花探し (新潮文庫)

著者 :
  • 新潮社
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本棚登録 : 492
感想 : 36
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  • Amazon.co.jp ・本 (432ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784101191201

感想・レビュー・書評

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  • 林さんのお話によくでてくる感じの主人公たち。
    わたしとはかけ離れた華やかな世界や人たち。
    読むのは楽しいし、引き込まれます。
    ただ、この本はなんとなくなにも残らなかった。

  • 再読。何回となく読んだ作品。
    自らの美貌を武器に贅沢な愛人生活をしている主人公が、次の愛人を探す話。
    バブル期ようなブランドの数々、高級な食事等お金持ちの世界を見るのが楽しい。
    主人公が自分の価値をお金が図るところが、わかりやすくて頼もしい。

  • 4/15 林真理子は大好きな大好きな作家。でも「私ってハイソサィエティなのよ。貴女たちとは違うのよ。」感が有りありしているのも確かだと思う。そういう意味では、私にとって森瑤子と良く似ている。

    4/18一気に読んだ。止まらない!程ではないが、面白い。ハイソサィエティでバブルな世界とはこういうものかと思う。

  • 面白いのかと聞かれると何とも言えないんだけど
    林真理子の描く女性ってやっぱり好きなので
    これも忘れた頃に何度も読んでしまう。

  • 「花探し」とは言い得て妙。

    今日もどこかで、この世に存在しない「花」を求めて、空しく彷徨う女がいるんだろうな。

  • 中学生のころから何回も読んでいる本
    主人公の女性として、愛人としてのプライドにすごくひかれてしまう

  • 愛人のプロ、舞子のお話。
    なんだか、バブリーな香りが漂う一冊です。
    残念ながら、舞子があんまり魅力的じゃなかったかな。

  • 怖い。
    けどここまで徹底しているとかっこいい!

  • 11月29日読了。バブル後の時代を、自らの美貌を武器にさまざまな男たちの間を、蜜を吸う蜂がごとく渡り歩く主人公を描く。主人公には共感できないし、こんな女性が身近にいたらイヤだけれどうーーむ男の価値・女の価値とは何か?精神とか心のような曖昧なものより、幸せは金の多寡で測りうるものなのだろうか?身につまされるというか、考えさせられる部分多し。若く美しい女、こそ世界で最も価値のあるもの、なのかな?そういう世界に身を置いたことないが・・・。

  • 美しさを武器に愛人として生きる女の話し。
    主人公に1ミリも感情移入できない。
    愛をお金でしか量れないカワイソウな女。
    でもいそうな女。いても絶対友達になれないタイプ。
    かりたから読んだだけです。

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著者プロフィール

1954年山梨県生まれ。日本大学芸術学部を卒業後、コピーライターとして活躍する。1982年、エッセイ集『ルンルンを買っておうちに帰ろう』を刊行し、ベストセラーとなる。86年『最終便に間に合えば』『京都まで』で「直木賞」を受賞。95年『白蓮れんれん』で「柴田錬三郎賞」、98年『みんなの秘密』で「吉川英治文学賞」、13年『アスクレピオスの愛人』で「島清恋愛文学賞」を受賞する。18年『西郷どん!』がNHK大河ドラマ原作となり、同年「紫綬褒章」を受章する。その他著書に、『葡萄が目にしみる』『不機嫌な果実』『美女入門』『下流の宴』『野心のすすめ』『愉楽にて』『小説8050』『李王家の縁談』『奇跡』等がある。

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