智恵子抄 (新潮文庫)

著者 :
  • 新潮社
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レビュー : 314
  • Amazon.co.jp ・本 (196ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784101196022

感想・レビュー・書評

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  • めっちゃ好きやんひゅーひゅー!ってなる。

  • 高校生くらいの頃かなあ。

  • 純粋で壮絶な愛情表現。背景にあれこれ思いを巡らせてしまうけど、ここは潔く美しいと思う感情に身を任せたい。美しいと感じることに罪悪感はきっといらない。
    以前に読んだときは、その重さに圧倒され。。歳を重ねて少し変わったかな。5年ぶりに智恵子抄を読んで。

  • 津村節子「智恵子飛ぶ」を読んだ余波で。
    「智恵子飛ぶ」の中での光太郎は、ロマンティックな青年が同志を求めて云々。
    しかし実際はどうしようもないお坊ちゃんでマチズモに浸されたわからずや。
    「狂った智恵子」とか「人間界への切符を持たない」などどうしても許せない。
    能登麻美子さんによる朗読は最高なのだけれども。
    でも、どうしてだか心に残るんだよなぁ。
    嫌悪と共感でじゅくじゅくしてしまう。

  • 教科書で出逢ったシリーズ。
    やはりレモン哀歌。正気と狂気など知り得なかった、思春期の私に訴えてくる詩編。
    一冊を通して、智恵子さんの生涯と、夫婦の愛の軌跡を辿れる恋愛のバイブル。

  • 高村光太郎は、自身の中の思いを、昇華し、文字として表現してみせたのでしょう。できうるものならば、これほどまでの恋愛をしてみたいものです。

  • いちいち頭の中で「いふ→いう」と変換するのが面倒でしたが、それを抜けば、とてもステキな作品でした。

    詩よりもわたしは高村光太郎が智恵子について綴っている文章の方が心に残りました。

    特に、精神病を患う人への理解が高村光太郎は素晴らしく愛情深いと思いました。愛とは相手を知ること、理解すること、包み込むこと、受け入れること。

    素晴らしい夫婦というのは「見てくれが良い夫婦」ではない。健康だとか、子どもがいるとか、裕福だとか、平和とか、そういうことではない。

    素晴らしい夫婦というのは、それぞれに「欠け」があるけれど、それを丸ごと包み込み合い、心と心が通じ合い、互いの存在が互いにとって愛おい、ただそれだけなのかもしれないって思いました。

  • DVDで見た舞台の朗読劇『智恵子抄』がとても良かったので、学生時代に一度読んだけれど再読してみた。(最初は新潮文庫1956年版を読んでいたが、その後の改版でいくつかの詩が新たに加えられていることが分かったので途中から改訂版で)
    最初黙々と読んでいたら、舞台を見たときほど感情に訴えるものが無くて、あれ?日本語は目で読む言葉、ドイツ語は耳で聞く言葉、と聞いたことがありますが、詩は音読して耳から聞いたほうがずっといいですね。語感を味わいつつ、ぶつぶつと音読していたら、近くで寝てたうちの猫が驚いて私を凝視してました。そのあと再び朗読劇を見て、感涙。

  • 夫婦のきずなの深さが感じられる詩ばかりで心打たれた。

  • 穏和にして凄絶。
    やさしさ、やわらかさを感じつつも、強烈に感じるのは、すさまじいほどの、愛。

    うまく言葉に言い表せないけれど、そんなことを感じました。

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著者プロフィール

詩:詩人・彫刻家。高村光雲の長男。東京美術学校卒業後、欧米に留学してロダンに傾倒。帰国後、「スバル」同人。耽美的な詩風から理想主義的・人道主義的な詩風へと転じる。代表作:「道程」「智恵子抄」「典型」「ロダンの言葉」等。


「2013年 『女声合唱とピアノのための 組曲 智恵子抄』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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