• Amazon.co.jp ・本 (504ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784101204314

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  •  面白かったです♪本格的なミステリーが読みたい、でも誰の作品を読もうかなと迷っていたので、選りすぐりのミステリー作家が書いた短編でできているこの本を選びました。
     火村先生、お久しぶりでワクワクしました。
     「密室」ってほんとに色々なタイプがあるなーと楽しめました。それぞれの作家さんのあとがきも面白かったです。
     西澤保彦さん。初めて読みましたが面白かったです。この方の本は何冊か持っていたので今度読んでみたいと思いました。怪獣シリーズがかなり気になりますが、これは持っていないので探したいです。

  • いろんな作家の密室をテーマとした短編集
    好きな作家さんが参加してて面白かった

  • おもしろかった。それぞれ最後に密室についてのエッセイ付き…というのが、読む前は「ハードル高い感あるな〜」と思ってたけど、あってよかった。色んなタイプの、でも全部密室的状況!の小説を読むには気分的区切りにちょうどよかったし…、知らない作家の開拓に「短編+短いエッセイ」は便利かも〜と思って。どれもそれぞれ風味は違えど密室。読んだことない風味でも、短編で気軽に楽しめた!

  • 有栖川有栖【壺中庵殺人事件】
    恩田陸【ある映画の記憶】
    北森鴻【不帰屋】
    倉知淳【揃いすぎ】
    西澤保彦【怪獣は密室に踊る】
    貫井徳郎【ミハスの落日】
    法月綸太郎【使用中】
    山口雅也【人形の館の館】
    全8編収録。

    かなり豪華なラインナップです。作品の後のエッセイでそれぞれの作者が密室に対し本音を語っていますが、やはり密室トリックは難しいんだなと感じました。
    正統な密室ネタがあまりなかったのはやや残念ですが、【不帰屋】と【使用中】は良作だと思いました。

  • 恩田 陸さんの短編が良かった!

  • よく、贅沢三昧なんて言葉を聞くけれど、これはなかなかの、三昧だったと思う。


    普通に考えて西澤保彦さんと恩田陸さん、貫井徳郎さんの作品が横グシに刺さるとは思えないもの(誰かに対して非常にシツレイ?)。でもこういた短編集では、何かのキーワードをフックに、もうまったく色の違う作品が並ぶから嬉しい。

    密室、というからやはりハードの部分がキーなのかと思いきや、さにあらず。そりゃそうかこの布陣だもんね、そんな単純な訳がない!

    地の部分にたっぷりと、いやーな情緒を絡ませる恩田作品と言い、地の部分の色合いの変わったことと言ったらもちろん、西澤作品!これはもう、ハードが別物になっているという噂すらある。

    ジャケ買いをしてもこれなら安心の一冊。ちょっとひまだな、という人に、好きな作家を決めあぐねている人に、おススメです!

  • 「密室もの」を集めたアンソロジー。ミステリで用いられるトリックでも抜きん出て人工的な故、最早出尽くした感すらある「密室」をめぐる、8本の短編+エッセイ。

  • 密室アンソロジー。作家ごとに持ち味を生かしたバリエーションに富んでいて、『密室』というキーワードでこれだけ楽しめるのか! と全体的に満足度高かった。
    1編ごとに、各作家さんの「密室」に関するエッセイが入っていて、こちらもまたバリエーションに富んでます。今回の短編についての後書き風に書く人もいれば、密室について語っている人もいたりと、これまた面白い。
    コストパフォーマンスの良い本でした。

  • 短いからわかるかな?と思ったけれど、分からなかった。

    一口に密室といっても、これだけのバリエーションがあるのを初めて知った。
    ぱっと読んでみると「これって密室?」と思うものも。

    貫井さんの作品は内容、文章ともに読み応えがあった。
    この短編集で初めて北森さんの小説を読んだけれど、亡くなっていらっしゃるのか。民俗学とミステリの組み合わせが個人的に大好物なので。

  • 緻密な論理で構築された密室という名の神聖なる魔空間。ミステリのトリックでも最も人工的であるが故に幻想性さえ帯びているこのジャンルに、手練れ8人が挑む。眩暈を誘う巧緻な仕掛けを施した8つの密室の扉をどれから開けるもお望み次第。さらに各作家が密室へのオマージュを綴ったエッセイと千街晶之氏による特別解説を擁し、密室をめぐる全ての謎に答えた究極のアンソロジー。(「BOOK」データベースより)

    壷中庵殺人事件(有栖川有栖)
    ある映画の記憶(恩田陸)
    不帰屋(かえらずのや)(北森鴻)
    揃いすぎ(倉知淳)
    怪獣は密室に踊る(西沢保彦)
    ミハスの落日(貫井徳郎)
    使用中(法月綸太郎)
    人形の館の館(山口雅也)
    神は密室(千街晶之)

    正統派あり、大技あり、ええ?ってのもあり、バラエティに富んだ数々の密室が楽しかった。
    読むほうは楽しめばいいのですが、作る方はさぞ大変なことだろうと思います。
    作品のあとに作者さんのエッセイがあり、それもとても楽しかったです。

全30件中 1 - 10件を表示

著者プロフィール

有栖川 有栖(ありすがわ ありす)
1959年、大阪市東住吉区生まれの小説家・推理作家。有栖川有栖・創作塾の塾長。
同志社大学法学部法律学科卒業後に書店へ就職。それまでも学生時代から新人賞や雑誌への投稿を繰り返していたが、1989年江戸川乱歩賞に投稿した『月光ゲーム Yの悲劇 '88』が東京創元社編集長の目に止まり、大幅に改稿した上で刊行し、単行本デビューとなった。1994年、書店を退職して作家専業となる。1996年、咲くやこの花賞(文芸その他部門)受賞。1999年から綾辻行人と共作でテレビ番組『安楽椅子探偵』シリーズ原作を担当する。
2003年、第56回日本推理作家協会賞(長編および連作短編集部門)を受賞した『マレー鉄道の謎』、2007年発表作で「本格ミステリ・ベスト10」で第1位、「週刊文春ミステリーベスト10」で第1位、「このミステリーがすごい!」で第3位、「黄金の本格ミステリー」に選出と高く評価された『女王国の城』など、多くの作品がミステリ賞で高く評価されている。
2000年11月より2005年6月まで、本格ミステリ作家クラブ初代会長を務める。

有栖川有栖の作品

大密室を本棚に登録しているひと

ツイートする