七つの恋の物語 (新潮文庫)

著者 :
  • 新潮社
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本棚登録 : 65
レビュー : 8
  • Amazon.co.jp ・本 (317ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784101176093

作品紹介・あらすじ

赤坂みすじ通りの、ちょっと変った名前のスナック"水曜日の朝"のお客たちが、聞き上手のママにさそわれて語りあかす話のなかに愛の美学を鮮やかにすくいとった連作小説。交通事故の手術のために骨盤の骨を提供してあげたことがかえって重荷となり、恋人に自殺されてしまうデザイナーの話「恋骨」。自分のベッドに他の女をつれこむような男でも別れられない「恋闇」など七つ物語。

感想・レビュー・書評

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  • 『水曜日の朝』というスナックの関係者が織りなす
    七つの『恋』の物語。

    最初の骨の話には、かなりの衝撃です。
    人の骨を使った手術、なんてものがあるというのに。
    2つ目の寝る話も、何だか分かる気がします。
    特徴を失うと、もう元には戻れない。
    そんな気でいっぱいになってしまいます。

    4つ目の闇の話は…馬鹿な女、と言ってしまえば
    それで終了。
    最後、自分が納得できればよし?
    しかしそれをいうなら、次の話は…若かったから?
    切り替えが早かったのか、捨てられそうなのか。

    6つ目の話は、4つ目と対照的。
    相手に子供ができた、というのも関係あるでしょうが
    この男はどれほど甘い考えで生きているのか。
    真実を突きつけられても消化できてないのが
    己がどこに座っているかも理解できてなくて
    非常に滑稽です。

  • 赤坂のスナック「水曜日の朝」でママに語られる恋愛物語の短編集。
    古い本なので、価値観が今と違っていて新鮮。
    でも、いろんな人がいるねーという感想。

  • 30年も前に書かれた「七つの恋の物語」
    「水曜日の朝」という赤坂のスナックに訪れるお客の恋の話。
    お客の相談にのるママにも悲しい恋の思い出がある。
    携帯電話もない、この時代の背景がいま読んでみると懐かしく思える。
    古い本を読み返すのもなかなかいいもんだ。

  • 看病ついでに義母の本棚から借りた古い本。7つの恋の短編集です。久しぶりに読んだわ〜恋愛小説。

  • 私は好き。昔の作品が好き。

  • スナック「水曜日の朝」に来るお客さん達、ママの恋愛話。短編なので、読みやすい。

  •  聞き上手のバーのママのもとに訪れる、お客さんの恋のお話。短編集。<br><br>

     病気とか病院とかの登場回数が多くて、なんだかグロいな、と思ってしまいました。<br><br>

     ぶっちゃけ最後まで読んでません。中央線で、寝てたら落としてしまったみたい・・・にしても、何とも恥ずかしいタイトルの本を落としてしまった。諦めよう。

  • 短編集。全7話。

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プロフィール

渡辺 淳一(わたなべ じゅんいち)
1933年10月24日 - 2014年4月30日
北海道空知郡上砂川町朝陽台出身。1958年札幌医科大学医学部卒業。医学博士。しばらくは医者と同人誌活動を兼業。この時期1965年、『死化粧』で第12回新潮同人雑誌賞を受賞している。整形外科医師として医科大に勤務していたが、そこで行われた日本初の心臓移植手術に対し疑義を呈し、移植手術を元にした作品を記して辞職。以降、作家専任となる。その作品『白い宴』は1970年直木賞を受賞した。
1979年『遠き落日』『長崎ロシア遊女館』で第14回吉川英治文学賞、1983年『静寂の声 ― 乃木希典夫人の生涯』で第48回文藝春秋読者賞、2003年菊池寛賞、2011年『天上紅蓮』で第72回文藝春秋読者賞をそれぞれ受賞。ほか、2001年アイスランド隼勲章騎士章、2003年紫綬褒章を受章している。
その他代表作に、映画化されたベストセラー『失楽園』、『愛の流刑地』、そしてエッセイ集『鈍感力』などがある。

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