ローマ人の物語 ローマは一日にして成らず 上 (1) (新潮文庫)

  • 新潮社 (2002年5月29日発売)
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  • 本 ・本 (208ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784101181516

感想・レビュー・書評

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  • 積読がたくさんあるにもかかわらず、とうとう手をつけてしまった^^;

    歴史超大作「ローマ人の物語」。

    いつまでかかるかわかりませんが、気長にゆっくりと読み進めて行こうと決意し、一気に約30冊をまとめて購入しました。

    ローマ誕生から王政、共和制へと移り変わる過程。

    ローマを語るうえで外せない地中海を中心としたギリシャ、ペルシア。

    随分昔に学んだ気がしますが、恥ずかしながら読みながらも思い出せない(汗)

    ローマ帝国一千年の歴史。

    ゆっくりと楽しんでいきます。


    説明
    内容紹介
    ローマ人の物語ローマ誕生、王政から共和政へ。

    前753年、一人の若者ロムルスと彼に従う3千人のラテン人によりローマは建国された。7代続く王政の下で国家としての形態をローマは整えてゆくが、前509年、共和政へ移行。その後、成文法制定のために先進国ギリシアへ視察団を派遣する。ローマ人は絶頂期のギリシアに何を見たのか—— 。比類なき大帝国を築きあげた古代ローマ。その一千年にわたる興亡の物語がいま幕を開ける。

    内容(「BOOK」データベースより)
    前753年、一人の若者ロムルスと彼に従う3千人のラテン人によりローマは建国された。7代続く王政の下で国家としての形態をローマは整えてゆくが、前509年、共和政へ移行。その後、成文法制定のために先進国ギリシアへ視察団を派遣する。ローマ人は絶頂期のギリシアに何を見たのか―。比類なき大帝国を築きあげた古代ローマ。その一千年にわたる興亡の物語がいま幕を開ける。
    著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)
    塩野/七生
    1937年7月7日、東京生まれ。学習院大学文学部哲学科卒業後、イタリアに遊学。68年に執筆活動を開始し、「ルネサンスの女たち」を「中央公論」誌に発表。初めての書下ろし長編『チェーザレ・ボルジアあるいは優雅なる冷酷』により1970年度毎日出版文化賞を受賞。この年からイタリアに住む。82年、『海の都の物語』によりサントリー学芸賞。83年、菊池寛賞。92年より、ローマ帝国興亡の一千年を描く「ローマ人の物語」にとりくむ。93年、『ローマ人の物語1』により新潮学芸賞。99年、司馬遼太郎賞。2002年、イタリア政府より国家功労賞を授与される(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

    • goya626さん
      ヒボさん
      ローマ人の物語は、パクスローマのところまで行って、挫折しました。一度、読む勢いを失うともう駄目なんです。まあでも、そこまでだと、...
      ヒボさん
      ローマ人の物語は、パクスローマのところまで行って、挫折しました。一度、読む勢いを失うともう駄目なんです。まあでも、そこまでだと、カエサルの話の2巻分が抜群に面白かったですね。
      2021/09/07
  • 長い長い大河ドラマ。でも最高に面白い。私はハンニバルのポエニ戦争のくだりがお気に入り。紀元前にすでに共和制が整ったローマはさすがだな。

  • 一巻のみでなくこの「ローマ人の物語」全巻を読み終わっての感想でありますが、ヨーロッパがどのようにして出来上がってきたのかがこのように面白く読ませてくれるものは無いと思います。
    特に何がスバラシイかと言いますと、実に地図の使い方が上手い!
    若干クドイくらいに地図が、文章とともに出てくるのでどこで何が起こったか、常に確認出来ます。

    もちろん教科書のような無機質なものではなく、
    個人的に塩野オバサマから「イイ男ってのはね、、」とサロンで語りかけられるような部分もあり、その時代を生きた生の人間への評価を通して人として学ぶもの、もしくは反面教師とするものを教えていただいた気もします。

  • ローマは強国二つに選ばれなかったから平和だったんだ!知らなかった!エトルリアがローマの手前で国が終わってるから、ローマほんとに目に入らなかったんだね。(^∇^)

  • ポッドキャストのコテンラジオという番組で、ハンニバル、ポエニ戦争の歴史を聴き、前から気になっていた、このシリーズに遂に突入。ローマ建国から共和政の最初まで。そしてギリシアの様子が書かれた最初の巻。面白くて一気に読んでしまった。まだまだ小さなローマ。まずはハンニバルと戦うまでの歴史をしっかり理解していきたい。しばらくローマ漬けになりそうです。

  • いつか読もうと思い、手を出したシリーズ。
    誰も欲しがらなかった地ローマが、少しずつ大きくなっていく過程が描かれている。と思ったら、ギリシアの話も。そこまで世界史に詳しくないけど、トロイや300など、映画で観たことのある物語が出てくるので、飽きずに読めた。

    暦の改革、各月の呼び名の由来が興味深かった。英語もラテン語(ローマ文明)の影響を大分受けてるんだなあ。

  • 塩野七生さんのシリーズ『ローマ人の物語』の43巻の中の1巻目を読了です。本書は、ローマの建国時代から、王政、共和制まで。さらに、ローマ法を編纂するために調査団がギリシアに派遣されたということで、ギリシアの歴史をペルシア戦争まで振り返ります。

  • 歴史に疎いので知識を得ようと思い,手を取った。

    ローマでの歴史を基にかかれたお話で,
    何冊も続いているシリーズものの1冊目。
    最後まで読み切れるか若干不安ですが,
    読みやすかったです。

  • ローマの成り立ち、7代続いた王政、共和制への移行が綴られている。
    最後に少しだけギリシャの歴史についても触れられている。
    ローマの王1人1人に特徴があって読んでて面白かったです。
    7代続いた王政が世襲制じゃなかったのには驚き。

    ローマ人達は身の回りの色々なものを神にしてしまう多神教だったそうです。
    キリスト教とは正反対ですね。
    個人的には多神教的な考えの方が好きかもしれない。
    夫婦喧嘩の神のエピソードはなるほどな、と思った。

    ギリシアのポリスについては、世界史でちらっとやったけど、こんな経緯があるのは初めて知ったなぁ。
    ギリシア史についてもう少し詳しく知りたくなりました。

    個人的にはスパルタには絶対に住みたくないです。

  • 映画「300」のエピソードも出てきた。小説として読む分には面白い。
    気に入ったフレーズ: 上に立つ者は、いつの時代でも醒めている。

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