フォルトゥナの瞳 (新潮文庫)

著者 :
  • 新潮社
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レビュー : 204
  • Amazon.co.jp ・本 (496ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784101201917

感想・レビュー・書評

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  • 自分が慎一郎の能力を身につけたとして、

    やはり最初は、人を助けようとするだろう。
    でもそれは、純粋な気持ちではないだろうなと思う。
    人を助ける自分に酔っているだけだと思う。
    昔、テレビで見たヒーローの真似事がしたいだけだ。

    自分にダメージがあるとわかると、すぐにやめるだろう。
    偽善者だな。
    でも、多少は、罪の意識を持つのかな?

    慎一郎は、凄く純粋だ。
    それ故に、苦しんでいる。

    最後は、とても切ないラブストーリーだった。

  • 途中からいらいらして後味も悪かった。
    主人公は自己中すぎるし
    自分が救わなきゃっていう
    使命感に駆られたのだろうけど
    これまでお世話になった遠藤や美津子への恩を仇で返してることに対しては何も感じないのか疑問。

  • 映画を見る前に読みたかったので。
    俺ならどうするんだろう?

  • 死期が近い人が透明に見えるという、謎の妄想に取り憑かれた男の悲喜こもごもな話。
    この男には、映画『ファイナル・デスティネーション』シリーズを観ることをお勧めする。
    そうすればバカな事をせずに済んだはずに違いない。

  • のっけから面白い。読み出すと止まらない。登場人物が生き生きとしている。

  • 死ぬ人は透けて見える。
    そんはなずはない、どうしようの繰り返し。

  • テレビの心霊写真特集なんかで出てくる
    手や体の一部が透けて写ってしまった、というような
    そんな映像が頭に浮かぶ。

    他者の死期を知ってしまう能力。それに伴い
    主人公の心に「救うべきか救わざるべきか」の
    葛藤が起こる。そういう表現がとても伝わって
    読んでいてとても心が苦しくなる。
    さすが百田さん。

    そもそも「死」というものが人間にとって、
    怖くて忌み嫌われるもの。
    でも確実に、一人一人余すことなく訪れる。
    生者にとって死は「嫌なもの・悲しいもの」。
    事故や病気、突然の死は特に。また若い人の死はなおさら。

    目の前の人から「死」「を奪い取りたいとおもっても、
    しかしその「死」はその人のものであり、
    誰も代わってあげられないからこそ、その人の「生」がある。

    本の中で彼の葛藤は「神の領域」と、言われる部分があるが、
    こんな能力を人に与えた「誰か」がいるならきっとそれは、
    神ではなく正反対なものかも。

    生と死と、そういうものを考えるということが
    結構人間にとって必要な時間があるかも。
    と、考えさせられる。

    追記:2019/2月から、映画やってるみたいですねー。

  • 美しい。

  • 相変わらず映像化したら面白そうだなー映画の脚本小説みたいだなー作品。
    大事な人のために頑張って生きようとプラスの気持ちになれたので感謝。

  • 一気読み。

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著者プロフィール

百田 尚樹(ひゃくた なおき)
1956年生まれ、大阪府出身の放送作家・小説家。『探偵!ナイトスクープ』の放送作家として活躍。
50歳の時にはじめて執筆した『永遠の0(ゼロ)』で作家デビュー。ヒット作となり、映画化されている。
ボクシング青春小説『ボックス!』が第30回吉川英治文学新人賞候補、第6回本屋大賞の5位に選出され、映画化もされた。『海賊とよばれた男』で2013年本屋大賞大賞受賞。コミック化、映画化された。

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