ローマ人の物語 (4) ― ハンニバル戦記(中) (新潮文庫)

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  • Amazon.co.jp ・本 (272ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784101181547

感想・レビュー・書評

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  • イタリアに乗り込んだハンニバルがすごい。
    スキピオ登場。いよいよ後半へ。

  • 後半にきて、面白さが加速するのですが、内容は難しいので読む速度は失速( ̄∇ ̄*)ゞ

    この先どう展開するのか楽しみです。

    それにしても、敗戦を咎めないというローマのやり方はすごい度量だと思います(*^^*)

  • レビューは5巻で

  • ほとんど戦略の話だが、面白い。しかし、ローマがやられまくってはらはらする。ハンニバル、すごい。

  • 120820~

  • いよいよハンニバルの活躍がみられる。アルプス越えや対ローマ連戦連勝の様は、凄まじい。アレクサンダーの戦術を踏襲したと説明するカンネの会戦の描写は、筆者の筆も生き生きとしているように感じる。中盤は、ローマの防戦(反撃)。ローマの4人の武将の戦いは、組織としてのローマの底力をみせる。後半は、スピキオ登場。
    組織のローマをもってしても、ハンニバルという偉大な個人に対しては、スピキオという英雄が必要だったのだろう。面白く、一気に読めてしまう。

  • 2012.8.4

  • ハンニバルのアルプス越え程度しか知らず、ハンニバルの颯爽とした姿を期待して読み進め、もちろんその通りなのだが、ハンニバルの圧勝が続くうちに、ローマ側への同情の気持ちが芽生えてしまった。
    ハンニバルがローマを偵察にくる場面は印象的である。

  • ついにハンニバル登場。とはいえ、名前とイタリア本土に攻め込んでいった武将というくらいしか知らなかった。
    スペインから出発して、原住民しかいないエリアを抜けてイタリア本土に攻め込んでいったその執念がすごい。また、会戦をしたら負けなしのとてつもない戦術家。本国から離れているため、兵の補充なしに敵本拠地でまさにやりたい放題に暴れている様子が書かれている。
    ローマ側の被害が半端ない。通常ならとっくに滅んでいると思うほどの人的被害を出している。会戦を何度か(3回かな?)しているが、そのつど3万以上(Max 7万)の兵を失っている。にもかかわらず、徹底的に光線を続けるローマとその同盟国。
    同盟国が離反しなかったのは、ケルト人に攻め込まれた際にシステムを作り直していたおかけでもある。この順番が逆だったら、間違えなくローマはなかったろうと思う。

  • 第二次ポエニ戦役の巻。前半はカルタゴのハンニバルの活躍が多く、その戦略や行軍歴をなぞる部分は非常におもしろかった。戦術から外交など、今までのカルタゴとは一線を画す才能をもってローマに迫りくるさまがよくわかった。後半はローマのスピキオが登場し、こちらもハンニバルに並ぶとも劣らない戦略家ぶりが書かれていて、第5巻でどのように話が結ばれるか楽しみ。

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