智恵子抄 (新潮文庫)

著者 :
  • 新潮社
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レビュー : 313
  • Amazon.co.jp ・本 (196ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784101196022

作品紹介・あらすじ

附録: 悲しみは光と化す (草野心平著 147-163p)

感想・レビュー・書評

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  • 私の1番好きな本です。
    高村光太郎が妻・智恵子を思って書いた詩集。
    出会ってから亡くなってしまっても。
    有名な詩ですが「あどけない話」が好き。
     智恵子は東京に空が無いといふ、
     ほんとの空が見たいといふ。

    智恵子のように純粋になりたい。。。

  • チープなラブソングが交差点に吹きだまるこのご時世。恋なんて愛なんてそんなもんだと思ってましたが、どうやらそうでもないらしい。この詩が教えてくれました。誰かを愛したくなる詩です。

  • 彫刻家である高村光太郎の妻智恵子への深い愛とやがて精神が蝕まれる智恵子への深い哀愁の念が全編にわたり貫かれている美しき魂の遍歴。悲しき現実と智恵子の妻として人しての美しさがひしひしと伝わってくる。人を愛することがここまで稲妻のように強い思いの楔を人に打ち込むのか。

  • 妻への深い愛情を感じた。人はこんなにも愛し合うことができるものなんだなあ。

  • 著者の死んだ妻智恵子について描かれた詩集です。著者の妻に対する愛とやさしさを感じると共に、死んでもなお夫に愛される幸せを感じました。

    九州大学
    ニックネーム:川島太一郎

  • たまにこれを読まないと心が曇るのですよ

  • 智恵子さんへの愛の詩集です。切抜絵を拝見しながらページを進めるとよいです。 ぱぴい

  • 智恵子抄には思い出があります。
    ど田舎から上京した私は、まだ若かった。
    東京の暮らしに馴染めなく田舎の母に山が見えない。ただ広いだけの海を見たい…東京は何も無い…とても、とーっても
    後悔して悲しんでいたのだけれど母は
    「智恵子みたいだね。」と笑った。
    私はガリリと檸檬を囓りません。
    それに智恵子は死んでも深く愛されている
    羨ましいと思った10代、20代。
    智恵子のように純粋だった心は様々な裏切りと時間軸が働き
    諦めるか心を無にしないと生きていられないと思うのだ。
    若い頃と今では智恵子抄の
    感じ方は違うなぁとは思うものの
    久しぶりに読んだら麗としました。

  • 初めて全ての詩を読んだ。かなりきつい内容だったなあ。

    例えば現代ならば認知症とか、脳疾患とか、記憶とか失って、失語、失行もあり、コミュニケーションが取れなくなっても相手を愛せるかとか、そんな試される愛というものを感じた。しかも今よりも病気についての情報量も乏しく、周囲の理解もなく、同じ境遇の人との繋がりもない時代に。夫であり著者の高村光太郎さんも孤独だったのだろう。そんな言葉を感じました。

    自分は戸川純さんが好きで、彼女の詩で「あたしもうぢき駄目になる」という歌があるんだけど、これ智恵子抄からの引用だったんだね。なんか繋がったような気がします。

  • 2019.01.02 ツイートを見て、ふと読みたい日本文学として登録。
    https://twitter.com/mamesoma/status/1079389232244748290

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著者プロフィール

詩:詩人・彫刻家。高村光雲の長男。東京美術学校卒業後、欧米に留学してロダンに傾倒。帰国後、「スバル」同人。耽美的な詩風から理想主義的・人道主義的な詩風へと転じる。代表作:「道程」「智恵子抄」「典型」「ロダンの言葉」等。


「2013年 『女声合唱とピアノのための 組曲 智恵子抄』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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