ローマ人の物語 (4) ― ハンニバル戦記(中) (新潮文庫)

  • 1712人登録
  • 3.97評価
    • (230)
    • (192)
    • (239)
    • (2)
    • (2)
  • 134レビュー
著者 : 塩野七生
  • 新潮社 (2002年7月1日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (262ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784101181547

ローマ人の物語 (4) ― ハンニバル戦記(中) (新潮文庫)の感想・レビュー・書評

並び替え:

表示形式:

表示件数:

  • まさかスペインからアルプスを越えてイタリアに攻め込むなどとは誰しもが考えなかったことであろう。 多大なる犠牲を払いつつローマに連勝する。 特にハンニバルは情報収集に力を入れたようだ。 日本が負けた要因の一つにこの情報収集を軽くみたことがあるだろう。 ハンニバルとスキピオの戦いが始まる。

  • 戦史に名高いハンニバルのアルプス越え。苦労して連れて行ったゾウがイタリアの冬の寒さの為に全く機能しなかったとは…。アフリカ生れの彼等にしても偉い迷惑だっただろう。ゾウはなくても、その後のハンニバルがローマ軍を手玉に取る様子は英雄的と言うよりも悪魔的。一方のローマ軍も一年交代の軍政にも拘わらず、次々と人材が現れる。そしてカンネの闘いにおける歴史的大敗時にも、負軍の将の責を一切問わなかった処に、却って凄身を感じた。途中、敵軍師として「エウレ~カ!」の老アルキメデスが顔を出し、最後は若き日の“老スキピオ”登場!


    8月は1冊も読めなかったが再始動。♪ハンニバル ゾウにゆられて お山越え♪の巻! 2012年09月04日

  • 第2次ポエニ戦役。
    天才ハンニバルが冬のアルプスを越えてイタリアに。
    ローマ北方のガリア人を引き連れつつ、南下してくる。
    ハンニバルは、ローマ連合を解体するため、イタリア半島の南部を占領。シラクサも同盟を解消してしまう。
    しかし、ローマ連合はなんとか持ちこたえ、一方のハンニバルは、援軍がないまま、各地に戦力を分散せざるを得ない自体に。
    各個撃破の形で、占領された地域を解放するローマ。

    一方、ハンニバルの本拠地スペインでは、ローマ側の天才スキピオが活躍。スペインにいるカルタゴ陣営を撃破する。

  • カルタゴの稀代の戦術家ハンニバルのローマ攻略戦記。第一次、二次ポエニ戦役の時代です。カンネの会戦でローマは大きな敗北を負います。その時に僅かな人数で執政官と共に逃れたのは、後にローマの名将となるスキピオ。まだ19歳でした。ハンニバルの戦術のお手本となったのはマケドニアのアレクサンダー、大王と呼ばれた人。次々と戦果を挙げるハンニバルの戦術を学んだのがスキピオでした。作者が押すところの成功する男の条件、セレーノ(晴朗)を持ち合わせていたスキピオが、この巻で格好よく登場します。

  •  戦争、戦争、また戦争( ´ ▽ ` )ノ
     戦うたびに何千人何万人が死んでるんだけど、遠い時代の遠い世界のお話だから、ゲームやおとぎ話みたいに楽しめる( ´ ▽ ` )ノ
     ハンニバル強し( ´ ▽ ` )ノ
     アルキメデス賢し( ´ ▽ ` )ノ
     戦略戦術、臥薪嘗胆、勇猛果敢、因縁、雌伏……どこをとっても見どころ満載( ´ ▽ ` )ノ

     しかし、なんでトマス・ハリスはあのキャラクターにハンニバルって名前をつけたんだろう?……(´ェ`)ン-…
     あんまり共通点は見いだせないなあ……(´ェ`)ン-…

     本巻が「帝国の逆襲」なら次巻は「ジェダイの帰還」か?( ´ ▽ ` )ノ
     ハンニバルに思い入れもでてきたけど、ローマ人の大逆転劇も存分に楽しみたい( ´ ▽ ` )ノ

    2018/01/30

  • 地中海の覇権を巡ってローマとカルタゴが1世紀以上にわたって争ったポエニ戦役を3巻にわたって描く。

  • ハンニバルの猛攻に引くローマ。しかしその支配方法から同盟軍の離反が起こらないことでローマ連合は解体せず、スキピオの登場もあり反撃とスペインへの進出を進める。
    ハンニバルの名将ぶりにも心惹かれるが、一人のカリスマの力で侵攻したカルタゴに対し、持続可能な体制を築いたローマの力を感じる。

  • ローマとハンニバル率いるカルタゴ勢が戦った第二次ポエニ戦役の情勢が語られます。『ハンニバル戦記』の中巻の本書では、ハンニバルがスペインからアルプスを越えてイタリアに侵攻するところから始まり、カルタゴ支配のスペインが陥落するまでが対象。ハンニバルの戦略に光が当てられてる一方、ローマにも魅力的な武将が多数いて、各武将の細やかな性格の記述(どこまで正確かは置いておいて)だけでなく、だんだんハンニバルを追い詰めていく有様がリアルです。

  • ポエニ戦役中盤、一方的に押されまくっていたローマにスキピオが登場する。ハンニバル対スキピオは当初、直接対決ではなく戦術的な様相を呈する。スキピオはハンニバルの弟が守るスペインを責め、ハンニバルはローマ周辺の切り崩しを図る。

  • ハンニバル戦記分冊2/3。
    ハンニバルの攻勢から陰りが見えた時期と、大スキピオの登場からスペイン制覇まで。ハンニバルがいかにローマを追い詰めたか、スキピオばかりでなく、ローマにいかに破れて行ったか。やはり、面白い歴史小説だ。

全134件中 1 - 10件を表示

塩野七生の作品

この本を読んでいる人は、こんな本も本棚に登録しています。

有効な左矢印 無効な左矢印
有効な右矢印 無効な右矢印

ローマ人の物語 (4) ― ハンニバル戦記(中) (新潮文庫)に関連するまとめ

ローマ人の物語 (4) ― ハンニバル戦記(中) (新潮文庫)はこんな本です

ローマ人の物語 (4) ― ハンニバル戦記(中) (新潮文庫)を本棚に登録しているひと

ツイートする