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- Amazon.co.jp ・本 (409ページ)
- / ISBN・EAN: 9784101176109
感想・レビュー・書評
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姉妹といえども、どれも違うパターンの女で面白い。
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文庫版の装丁が美しいです。京都の美人姉妹の話。4人姉妹のうち2人は東京に出ているけれど京都弁は直してないので、全体に流れるやわらかい感じがとてもいいです。それぞれいろんな立場や境遇で強く生きており、ランダムにスポットがあたっていきます。全員とっても美人らしく、しかも若いのに銀座のクラブのママや京都の老舗料亭の女将だったりしてとてもかっこいいので、読んでいて楽しい。上巻は主に亡くなった長女の鈴子と、その双子の頼子、三女の里子が登場。最後に末娘の槇子の章があるけれど彼女は80年代当時の流行最先端な女子大生らしく、現代とはかなりのギャップがありちょっと笑える部分もあります。
<さくら、若葉、初虹、夏草、川風、秋草>
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