三省堂国語辞典のひみつ: 辞書を編む現場から (新潮文庫)

著者 :
  • 新潮社
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レビュー : 19
  • Amazon.co.jp ・本 (304ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784101206769

感想・レビュー・書評

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  • 私は今、国語辞典が欲しくてたまらない!
    もちろん、買うなら「三国」がいい。

    国語辞典の良さ、おもしろさ、使い方について、愛の溢れる文章で綴られている。

    「こんなにおもしろいものだったんだ」という発見があり、「使わないなんてもったいない」という気にさせられる。

    日頃から、言葉が気になる、興味がある人にオススメ。
    楽しい読書ができるはず。
    『舟を編む』が好きな方にも。

  • 辞書好き。でも三国持ってない。

  • 面白かった。三国の宣伝本なんだけど、愛に溢れていて気持ちいい。イロイロ新しいことを知ることができた。三国買います。それにしても言葉の解釈がどんどん変化していることに驚いた。言葉は生き物なんだなあ。

  • 三省堂国語辞典の編集に携わる著者が、改訂を重ねてきた三省堂国語辞典の内容を紹介しながら、「国語辞典のどういう所に注目してほしいか」「どういうふうに使ってほしいか」などを書きつづる。

    真摯に,生真面目に書いているなぁ。
    面白かった。

  • 三国こと三省堂国語辞典の編者が三国のよさをPRすべく書き綴った文章なので三国への肩入れがやや目立つときもあるが、一冊読み終えれば「辞書」というのはどういうものか、幻想はいい意味で打ち砕かれ、完成までの労力におもいをはせ工夫にうなり、うまいつきあい方を覚えられる。そして三国はぜひとも手元においてみたくなる(同じく言葉を生業にするものの贔屓目もあるかもしれないが…)。語釈のわかりやすさや行き届いた収録語彙の選択が日本語中級からの学習者にもおすすめかもしれないな。文法や言い回しなど正誤が話題になるさまざまなトピックについても三国/著者なりのアプローチで穏当な(バッサリ決めつけはまずなく、その慎重な議論の運びには好感が持てる)答えを出しているので、日本語入門としてもおもしろく読める。

  •  第7版を刊行した「三省堂国語辞典」、その編集委員が舞台裏を案内し、言葉にまつわる様々な説を検証していく。

     この作品を読むと、やはり「三省堂国語辞典」はただの国語辞典ではないと思わされてしまいます。

     言葉を検証しながら、国語辞典の面白さが伝わってきました。

     日頃正しいと思われていた言葉や逆に間違っていると思われていた言葉の正確さがこの辞典によって確かめられることがよくわかりました。

     読み終わってスマホアプリの「三省堂国語辞典」を立ち上げてみたら、いつの間にか第7版にアップデートしているのに気が付き、早速活用していきたいと思いました。

  • 「要するに何か」がわかる辞書。
    似顔絵のわかりやすさ。
    すとんと胸に落ちる語釈。
    現代語のアパートの住人、として入れ替え。
    といった編集方針を堅持しつつ改訂を繰り返す辞書の現場を、多くの例を元に開陳してくれる。
    なるほどと思ったのは、
    お客様とのやりとりをまず一万円お預かりすることから始めます。
    ナウい、のような現役の死語という存在。
    また新しく聞くようになった言葉の、なるべく新しく信頼できる用例を探す生活にも思いを馳せた。

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著者プロフィール

飯間浩明(いいま ひろあき)
1967年、香川県出身の日本語学者、辞書編纂者。『三省堂国語辞典』編集委員。早稲田大学大学院文学研究科博士課程単位取得。代表作に『辞書を編む』があり、その他著作も国語辞典や日本語にまつわるものが多い。

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