- 本 ・本 (240ページ)
- / ISBN・EAN: 9784101203065
作品紹介・あらすじ
北九州の地で荒れたクラスを次々に再建し、教育界の熱い注目を集める「日本一忙しい小学校教師」菊池省三。子どもの瞳に輝きが戻り壊れた教室が甦る、その秘密はどこにあるのか。「ほめ言葉のシャワー」「成長ノート」などの指導法で、自立心と他人を敬う心を育てる「菊池式教育観」に、かつての教え子が迫る。『学級崩壊立て直し請負人 大人と子どもで取り組む「言葉」教育革命』改題。
感想・レビュー・書評
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スーパーな小学校の先生。大人が公を教えられないとか基本的な考えのベースはうなずけるんだけど、なぜか子どもたちへの向かい方については共感しにくかった。
要は手の内を語ってくれているわけで、それを知った上だとなんだかなーと思ってしまうからだろうか。自分が菊池先生の教え子だったら、先生の戦術にのれずにわけもわからず拒否感、違和感をもってしまいそうな気がした。うーん、それって公を教えられない大人にありがちな一面であろう、リベラル至上主義が邪魔しているのかも。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
「公に通じる自分を作っていく」
など社会で人と上手く対応していける方向に子供を導いていく教師の話。
こういう指導を受けられた子供は幸せだと思う
現在も、多くの人がこのような指導がなく、公での身の処し方が身に付かないまま大きくなり、損をしていることもよくある。
お偉方達の中にも、こういうことを学び直したほうがいいんじゃないかと思う人も多い。
この本の中に出てくる小学5、6年で指導を受けた子供達が、その後、中、高、大、社会人となっていく過程で
この先生から受けたものが、活かされる場面があったのか、子供達のその後の影響を知りたいと思う。
とても良い授業なのに、小学時代の記憶というものは、思春期の人格形成の頃には、忘れられてしまう。
生き方に迷う思春期の頃に、同じではなくても、このような授業が受けられたらと思う。
この本で、大人も学べるものが多くある。 -
人を褒めるということを意識して実践しようと本を読んで感じたが、実践は難しい。
組織や人の変革にあたってのヒントをもらったように思う。 -
言葉の力を信じた教育。褒めシャワーと成長日記で、子供達を育てていく。
著者プロフィール
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