魔女のスープ 残るは食欲 (新潮文庫)

  • 新潮社 (2014年10月29日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (224ページ) / ISBN・EAN: 9784101184579

感想・レビュー・書評

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  • 阿川佐和子さんの食エッセイ第二弾。10年以上前の作品。自分で調理するけど、細かい分量が決まってないのが阿川さんらしい。

  • 「残るは食欲」の続編です。
    魔女のスープとあったのでめちゃくちゃな料理を想像して
    いたのですが、そうではなく残り物をリサイクル(?)した
    素晴らしい料理だったのですね。
    「残るは食欲」と共にまた読んだ方がいいな…。

  • 料理本でもない、グルメ本でもない。
    阿川佐和子さんが、食べ物への愛と、日常での食べ物との仲良し状態を綴った本。

    立場上、高級食材を口にする機会も少なくない著者だが、芸術品の陶器にお料理を盛る暇もなく、キッチンで立ち食いする日々も少なからず。

    しかし、自分の愛してやまない最高の味で食事をすべく、教えてもらったレシピにも、「あ、あれも加えてみたらおいしいかも?」「使い残しのあれも入れていいかな?」と、自分らしさを発揮する。
    そのあたりが、なんだか他人と思えない。

  • ベリーニ、かつぶし弁当、なみちゃんひやむぎ、スパムスビ鮭弁当、糠、牡蠣などなど
    とにかく美味しそう!
    軽やかな口調が、可愛らしい。するする読める。

  • 食事を中心とした日常を、とてもおもしろく語ってくれるエッセイでした。
    作り方が載ってるものもあり、真似することも出来るのかもしれません。ちょっと不満を言ってみたり、焦ってみたり人間臭さい部分もちょこちょこ書かれていて読み物として十分面白い。

  • 阿川佐和子さんの食エッセイ第二作。
    一作目と併せて二冊購入したのですが、面白くてあっという間に両方読んでしまいました。
    仕事柄、ということもあるのでしょうが、各地に赴いたり知り合いに送って貰ったり、そうして食した色々な食べ物に纏わるエピソードが収められています。
    相変わらず、何かひと工夫加えて調理されているのが興味深いです。
    さほど好き嫌いはない、とご自身でも書かれている通り、苦いものや周りの人が美味しくないと評しているものでも、とりあえず食べてみるところが凄いです。
    「鰻の炭火の丸太焼き」だけは、あとがきで「もう生涯、食べたくありません」と書かれていましたが。
    私も読んでいて、これは自分も食べるのは無理だろうなと思いました。
    やっぱり鰻は蒲焼が一番だと思う。
    前作に書いてあった「フランシス・アルバート」というバーボンとジン一対一だというカクテルと、本作に書いてある「桃のベリーニ」は飲んでみたい。

  • 美味しそうな描写とクスッと笑えてしまう表現が楽しいエッセイ。
    サクサク読めてしまった。
    お腹が空いてきた。

  • 美味しそうな描写がたくさん!
    食エッセイ好きな私大喜び
    阿川さんの大雑把な性格だったりが現れてて、私とは違うなって思うところ多々あって面白かった笑

  • 阿川佐和子さんの食にまつわるエッセイ 軽妙な文体が好み とっておきの品がもったいなくてつい残しておいて悪くしてしまったり、一度作った料理の転生を繰り返したり共感できるところが多い

  • 何回も読んでる!!好き!
    出てくる料理が美味しそうなんだよなぁ、、
    阿川さんが結構ズボラなので(とくに賞味期限周り)凝った料理の話も身近に思える

  • ブックオフで何かもう一冊、となって手を伸ばして阿川佐和子3冊目。感動や天啓があるわけでないが、するりするり次を読もうという気になる。語り口もやることも考えることも軽妙。
    一つ一つの料理が豪胆なようで手間がかかっていて、料理不精にはちょっと真似してみよう、という気は起こらない。ただそういう調理をしようという選択肢が人生の中で選べるのはとても羨ましい。
    気ままに食べたいもの作ったり、誰かと頻繁に外食したり、遠いところに旅して食事をしたり…1人って羨ましい。

  • とても面白いエッセイだった。図書館で借りて読んだが購入したいと思った。
    出てくる料理が自分にも思い出があるものが多く、読んで思い出したことを自分のために書いておこうと思う。以下自己満です。。

    ▼ホットドッグ
    私のホットドッグの鮮烈な思い出は小学5,6年生の時、仙台駅のモスバーガーにて母親と。プレーンなホットドッグがいいと言ったのに、母はなぜかスパイシーチリドッグを注文。当時から辛いのは好きだったものの、チリソースとハラペーニョが山盛り乗ったホットドッグは絶対食べれないと思ったからプレーンにしたかったのに…。食べてみたらやっぱり辛くて、滝のような汗を流しながら完食した。母はそれを見てケラケラ笑っていた。ただそれ以来ハマってしまって、定期的に食べているのがちょっと悔しい(母にいうと出会いを作った自分に感謝するよう言われるのも悔しい)。ちなみに物価上昇のあおりなのか辛くて需要がなかったのか食べるたびにハラペーニョが減っていっており、2024年現在わずか3個になってしまった。これは当時のチリドック(当時はプレーンとスパイシーの間にもう一段階あった。今はない)並だよ、スパイシーじゃないよと思いながら食べている。

