オムライスの秘密メロンパンの謎 人気メニュー誕生ものがたり (新潮文庫)

  • 新潮社 (2017年1月28日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (368ページ) / ISBN・EAN: 9784101206813

作品紹介・あらすじ

食卓の定番、コロッケやナポリタンのルーツは、本当はどこの国?カレーはなぜ国民食になったのか。肉じゃがは海軍発祥というけれど。からあげは「唐揚げ」か「空揚げ」か。ハヤシライス誕生をめぐる尽きせぬ不思議……。あなたが大好きな料理は、いったいどうして定番になったのか。文献をひもとき真実に迫る、好奇心と食欲を刺激するおいしいコラム集。『ニッポン定番メニュー事始め』改題。

みんなの感想まとめ

食卓に並ぶ人気メニューのルーツに迫るコラム集は、オムライスやメロンパン、カレー、ショートケーキなど、私たちが愛する料理の誕生秘話を探ります。定説が覆されたり新たな発見があったりする中で、食文化の奥深さ...

感想・レビュー・書評

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  • 魅力的な題名に惹かれ、さらに目次を見ると出てくるは出てくるは。
    カレー、牛丼、コロッケ、からあげ、とんかつ、焼きそば、あんパン、etc.
    現在食べられているメニューがどういう成り立ちから登場したか、著者は膨大な参考文献から解き明かす。巻末に記載されたその数なんと186冊!
    その労力に最敬礼(笑)
    読んでいるだけで、食べたくなる。空腹な時には罪な本だなあ。

  • 澁川祐子『オムライスの秘密 メロンパンの謎 ー人気メニュー誕生ものがたりー』新潮文庫。タイトルにあるオムライスにメロンパンの他、カレーにインスタントラーメン、ショートケーキなどなどの人気メニューのルーツに迫るコラム集。定説とされルーツが覆されたり、新たなルーツが描かれたりと、食べることが好きな人には堪らない作品。

    それにしても、日本人は何と創意工夫に長けた民族なんだろう。今では定番となった人気メニューは様々な国々の料理をヒントに苦心惨憺の末に産み出されたり、斬新なアレンジにより全く違う料理に生まれ変わったりしているようだ。こうした定番メニューのルーツや誕生の背景を知れば、また別な楽しみと味の世界が広がるように思う。

  • 店で見かける元祖!の根拠に疑問を持ってはいたが、さすがに文献を調べるところまでいかなかった。
    なので、店頭で本を見たときに、タイトルにひかれて買ってしまった。
    が、読んでみたら「ここまで調べたけどわかりませんでした」的な記述もあって、確定まで至ったのは目次の半分ほどだろうか。
    エッセイというよりレポートのような印象をうける。

    ただ、著者の文献による調査で、この時期より早く(遅くに)文献が存在していたため、元祖ではないという根拠として書かれていて納得しやすかった。

    面白かったのは冷やし中華と肉じゃが。
    おかんの味の歴史浅いな!

    欲を言えば、料理ごとに年代を特定するための文献の年代表があったり、参考文献を分けて記載してもらえるともっとよかったと思う。

  • 膨大な参考文献からわかるように、著者は相当研究を重ねて本書を書いている。その割にはさらりと読ませる。

  • 広島の呉出身の人が、レモン型のパンをメロンパンと言い、コッペパンは丸いパンを指す謎が解けました!

  • 日本国内で食卓の定番である、コロッケやカレーやナポリタン始め、たくさんのメニューの発祥はどこか、誕生エピソードをまとめた本。
    江戸時代の文献のコピーも載っていたり、昔の文献の一部がそのまま載っていたりして面白い。

  • わかりやすさに飛びつかず、「本当だろうか?」と疑い、一つひとつ丹念にたどり、著者自身なりの推測を書き表しているあたりが、この著書の好ましいところ。

  • タイトルにあるのは、オムライスとメロンパンだけだが、全体的には、それ以外にも、とんかつや肉じゃがやカレーなど、日本のいわゆる洋食屋さんメニュー的なものの事の始まりについて記されたもの。

    一品当たり、4~5ページくらいと、比較的ライトに書かれている。それが故に、あまり理屈っぽくなく、素直に話を理解できる。だが、逆にそれが故に、突っ込みが足りないと感じるところもあります。結局のところ、“諸説あります”になっているのでは?とも思います。

  • ごはんを混ぜたオムライスがあるのを初めて知りました!
    ケチャップライスの上に半熟オムレツをのせて、切り目を入れてトローリとさせるオムライスも良いけど、私は卵焼きで包まれてるのが好きだなぁ

