阿修羅ガール (新潮文庫)

著者 :
  • 新潮社
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本棚登録 : 2912
レビュー : 489
  • Amazon.co.jp ・本 (384ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784101186313

作品紹介・あらすじ

アイコは金田陽治への想いを抱えて少女的に悩んでいた。その間に街はカオスの大車輪!グルグル魔人は暴走してるし、同級生は誘拐されてるし、子供たちはアルマゲドンを始めてるし。世界は、そして私の恋はどうなっちゃうんだろう?東京と魔界を彷徨いながら、アイコが見つけたものとは-。三島由紀夫賞受賞作。受賞記念として発表された短篇「川を泳いで渡る蛇」を併録。

感想・レビュー・書評

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  • 舞城さんの小説は好き、嫌いが分かれるだろうけど、この本は本当にバッサリと分かれるだろうな。
    いいとか、悪いとかじゃなくて、好きか嫌いかに。
    アイコの1人称での口語文的な文章は、スピード感があって読みやすいけれど、女子高生のリアルな感情が結構生々しく描かれていて、若干不快な気分になったりする。それが、舞城作品らしくもあるけれど。
    グロいのとか嫌いではないけれど、「森」はさすがにきつかったな。死ねとか殺すが連呼されるのはさすがに読んでて不快・・・。
    それでも、舞城さんの世界感とかは嫌いじゃないから最後まで読めたけど、再読はしないかな。

  • こういうのは若いうちに読んでおいた方が…
    おっさんには辛いです。

  • 最近の、林檎のと檸檬のがとても好きで
    舞城王太郎3冊目!
    最初の方はやっぱりこの人最強〜
    好きな作家発見〜って思ったけど、
    だんだん変な展開になり、、
    最初の感じで進んで欲しかったなぁーと思ったけど。。
    おもしろかった。
    他のも読んでみたい。

  •  あいかわらずメチャクチャだけど、まさかミステリーとして最低限のお約束まで放棄しちゃうとは思わなかった(゚д゚)!
     誘拐犯は……?( ゚д゚)
     さらわれた少年の行方は……?( ゚д゚)

     揺れ動く少女(とパークル殺人鬼)の心理を、まるで落語の口述筆記みたいな一人称でベラベラ語りまくるというアイディアはおもしろい( ´ ▽ ` )ノ
     心の奥の阿修羅だか怪物だかを制御できないんだね(>_<)

     突然児童文学ファンタジーになったり、バカデカ文字が乱発したり、アルマゲドンが始まったり、ほんともうやりたい放題( ´ ▽ ` )ノ
     ただ、後になるにしたがってどんどん大人しくなっていくような……(´ε`;)ウーン…
     スピンオフの短編なんか完全に純文学(私小説に見せかけた非私小説?)だし……(´ε`;)ウーン…
     三島賞なんかもらったのがアダかな?……(´ε`;)ウーン…
     O太郎さんにはもっと悪童の限りを尽くしてほしかったな……(´ε`;)ウーン…
     大人になるにはまだまだ早すぎる……(´ε`;)ウーン…

    2019/04/09

  • 主人公のわざと悩みつつもそこで成長を感じさせるのが大好き。

  • 読みづらい。

  • いろんな文体で書けるぜというのは自慢なのだろう/ 舞城ぽさ丸出し、だけど煙土食い物よか一段落ちる/ 文章作法のお約束外してくる感じも憎たらしい/ 小さなカタルシスの書き方はうまい/ というか、スカッとさせるのが上手、喧嘩のシーンとかやり過ぎちゃうところ/ 蛇に書かれた口喧嘩とか/ でもこういうのさらっと使うのはよくないね/ おそらく何かしらの才能を持ち合わせているということに異論はないが、阿修羅ガールは図に乗ってる感じがして不愉快/ 舞城王太郎はこんなもんじゃないでしょう/

  • 初の舞城王太郎さん作品。
    どれも読めはしたが意味不明のまま進んで終わってしまった感じ。

    好きでもない男と寝たら、その男が失踪して、
    問い詰めてきたクラスの女をタコ殴りにしたら、逆に殺されかけて、
    町ではアルマゲドンとかいう抗争みたいなのが起きてるし、
    グルグル魔神とかいう殺人鬼もいるし、
    読んでて「は?」となるような現実味のない感じでした。

  • 2005/04/24:「川を泳いで渡る蛇」のみ。

  •  うーん。
     星よっつつけたけど、ちょっと微妙な感じ。
     面白いといえば面白いし、スラスラと読めてしまうんだけど、何かはぐらかされてしまっているようにも思える。
     やはり短編よりは長編向きの作家だと思うし、長さをあまり感じさせない力量もあるとは思うんだけど、やっぱ微妙だなぁ。
     最後にグルグル魔人を絡めてくるのであれば、もっとグルグル魔人の書き込みは必要な気がする.
     それと第三部はちょっと説明過多のように思えた。
    「ここまで説明しないと読者の中で物語が収束しないだろうなぁ」という危惧があったのかも知れないけど、もう少し仄めかす程度でも良かったように思える。
     それにしても、微妙……ほんとに微妙……「微妙」なんて単語を本当は使いたくないんだけど……微妙(汗)。
     面白いんだけど手放しで「これ、本当に面白いでっせ!」と喧伝出来ないもどかしさが付きまとっているのだ。

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著者プロフィール

1973年、福井県生まれ。2001年『煙か土か食い物』で第19回メフィスト賞を受賞しデビュー。03年『阿修羅ガール』で第16回三島由紀夫賞を受賞。『熊の場所』『九十九十九』『好き好き大好き超愛してる。』『ディスコ探偵水曜日』『短篇五芒星』『キミトピア』『淵の王』『深夜百太郎』『私はあなたの瞳の林檎』など著書多数。12年には『ジョジョの奇妙な冒険』(荒木飛呂彦著)の25周年に際して『JORGE JOESTAR』を刊行。近年は小説に留まらず、『バイオーグ・トリニティ』(漫画・大暮維人)の原作、『月夜のグルメ』(漫画・奥西チエ)の原案、トム・ジョーンズ『コールド・スナップ』の翻訳ほか、短編映画『BREAK』や長編アニメ『龍の歯医者』の脚本、短編アニメ『ハンマーヘッド』の原案、脚本、監督などをつとめている。

「2018年 『されど私の可愛い檸檬』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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