ネコさまとぼく (新潮文庫)

著者 :
  • 新潮社
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感想 : 15
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  • Amazon.co.jp ・本 (121ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784101198194

作品紹介・あらすじ

世界の動物写真家も、ネコさまには勝てない。遊んでいると、あまりの可愛さに、シャッターチャンスなどどうでも良くなる。あっという間に一日が過ぎる。あらゆる動物と付き合ってきたが、ネコさまだけは特別だ。何しろ駆け出し時代からずっと、忠実なモデルなのだから。初めてカメラを持った頃から、自分のスタイルを作り上げるまで、岩合ネコBest of Best。

感想・レビュー・書評

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  •  動物写真家の岩合光昭氏もネコが大好きとのこと。うちも半年ほど前から茶トラのネコを飼い始めた。写真がいっぱいの ネコ愛にあふれた本です。

  • 岩合さんの猫の写真は安心できる。
    動きのあるもの、静かなもの、さまざまな視点での写真がある。

    日本国内、海外の違いを感じさせない、猫中心の写真。
    その写真が入った本が、こんなにお値打ちに買えるとは。
    猫愛好家は必読の書。いつまでも手元に置いておきたい本。

    岩合さんの奥さんが、昔、猫をたくさん飼っている友達の家のお姉さんだったことを本書で知りました。
    お父さんも動物写真家だったとか。

    赤瀬川源平さんの解説も付いています。

  • 世には多くのネコを被写体としたネコ写真集が溢れかえっています。
    ねこ鍋やらぶさいく猫やら犬と仲良しな猫など、いろいろな猫写真集がありますが、自分は「可愛さ」「癒し」を前面に押し出した写真はあまり好きではありません。
    なんと言うか、媚びてる感じがしてしまって厭なのです。
    と言っても、猫写真集を知り尽くしているわけでもないのでアレですが…。
    そんな偏屈な自分ですが、岩合さんの猫写真はとても大好きです。
    道を歩く親子、自然の光の中で佇む姿、一瞬の跳躍、しなやかで機敏な動き、人と寄り添う猫など、可愛さを引き出そうとしなくても猫の魅力がいろいろな角度から伝わってきます。
    そして、そんな写真を撮る岩合さんの猫たちへの愛の深さがとても伝わるエッセイです。
    満足度は★★★★☆。
    猫の写真も満載で楽しめました。

  • 岩合さんのネコ写真はなんでああもあったかいんでしょうかね。
    取り立ててすごいことも書いてないし、感動的に書いてあるわけでもないんだけど3回くらい泣きそうになった。
    岩合さんのネコ写真最高だよね。

  • ネコのかわいい写真は勿論のこと、著者のネコとの向き合い方も良し。

  • 「海ちゃん」の写真も少し載っています。

  • 図書館で借りた岩波のフォト絵本バージョンをこどもたちがとても気に入ったらしいので、文庫で購入。写真の入れ替え、追加ちょっとあり。解説は赤瀬川原平。

  • (2009.03.18読了)
    動物写真家の岩合さんが、自分と猫との付き合いについてつづった本です。写真もいっぱい入っています。写真は、「地中海の猫」「ニッポンの猫」などと重複しているものもあります。岩合さんと猫の付き合いは、ずいぶん長いようです。奥さんとの馴れ初めも猫の縁だったようです。

    ●猫が人を飼い慣らした?(5頁)
    猫は、人が飼育する家畜とされていますが、人が猫を飼い慣らしたのか、猫が人を飼い慣らしたのか、分からなくなります。猫が喜ぶのを見て人が嬉しくなるのを、猫が知っているようだからです。
    ●猫との出会い(17頁)
    猫を目の前にしたのは、高校生になってからです。同級生の家に猫がいたのです。その家には何と28匹の猫がいたのです。猫達にご飯の準備をしているのは、友達のお母さんとお姉さんです。ずっと後に友達のお姉さんは僕の奥さんになりました。
    ●人の言葉がわかる?(44頁)
    海ちゃんの顔を見ながら、「お腹が空いた?」と聞いたことがあります。すると海ちゃんは、決められた自分のお皿の前に行ってじっと待っているのです。
    (2009年3月19日・記)

  • ねこさまとるのおじょうず

  • おねこさまさま。

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著者プロフィール

日本の動物写真家。東京都出身。
日本人の作品としては初めて『ナショナルジオグラフィック』誌の表紙を2度飾った。
2012年からテレビ番組『岩合光昭の世界ネコ歩き』を開始。

「2023年 『2024 岩合光昭 世界の猫カレンダー』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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