贅沢貧乏 (新潮文庫 草 174-2)

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  • Amazon.co.jp ・本 (237ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784101174020

感想・レビュー・書評

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  •  図書館から借りました
     
     エッセイ。
     著者は森鴎外の娘。

     エッセイで、耽美なのは初めて読む気がする。
     なに、この濃厚な、身の回りの品々の、濃厚な描写は。
     硝子への偏愛、執着から、色に対するこだわりから。
     この生き方、いいなぁ。羨ましい。
     一人部屋にこもって、夢の中で生きていく。
     美しいものだけで部屋を構築する。
     いいなぁ。(うっとり
     けして、お金が余っているわけではなく、どちらかというと、お金がない人なのだけれど。
     でも、飼っている黒猫つるしたりするのは・・・虐待かと(笑

     まるで、ステンドグラスのぼややんとした光の中にあるかのような文章が続く。
     古い漢字が使われているので、また当時有名な人たちが出ているが、無夜が読んでいない作家が多いので、読みにくいところはあるのだが……読みやすい。(複雑な文章だねー
    読むのにすごく時間がかかった。恩田陸の「図書館の海」を翌日読んだが、ページ数は同じぐらいなのに(300頁前後)、倍ぐらいかかっている気がする。

     この人のは、他の本も読めそうな気がする。

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