最後の恋 プレミアム―つまり、自分史上最高の恋。 (新潮文庫)

  • 新潮社
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本棚登録 : 810
レビュー : 81
  • Amazon.co.jp ・本 (256ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784101201245

感想・レビュー・書評

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  • 森絵都さんの『気分上々』に載ってた「ヨハネスブルクのマフィア」きっかけで、図書館で借りてきました。
    私は、好きな作家さんが偏っているのでいろんな方の短編が読めてとてもよかったです。

    「それは秘密の」がよかったです・・・!唯一の男性視点のお話で新鮮でした。顔もほとんどわからず、名前も知らない相手と過ごした不思議で特別な一夜。
    随所できゅんとしました。特に、最後の別れと会話、お互いの日常にもどっていくところ・・・

    最後の恋のとらえ方がそれぞれ全然違ってておもしろかったです。
    「TUNAMI」と「ときめき」は変化球な感じでした。村山さんのは相手が驚きで、悲しいんだけどあたたかい気持ちになれました。島本さんのは視点がおどろきでした。
    「森で待つ」はせつなくて、ちょっと怖かったです。なんだか、最後のシーンがロマンティックなようでどこか怖いと感じました。カワウソへの嫉妬が、何歳になっても女は女だなぁって思わされました。
    「ブーツ」は思いのほかせつなかったです。タイトルのとおり、最後のブーツの件が・・・

  • 恋愛小説は、あまり読まないのですが、気分転換にセレクトしてみました。
    アンソロジーだから読み易かったです。
    「甘い記憶」と「ヨハネスブルグのマフィア」が良かったかな。
    「TSUNAMI」は切ない。
    「それは秘密の」は、ヒロインが浮世離れした感じに描かれていたので、「実は人ではないのでは!?」と勝手に妄想していましたが、そんな事はなく・・・ちゃんと「人」でした(^-^;
    これ以外の作品にも、多かれ少なかれ不思議なフワフワとした雰囲気を感じつつ、読了となりました☆
    これは、第2弾なんですね。
    第1弾も読んでみよう。

  • 「最後」の恋と銘打ってるだけに、苦さの中のほのかな甘さがどのストーリーも印象的。それぞれに個性的ではあるけど、大人ならではの心の震わせ方。最後の恋だからこそのときめきだなぁ、胸に響くなぁ。
    特に好きなのは森絵都「ヨハネスブルグのマフィア」。この話が読みたくて購入。「人間は恋の始点を自分では選べない。同時に、終点も選ぶことはできない。」という一文が印象的。
    そして、乃南アサ「それは秘密の。」スリリングなのに甘やかで、ドラマチックで。読後も余韻に浸っていました。
    派手さはないけど味わい深い。読み返すほどにじわじわきそう。

  • なんだか切なくて苦しくて苦いのに何処か甘いwww
    アタシも、こんな気持ちになる時が来るんだろうか?

    ☆甘い記憶……………………………大島真寿美
    ☆ブーツ………………………………井上荒野
    ☆ヨハネスブルグのマフィア………森絵都
    ☆森で待つ……………………………阿川佐和子
    ☆ときめき……………………………島本理生
    ☆TSUNAMI……………………村上由佳
    ☆それは秘密の………………………乃南アサ

  • 森絵都さん以外は、普段あまり読まない作家さん達なのでとても新鮮な感じがしました。ひとつひとつのお話が短いので、読みやすかったです。中には、「最後の恋」って感じじゃないなぁと思ってしまったお話もありました。

    「甘い記憶」大島真寿美
    「森で待つ」阿川佐和子
    「TSUNAMI」村山由佳

    この3つが個人的に、いいなぁと思いました。

  • 甘い記憶 大島真寿美
    ブーツ 井上荒野 ★★★★
    ヨハネスブルグのマフィア 森絵都 ★★★★★
    森で待つ 阿川佐和子
    ときめき 島本理生
    TSUNAMI 村山由佳
    それは秘密の乃南 アサ

  • 最後の乃南さんの短編がいちばん面白かった★
    ひみつのアッコちゃんq(^-^q)

    最後をテーマにした短編集

著者プロフィール

阿川佐和子

一九五三年、東京生まれ。慶應義塾大学文学部西洋史学科卒。エッセイスト、作家。九九年、檀ふみとの往復エッセイ『ああ言えばこう食う』で講談社エッセイ賞、二〇〇〇年、『ウメ子』で坪田譲治文学賞、〇八年、『婚約のあとで』で島清恋愛文学賞を受賞。一二年、『聞く力――心をひらく35のヒント』が年間ベストセラー第一位、ミリオンセラーとなった。一四年、菊池寛賞を受賞。最近の著書に、『ことことこーこ』『看る力――アガワ流介護入門』(共著)など。

「2019年 『老人初心者の覚悟』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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