みんな元気。 (新潮文庫)

著者 :
  • 新潮社
3.24
  • (39)
  • (79)
  • (212)
  • (45)
  • (9)
本棚登録 : 840
レビュー : 122
  • Amazon.co.jp ・本 (216ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784101186320

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
  •  表題作は、一時期の筒井康隆っぱい( ´ ▽ ` )ノ
     イタロ・カルヴィーノとか( ´ ▽ ` )ノ
     いわゆる実験小説のたぐいだね( ´ ▽ ` )ノ
     想像力とそれを文章に落とす技術力、その限界を極めたいというのは作家としてのサガなんだろうね( ´ ▽ ` )ノ

     ジャンルとしては超絶ファンタジーかな?( ´ ▽ ` )ノ
     児童文学(メリー・ポピンズとか)っぽい設定・ストーリーに、人骨傘やらジェットマンやら首チョンパやら、闇鍋チックになんでもかんでもぶっこんで( ´ ▽ ` )ノ
     ラスト、テーマ(運命の選択、偶然と必然)の自己解説が入っちゃうのはO太郎さん「若さ」のあらわれかな?(´ε`;)ウーン…
     こういうのは分かる人には分かる、分からない人には分からないでいいと思うんだけどな……(´ε`;)ウーン…

     のこり二編は、O太郎さんが見た夢の散文化かな?( ´ ▽ ` )ノ
     誰にとっても、どんな創作物より深くのめり込めるのは自分の見てる夢だろうけど、それを作品化して他人にも共有させるのは非常に困難(>_<)
     本作はまあ、うまく行ったほうじゃないかな?( ´ ▽ ` )ノ
     読んでるうち何度もウトウトし、話の続きの夢を見た( ´ ▽ ` )ノ

    2019/04/10

  •  好きかと聞かれたら、それほどでも。面白いかと聞かれても、それほどでも。それでも気になるし魅力的な作家であるのは間違いないのが舞城王太郎。タイトル「みんな元気」。とても伸び伸びとした表題が気に入った。

     ただ、まあ内容はよくわからんとしか言いようがない。表題作「みんな元気」はまだましとしても、同収録の「Dead for Good」「矢を止める五羽の梔鳥」に至ってはほとんど支離滅裂としか思えませぬ。

     「みんな元気」は中盤の誘拐事件でのあの勢いと超展開がちょっと面白かった。文章が口語的なのでこういう対話を中心として話が進む部分はナチュラルでよい。特にこの部分はエンターテイメイントあふれていてなおよい。そもそも作風がユーモラスなわけなんだけども、このあたりは特に設定物語ぶっ飛んでて見もの。

     おそらくこの人の小説全般に言えることなんだけど、時たま激しく生理的な嫌悪感を催させるところがあるのがひとつ困りもの。さらっと前触れなく気持ち悪いことを書くから嫌だ。きっと人の気持ち悪いと思うツボを心得てる。嫌だと言いつつもなかなか無い感覚なので悪い気はしてないのだけどもね。

  • 朝ちゃんの頭足人の絵がかわいくてもう・・・・
    パラレルワールドの概念の表現が面白くてすごいよかった。

    選択すること
    選択しないこと

    どちらにも責任があるということ。

  • 自己の周囲に家族を置いて
    それとの関係に正しさを見出して駆動する作者に良くみられる形式は謎
    そこが根底であるのはなぜだろう

  •  三編からなる短編集。
     三編のうち「Dead for Good」がわりと判りやすいが(他の二編と比べて、ということだが)残りの二編は奇想天外というか、めちゃくちゃというか、とにかくカオス。
     僕としてはそこが面白い。
     特に表題作である「みんな元気」は「何が書いてあるのか判らない」と思う人も多いかと思うが、書かれている内容をそのまま素直に受け取ればいいのだと思う。
     つまり、15cm程ベッドから宙に浮くお姉さんがいて、同じ名前の女性が何人も殺され、そのうちの一人は、皮をはがされ、肉をそぎ落とされた骨と共に傘にされて、空飛ぶ家の所在を見つけたらそこに数パターンの自分の息子がいると。
     そういう話なのだ、と受け取ればいいのだと思う。
     僕としては、物語に意味を持たせて綺麗に収束させよう、と意図したように感じさせるラストにはちょっと不満。
     どうせならカオスのままに終わらせて欲しかった。

  • <元気でいるから心配してね.>

    さっきまで見ていた夢を言葉にしたような,あることのない脈絡のない語り.
    気づけばこれまで,選択の連続.
    きっとこれからも,選択の覚悟.
    夢であろうと現実であろうと.

  • この小説は全部意味が分からない。

  • なんかよくわからなかった覚えがあるのでまた読み返したい。

  • ひとり語りの饒舌な文章
    独特の擬音

    好きな人にはたまらない世界なんだろうと思うけれど
    どうにも読んでてしんどかった!

  • 2016年2月3日読了。
    2016年54冊目。

全122件中 1 - 10件を表示

著者プロフィール

1973年、福井県生まれ。2001年『煙か土か食い物』で第19回メフィスト賞を受賞しデビュー。03年『阿修羅ガール』で第16回三島由紀夫賞を受賞。『熊の場所』『九十九十九』『好き好き大好き超愛してる。』『ディスコ探偵水曜日』『短篇五芒星』『キミトピア』『淵の王』『深夜百太郎』『私はあなたの瞳の林檎』など著書多数。12年には『ジョジョの奇妙な冒険』(荒木飛呂彦著)の25周年に際して『JORGE JOESTAR』を刊行。近年は小説に留まらず、『バイオーグ・トリニティ』(漫画・大暮維人)の原作、『月夜のグルメ』(漫画・奥西チエ)の原案、トム・ジョーンズ『コールド・スナップ』の翻訳ほか、短編映画『BREAK』や長編アニメ『龍の歯医者』の脚本、短編アニメ『ハンマーヘッド』の原案、脚本、監督などをつとめている。

「2018年 『されど私の可愛い檸檬』 で使われていた紹介文から引用しています。」

みんな元気。 (新潮文庫)のその他の作品

みんな元気。 Kindle版 みんな元気。 舞城王太郎
みんな元気。 単行本 みんな元気。 舞城王太郎

舞城王太郎の作品

みんな元気。 (新潮文庫)を本棚に登録しているひと

ツイートする