新源氏物語(上) (新潮文庫)

著者 :
  • 新潮社
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本棚登録 : 1103
感想 : 112
  • Amazon.co.jp ・本 (544ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784101175140

作品紹介・あらすじ

現代のヒーローとして甦った"光る君"。平安の宮廷で華麗に繰り広げられた光源氏の愛と葛藤の物語を、新鮮な感覚で"現代"のよみものとして描いた大ロマン長編-比類ない美貌と知性、そして高貴な身分を持つ源氏は、至福の愛を求めて、許されぬ恋、苦しい恋を重ねる…。上巻には、「眠られぬ夏の夜の空蝉の巻」より「佗びぬればはかなき恋に澪標の巻」までを収める。

感想・レビュー・書評

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  • 母の本棚に眠っていた本。いきなり六条御息所とか出てきて桐壺の宮がいじめられるシーンないのかなって思った。まあけどやっぱりよかった。そりゃ星5ですよ、

  • 実家の本棚より。
    確か20年くらい前に夢中で読んだ本。
    再読。

    なんと涼しげで静かな本。
    それでいて人間臭い。

    昔感じたこととの違いを楽しみながらゆっくり読む。

    最近ミステリーや青春ものを読んでたから、なんだか久しぶりに帰ってきた感じ。
    先が気になってガンガン読むのもいいけど、一文一文を味わって夢見心地で読むのもいい。

    若い頃の頭の中将と源氏の君のコンビが楽しすぎる!マンガみたい!

    時々ブラックな考え方をする源氏の君にニヤリ。
    紫の上の初めての日の場面で泣けてしまったのはなぜ?
    昔は全然だったのに…。
    娘が出来たから?

    あとやっぱり源氏は脂の乗ったおっさんになってからが面白い。

    昔読んだ時は空気のような存在だった花散里。
    かなりいいポジションにいるのに気づく。

  • 高校時代に一読し、京都来訪前に再読

  • 円地文子さん、瀬戸内寂聴さん、大和和紀さんの漫画まで、読み漁り、それでも、時折、源氏物語読みたくなるのは何故だろう。同じ物語でも、作家さんによって、見える色も、感じる香りも、肌触りも、違ってくる。
    今回の田辺聖子さんは、登場人物が身近に感じられる。
    ただ、美しくない登場人物や年を経た女性への描写がきつく感じられてしまった。

  • 自分に都合のいい言葉をつらつら並べて言い訳を重ねる浮気男。

  • 読んでよかった。単なる浮気男の話ではない。それぞれの登場人物に、それぞれの性格と背景があり、よく練られた物語になってる。

  • 源氏物語田辺聖子訳。読みやすく、かといって優雅さを損なうこともない。
    これまで「あさきゆめみし」か国語の授業くらいしか読んだことがなかったが、恋愛メインとはいえ、政治問題も絡んで勉強になる。現代とは感覚が違うし、源氏の魅力もわかるのだが、やはり、父兄の妻に手を出し、紫の上が一番といいながら、謹慎中に明石の君と子を作り、帰ってくれば六条御息女の娘に気を惹かれる源氏の懲りなさにはちょっと呆れる。当時の女性方はそうは思わなかったのだろうか。紫の上派としては、明石の君が、うーん、どうしても好きになれない。悪いのは源氏なんだけども。

  • 源氏物語の入門書として、オススメです。

  • 源氏物語の中では1番詳しく訳されていてよかった。

  • とにかく読みやすい
    女の業はいつの世も変わらないものなのかと…。

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著者プロフィール

田辺聖子

一九二八年、大阪生まれ。樟蔭女専国文科卒。六三年、『感傷旅行(センチメンタル・ジャーニイ)』で芥川賞を受賞、八八年、『花衣ぬぐやまつわる……わが愛の杉田久女』で女流文学賞、九三年、『ひねくれ一茶』で吉川英治文学賞、九四年、菊池寛賞を受賞。九八年、『道頓堀の雨に別れて以来なり』で泉鏡花文学賞と読売文学賞を受賞。二〇〇八年、文化勲章受章。大阪弁で軽妙に綴る現代小説の他に、古典文学の紹介、評伝小説など、著書多数。一九年六月死去。

「2020年 『大阪弁おもしろ草子』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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