源氏がたり 3 (新潮文庫 た 14-27)

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  • Amazon.co.jp ・本 (300ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784101175270

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  • 源氏没後のお話。

    明石の中宮(源氏と明石の君との間に生まれたちい姫)と帝の間に生まれた匂宮と、
    女三の宮と源氏の間に生まれた(実際は柏木との子)薫。

    真面目で純情、誠実で優しい薫と華やかで情熱的、強引な匂宮ね…どっちも魅力的に書かれる辺り、少女マンガっぽい。

    夕顔、紫の上、藤壺、朧月夜、大君が好きやけど、今読むと浮舟も嫌いじゃないな。

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著者プロフィール

1928年3月27日生まれ、大阪府大阪市出身。樟蔭女子専門学校(現・大阪樟蔭女子大)卒業。1957年、雑誌の懸賞に佳作入選した『花狩』で、デビュー。64年『感傷旅行』で「芥川賞」を受賞。以後、『花衣ぬぐやまつわる……わが愛の杉田久女』『ひねくれ一茶』『道頓堀の雨に別れて以来なり 川柳作家・岸本水府とその時代』『新源氏物語』等が受賞作となる。95年「紫綬褒章」、2000年「文化功労者」、08年「文化勲章」を受章する。19年、総胆管結石による胆管炎のため死去。91歳没。

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