阿修羅ガール (新潮文庫)

著者 :
  • 新潮社
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  • Amazon.co.jp ・本 (384ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784101186313

感想・レビュー・書評

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  • 読みづらい。

  • いろんな文体で書けるぜというのは自慢なのだろう/ 舞城ぽさ丸出し、だけど煙土食い物よか一段落ちる/ 文章作法のお約束外してくる感じも憎たらしい/ 小さなカタルシスの書き方はうまい/ というか、スカッとさせるのが上手、喧嘩のシーンとかやり過ぎちゃうところ/ 蛇に書かれた口喧嘩とか/ でもこういうのさらっと使うのはよくないね/ おそらく何かしらの才能を持ち合わせているということに異論はないが、阿修羅ガールは図に乗ってる感じがして不愉快/ 舞城王太郎はこんなもんじゃないでしょう/

  • 初の舞城王太郎さん作品。
    どれも読めはしたが意味不明のまま進んで終わってしまった感じ。

    好きでもない男と寝たら、その男が失踪して、
    問い詰めてきたクラスの女をタコ殴りにしたら、逆に殺されかけて、
    町ではアルマゲドンとかいう抗争みたいなのが起きてるし、
    グルグル魔神とかいう殺人鬼もいるし、
    読んでて「は?」となるような現実味のない感じでした。

  • 2005/04/24:「川を泳いで渡る蛇」のみ。

  • 何故こんなに下品である必要があるのだろう、という感じで第1章を読んでからの第2章で一気に引き込まれる。こんなところで、やかまし村の子供たちの世界に出会えるとは思わなかった。グロテスクで根源的な恐怖がひたひた迫るような筆力。この章でこの作者のすごさが分かった気がする。
    10年ぶりくらいに舞城さんの作品を読んだけれど当時より何倍も楽しめた。

  • ストレートすぎるくらいにストレートに、いろんなテーマが散りばめられている。好きな人、友達、妄想、アルマゲドン。すべて共感することはないけど、どこかでちゃんと引っかかる。

  • 「人間、楽しむと言うことが最優先だし、そう心がけなくても、最優先している」

    若者言葉の文体に唐突に変わる場面。多大な情報を消化できないまま次に進むようで、読むのに疲労が伴った。第二部山門の森で出てくる音と声を支配する怪物は本当に怖かったし、快楽的な殺人者の考え方は理解に難しかったけど、しかしだからこそ現代的な作品の一つなのかもしれない。

  • 意味不明だけど、テンポがいいからすっと読める。助長な部分もあるけど。
    若者言葉を文字にするとなんかいい。ムカつき面白い。シェチュネ〜とか。
    最後の章で主人公アイコによる大筋解説があるが、やっぱりしっくりこない。

  • 個人的には神についての物語だととらえた。
    終盤での語りがすべてを台無しにしている。

  • 自分をぶち壊さなければいけないような衝動に駆られる。何も考えずに甘やかされて生きてはいけない。考えて考えて思考を止めずに自分を常に壊し続けなければならない。自信を持たなければならない。

  • 最初の章では若者言葉についていけず、嫌悪感。
    でも確かにこんな感じだろうって思う。
    BBSの書き込みってこんな感じだ。
    内面のあふれ出る心情の勢いが強くて、溺れそう。
    何だかダメな自分を魔界で見つめなおす物語?
    あまりに奇想天外なので、夢で見たことをつなげた物語??
    と思ってしまう。

  • あー嫌いなタイプ!と思いながらも結局読み切ってしまった。これを評価する人がいるのはよくわかる。とはいえ評価は好みで付けているので星2で少し申し訳ない気持ち。
    読んだことを後悔はしていない。文体は嫌いじゃないんたけど、クセの強い匂いが好きじゃない。

    浅野いにおとかが好きな人は好きなんじゃないでしょうか。勝手な印象だけど。私は浅野氏の漫画も生理的にダメなのであわなかった。小説家では他に読んだことないタイプなので思いつかない。


    …あーでもクセになりそうだなーもう一作読んでみようかなという気持ちになりつつある

  • 一度読むと、作者とは住んでる次元が違うのではないかとすら思えてくる。
    二度読むと、それが確信に変わる。

  • アイコは金田陽治への想いを抱えて少女的に悩んでいた。
    その間に街はカオスの大車輪!
    グルグル魔人は暴走してるし、同級生は誘拐されてるし、子供たちはアルマゲドンを始めてるし。
    世界は、そして私の恋はどうなっちゃうんだろう?
    東京と魔界を彷徨いながら、アイコが見つけたものとは、、、。
    三島由紀夫賞受賞作わ、
    受賞記念として発表された短篇「川を泳いで渡る蛇」を併録。

    面白くないし、気持ち悪かった。
    「減るもんじゃねーだろとか言われたのでとりあえずやってみたらちゃんと減った。私の自尊心。返せ。」

  • この作家の作品2作目読了。
    もういいや。

    で、佐野はどうなった??

  • 途中で挫折

  • 結論。
    よくわかりません。
    1つ1つの話のつながり、展開、結末、どれをとってもよくわからない。
    リズムはとても良いのだけれども。。

    結果。
    面白くなかった。

  • カオスだ。よくわからないけど、最初から最後まで猛ダッシュって感じ?
    読むのにちょっと疲れる文体(女子高生のしゃべり口調)。

  • 舞城青春物語

  • 2015年10月23日読了。
    2015年170冊目。

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著者プロフィール

1973年福井県生まれ。2001年『煙か土か食い物』でメフィスト賞を受賞しデビュー。2003年『阿修羅ガール』で第16回三島由紀夫賞を受賞。『熊の場所』『九十九十九』『好き好き大好き超愛してる。』『ディスコ探偵水曜日』『短篇五芒星』『キミトピア』『淵の王』など著書多数。2012年『ジョジョの奇妙な冒険』(荒木飛呂彦著)の25周年に際して『JORGE JOESTAR』を刊行。近年は小説に留まらず、『バイオーグ・トリニティ』(漫画・大暮維人)の原作、トム・ジョーンズ『コールド・スナップ』の翻訳、短編映画『BREAK』や短編アニメ『龍の歯医者』『ハンマーヘッド』の原案、脚本、監督などを手掛けている。

「2015年 『深夜百太郎 入口』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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