    ▼牡蠣
    ポン酢とタバスコ、レモンとタバスコの組み合わせで食べたことはないので試してみたい。

    ▼餃子
    焼き餃子も水餃子もどっちも食べたい派だが、どちらかと言われればやっぱり焼き餃子派。

    ▼再会弁当
    山梨に旅行に行ったときに何となく買った鰈の西京焼きの駅弁がものすごく美味しかった。忘れられず調べたら新宿で売っているらしいので今後買いに行こう。

    ▼紅茶
    ・学生時代の後輩から手紙が送られてきたときに、私の好きな紅ですとTWGの紅茶が手紙に同封されていた。とても素敵だな〜と思ったし、紅茶もものすごく美味しかった。パックがコットンなのも気に入った。何度も買おうと思っているけど、中々のお値段で中々手が出ない…。
    ・銀河英雄伝説のヤンが飲んでるブランデー入りの紅茶に憧れて一時期飲みまくっていた。
    ・中学生のときに無印で売っていたキャラメル入りの紅茶のティーパック美味しかった。また販売してほしい。
    ・・・コーヒー党だけど。

    ▼スパム
    ・著者の友人が褒めているABCストアのスパムおにぎりはご飯がパサパサしてるのと砲丸か?と思うくらい圧縮されてて好きじゃなかった。おにぎりと言いつつ形態は寿司っぽい。江戸時代の寿司は大きかったらしいからこんな感じだったのかな…。
    ・職場近くの沖縄料理屋のゴーヤチャンプルーに入っているスパムは美味しい(というかゴーヤチャンプルーが美味しい)。

    ▼スペイン料理
    アホスープ飲んでみたい。
    2024年5月に行ったスペイン料理店のイワシ?のマリネが美味しくて、一応前菜なのに最後に追加でもう1皿頼んでしまった。

    ▼モヒート
    大好き。あると必ず頼む。普通の居酒屋にしか行かないからあまり出会えないけど。何年か前に葉山のどこかのホテルのラウンジで飲んだ和風モヒートがとても美味しかったので似たようなものを探しているが中々出会えない。

    ▼鍋
    常夜鍋ヘルシーで美味しそう。鍋の〆はラーメンもうどんも好きだけどやっぱり雑炊が一番好き。

    ▼鶏のスープ
    日に1回あたためれば腐らないことを初めて知った。著者ほど持たせることは難しいだろうが笑、今度作ってみたい。

    ▼若い宴
    円卓が好き。そしておごられるときは遠慮せずお腹いっぱい食べるのが良い。

  • 物語と思ったらまさかのエッセイ

    餃子食べたい、ビシソワーズ作ってみようかな、あれもいいこれも…食欲そそられました

    今はレシピ通りにしか作れないけど、いつかは作者みたいに自分流を増やしていきたい

  • 阿川佐和子のエッセイ2冊目
    面白かった
    クロワッサンに連載されてたエッセイをまとめた本の第二弾らしい
    残り物でいろんなご飯作ったりしてて楽しそうだった

  • P99
    「清蒸石斑魚(チンチェンシーバンユイ)」
    魚をしょうゆ味で蒸して、上に白髪ネギとショウガがたっぷりのっているヤツ

    食べてみたい。

    最初物語だと思って読み始めたら、え?なんかリアルの食レポ?見たいな感じで、えらくおいしそう。阿川さんてあの阿川さんで、食通だったのかーーー。と。
    本をチョイスするときに、タイトルと挿絵だけで買ってしまったけれど、まあこれも楽しい。

    ちなみに、阿川さん。最後の晩餐で最後に食べておきたい食べ物は、
    「ナマコの中華風醤油煮」

    そして
    P103
    食のベクトルが同じ人と食卓をともにすることがどれほど気持ちのいいことであるかを、改めて思い知った。

    確かに!!

  • エッセイ「残るは食欲」第二弾。相変わらずサラサラとお茶漬けのように読めるエッセイ。冒頭の話はおなじみのメニューが美味しそうで印象に残った。

  • さっそく食エッセイのつづきを。
    何を作るか決めずに料理を作り始める阿川さん。
    魔女のスープもその成果だった。
    相変わらず冷蔵庫や冷凍庫に溜まった食材の消費に必死なところも共感がある。
    個人的にまずい歴の回が面白い。
    食エッセイでまずかったものを書かれているのをはじめて読んだ(笑)

  • 軽快で読みやすい。レシピ通りではなく、その場でちょいちょい味つけを変えていく阿川さんの姿がみえるようで、読みながら笑顔になります。

  • 献血ルームに置いてあったのを約1時間の成分献血の間に読んだ。日常の食べ物に関するエッセイ。話題豊富なのはすごいと思ったけど、全体的に興味はわかずに読了。「白いご飯族」はおもしろかった。

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著者プロフィール

1953年、東京生まれ。慶應義塾大学卒。1999年に檀ふみとの共著『ああ言えばこう食う』(集英社)で講談社エッセイ賞、2000年『ウメ子』(小学館)で坪田譲治文学賞、08年『婚約のあとで』(新潮社)で島清恋愛文学賞を受賞。12年の『聞く力――心をひらく35のヒント』がミリオンセラーとなった。14年、菊池寛賞受賞。近著に『老人初心者の青春』(中央公論新社)、『阿川佐和子のきものチンプンカンプン』(世界文化社)ほかがある。

「2025年 『だいたいしあわせ』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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