岬へ 海峡・青春篇 (新潮文庫)

著者 :
  • 新潮社
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本棚登録 : 133
レビュー : 12
  • Amazon.co.jp ・本 (686ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784101196336

作品紹介・あらすじ

なつかしい故郷を離れて、東京の大学へ進学した英雄を、過酷な運命が待ち受けていた。変わり果てた旧友との再会、父と「高木の家」への訣別、初めての狂おしい恋、そして荒海に消えた弟・正雄。別れの痛みを背負ってひとり旅立ち、最果ての岬にたどりついた英雄を、海潮音が包みこむ…。人の絆の重みと生きることの意味を熾裂に問いかけた自伝的長編「海峡」三部作、ついに完結。

感想・レビュー・書評

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  • 自伝小説とわかって読み始めたので英雄は最初から伊集院静として認識していた。いい男だと思う、真似はできないけれど。生まれながらにしての余裕と自信の器が違う。そしてあの無頼な性格だ。ただでは倒れないだろう。
    大学生になった英雄のまわりには、いつもよき人生の先輩である大人がいる。立派な人ばかりではないが、大人だとは思う。カナエ、雪野老人、角永、森田、鬼アサはそれぞれに英雄に何かを伝えている。そして英雄をそれをしっかりキャッチしている。波長が合うと言えばそれまでだが、英雄のオーラが集めた人たちかもしれない。
    伊集院静はきっと今でも英雄のままなんだろうな。

  • 「海峡」青春篇。英雄は大学生になった。弟の正雄が亡くなったシーンは伊集院さんの弟さんと重ねてしまう。最後に長友啓典さんが書かれているように、伊集院さんの文章には品があり、絵画を見ているようだ。

  • 父との葛藤を乗り越えて、旅立ちの前までで全3巻終了。大人の入り口までの時代が良く描けており、とても良かった

  • 久しぶりに、買って手元に置いておこうかな!

    これに出てくる先生、大好き。「何でも、聞きなさい。わからなければ全力でわからないと答えてあげます。」

  • ラストがいいね。これでグッと引き締まった。

  • 普段はあまりこういうジャンルの本を選ばないのだけど、実家の母に「とても良かった」と勧められ読んだ。強く心を揺さぶられました。読んで良かった。伊集院氏のことももっともっと知りたくなった。

  • 良い!

  • 主人公の英雄は、強くて真っ直ぐで。
    身近な人の死を乗り越えていく、その強さが
    羨ましい。

    筆者の自伝的小説ってことだけど、いったいどんな人生なのか、とても気になります。



  • 2008/09/30

  • 少年の感性を素直に描いた。いろいろなことを考えさせられてしまう(3/3部作)。

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