  • 目次がとても良い。個人的にはシベリアのチョイスされてる好き。参考文献の多さも凄くて、中には別の書籍で読んだものと被るものもあるがとても面白かった。

  • 面白かった。薄いところもあるがきちっと文献で根拠を挙げて説明しようとしてくれているところがいい。あとシンプルに美味しそう。お腹が空く一冊。

  • 岐阜聖徳学園大学図書館OPACへ→
    http://carin.shotoku.ac.jp/scripts/mgwms32.dll?MGWLPN=CARIN&wlapp=CARIN&WEBOPAC=LINK&ID=BB00578412

    食卓の定番、コロッケやナポリタンのルーツは、本当はどこの国? カレーはなぜ国民食になったのか。肉じゃがは海軍発祥というけれど。からあげは「唐揚げ」か「空揚げ」か。ハヤシライス誕生をめぐる尽きせぬ不思議……。あなたが大好きな料理は、いったいどうして定番になりえたのだろう。埋もれた真実に迫りつつ、好奇心と食欲を刺激するおいしいコラム集。『ニッポン定番メニュー事始め』改題。(出版社HPより)

  • 【紙の本】金城学院大学図書館の検索はこちら↓
    https://opc.kinjo-u.ac.jp/

  • 面白そうだと思ったのですが、いまいちでした。店舗には取材せず、文献調査だけでまとめるというのもよく分からないこだわりですが、引用がサライじゃ単なる孫引きじゃないですか。直接取材した方がよほどましです。結局ネットやテレビで得られる情報だけで全く面白くなかったです。

  • あまり興味がない内容が多く、飛ばし気味で読んだ
    内容が入らず、感想としてはよく調べて書いてるなって思ったくらいかな

  • 身の回りの様々な食べ物の来歴を調べる著者の手つきはまさに研究者。通説を疑い、数多の書物を渉猟し、独自の説を打ち立てていく様は鮮やか。時に、答えが出ない時も、そこに至るまでの考えの筋道を示してくれて納得感。以下備忘録的に。/カレーライスは、日本初のあんかけご飯で、江戸の汁かけ飯とあんかけ麺の家庭に来た養子なのでは、とにらみ。日本での餃子の独自の進化は、ご飯がいかに進むかを物差しに進んだ、にんにく入りしかり、タレにラー油を入れることしかり。ナポリタンを、口に入れればとにかくねっちゃり、そしてベッチャリ、かつ、もっちゃり、皿の上でぐっちゃり。ナポリタンは”四大ちゃり”でなければならなかった、と書く東海林さだお。茹でたナポリタンを5、6時間置き、さっと湯通しすることで麺を柔らかくし、うどんに近づけたところに、定着の鍵があったのでは、と。しゃぶしゃぶは、モンゴルで、冬季、零下の屋外でかちんかちんに凍った羊肉を包丁で削ぎながら、湯でとかしつつ食べたのが、起源という説も。マレー語には、混ぜる、加えるの意味で、Campur(チャンプル)という言葉があるとのこと。店員が焼く、から、客が焼く、への変化が、韓国から渡ってきた焼肉の、日本化を推し進めたのではないのか、という指摘。肉を素焼きにしてからタレをつける、つけダレ文化と、無煙ロースターは日本で発展し、韓国に逆輸入された、と。タコライスの発祥が、昭和59年というのも、そんなに新しかったのか、という思い。

  • <目次>
    省略

    <内容>
    カレー・餃子・インスタントラーメンあたりの定番から、モンブラン・クリームシチュー・しゃぶしゃぶ・ハヤシライス…と日本由来でなさそうなものまで、その料理の由来を丁寧に調べたもの。
    思ったのは、作家って美味しい読み物をいっぱい書いているのね。そして、著者の経歴を見たら、私の大学の後輩でした。

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著者プロフィール

1974年生まれ、ライター。ビジネスからサブカルま で幅広く執筆。『週刊東洋経済』『AERA Biz』などでインタビューやルポを手がける傍ら、日経ビジネスオンラインなどで書評を執筆中。主な仕事に『森正洋の言葉。デザインの言葉。』、『たたかわない生き方』(大内順子、イースト・プレス)の構成、『日本人のお葬式』(洋泉社ムック)など。関心あるテーマは、死生学、民藝(手仕事)、本とその周辺事情。NHKラジオ第1「すっぴん!」の新書ナビに出演中。

「2013年 『ニッポン定番メニュー事始め』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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