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