月まで三キロ (新潮文庫)

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  • / ISBN・EAN: 9784101207629

作品紹介・あらすじ

「この先にね、月に一番近い場所があるんですよ」。死に場所を探す男とタクシー運転手の、一夜のドラマを描く表題作。食事会の別れ際、「クリスマスまで持っていて」と渡された黒い傘。不意の出来事に、閉じた心が揺れる「星六花」。真面目な主婦が、一眼レフを手に家出した理由とは(「山を刻む」)等、ままならない人生を、月や雪が温かく照らしだす感涙の傑作六編。新田次郎文学賞他受賞。

感想・レビュー・書評

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  • 地球っこさん、松子さん、aoi-soraさんとの涙活 第4弾。

    とっーても よかった~。

    7編からなる短編集。

    どれも伊予原さんの優しさがにじみ出ているような作品たち。
    読書を楽しんでいると時間を忘れる。
    そして、少しでも時間があれば読み進めたいと感じる一冊。

    略歴をみると伊予原さんは大阪生まれで、神戸大学理学部卒業後、東京大学大学院理学系研究科で地球惑星科学を専攻とのこと。

    なるほど、作品に随分 理学系のことが出てくる。

    これがまたいい味を出しています。

    7編ともよかったけれど、なかでも「エイリアンの食堂」が好き。

    そして巻末の逢坂 剛さんとの対談。

    お二人のことがよく分って面白かったです。

    ちょっと疲れたときなど、ゆっくり読書を楽しみたいときにおすすめの一冊ですね。

    aoi-soraさん 素敵な選書をありがとうございます。
    まっちゃん、地球っこさん、同じ本を読む楽しみ、ありがとうございます。
    これからもよろしくお願いします。

    • いるかさん
      地球っこさん おはようございます~

      慌てなくて大丈夫ですよ~
      この本はゆっくり楽しんでくださいね。
      地球っこさんのレビューも楽しみにしてい...
      地球っこさん おはようございます~

      慌てなくて大丈夫ですよ~
      この本はゆっくり楽しんでくださいね。
      地球っこさんのレビューも楽しみにしています。。。
      2023/02/04
    • 地球っこさん
      いるかさん、おはようございます♪

      レビュー、遅くなっちゃいました。ごめんなさい。

      本当に優しさがにじみ出るお話でしたね。
      少しでも時間が...
      いるかさん、おはようございます♪

      レビュー、遅くなっちゃいました。ごめんなさい。

      本当に優しさがにじみ出るお話でしたね。
      少しでも時間があれば読み進めたいという、いるかさんのお気持ち、すごく分かりました。
      「エイリアンの食堂」、よかったですね。三人のエイリアンの影を想像すると、とても温かい気持ちになりました。
      2023/02/09
    • いるかさん
      地球っこさん

      おはようございます。
      素敵なレビューをありがとうございます。
      よいですね、地球っこさんのレビュー。
      大ファンです。...
      地球っこさん

      おはようございます。
      素敵なレビューをありがとうございます。
      よいですね、地球っこさんのレビュー。
      大ファンです。。
      「星六花」と「山を刻む」もよかったです。
      「山を刻む」は、えっ そっち・・・て感じでした。

      涙活 本当に楽しいです。
      みなさん これからもよろしくお願いいたします。
      2023/02/09
  • じんわりと胸を打つ世界。
    一話一話、ゆっくり読んでいくのがよく似合う物語だった。

    科学と小説、というと私は池澤夏樹さんの『スティルライフ』や『真昼のプリニウス』がすぐに思い浮かぶ。それらは言葉がキラキラと宙から降ってくるような美しさに溢れていて、まさに宇宙から人間を眺めているような壮大な神秘さを感じさせる物語だ。
    けれども、この『月まで三キロ』はそんな情景とは逆で、ここにある科学のテーマは人の足元にずっと続いている道のようなイメージだった。
    ただ人がその道中で立ち止まったり、後戻りしたり、急いで駆けていったりするだけで、道は人の行いなどに何一つ干渉されることなく淡々と前にも後ろにも続いている。
    そうして人が小石につまづいたり、疲れ果てたりして、ふと足元を見たときに初めて道の存在に気づくような。
    もっと人間…というよりは人に近い距離にあるように思えた。

    私はとくに「星六花」と「山を刻む」が印象深く残った。同性として主人公たちの置かれている立場に同じような気持ちを抱いたこともあるから、読みながら心が疼いて堪らなくなる。
    だから彼女たちが素直に笑える未来を選んだことに、じんと胸が熱くなったのだ。


    涙活メンバーのaoi-soraさんが選んでくださった作品。冬の夜にぴったりの物語でした。aoiさん、ありがとう!
    そして、松子ちゃん、いるかさん、今回は私の大変身勝手な理由で涙活参加が遅くなってしまいました、ごめんなさい。
    同じ小説を読んで、みなさんのレビューが読めて、とても楽しかったです。
    aoiさん、松子ちゃん、いるかさん、ありがとう…です。

    • いるかさん
      みなさん 本当にありがとうございます。
      こうして心配してくださって、本当に幸せ者です。
      うれしいです。

      本屋さんで「ラブカは静かに...
      みなさん 本当にありがとうございます。
      こうして心配してくださって、本当に幸せ者です。
      うれしいです。

      本屋さんで「ラブカは静かに弓を持つ」 ゲットしました。
      今読みかけの本があるので、それが終わり次第読みたいと思います。
      楽しみです。
      2023/05/06
    • aoi-soraさん
      サンダーバードって、関東では馴染みがないので、どんな車両だろうと検索してしまいました。
      金沢と大阪を結んでいるのね。
      金沢へは、こちらからだ...
      サンダーバードって、関東では馴染みがないので、どんな車両だろうと検索してしまいました。
      金沢と大阪を結んでいるのね。
      金沢へは、こちらからだと北陸新幹線かな?
      とにかくお帰りなさい!

      私も今読みかけの本が終わり次第です(⁠人⁠*⁠´⁠∀⁠`⁠)⁠。⁠*゚⁠+
      楽しみ♪
      2023/05/06
    • 松子さん
      こんばんは(^^)
      ラブカ、ゆっくりじっくり読もうと思っていたら、
      300ページで短いお話だったのと、読みやすいのと、ストーリーが面白いのと...
      こんばんは(^^)
      ラブカ、ゆっくりじっくり読もうと思っていたら、
      300ページで短いお話だったのと、読みやすいのと、ストーリーが面白いのとで、あっという間に読み終えてしまいました。(・_・;
      今の職場、仕事量に波がありまたいつ忙しくなるか分からないのでレビューあげてしまいましたが、皆さんご自分のペースで読んでくださいねっ(>_<)
      とっても面白かったです♪
      2023/05/07
  • 伊与原新さん初読み『月まで三キロ』の概要と感想になります。正直な所、あまり深く馴染まなかったです。

    表題作の『月まで三キロ』を含む6編+1編の短編集です。いずれも地球と関連のあるキーワードが登場する物理学、地層学、天文学などの知識に溢れ、私達の日常が138億年前の延長だと感じる作品でした。

    ただ読者によって知識量の多さと壮大さについて行けなくなると感じやすく、私もその一人に含まれてしまいました。ですが『星六花』と『アンモナイトの探し方』のような余韻は好みです。

    個人的な余談ですが表題作の「月まで三キロ」は私の携帯に画像が残っています。他にも作中で登場する地名に覚えある所が多く、不思議な偶然に微笑ましく思いました。

  • 長く本を読んでいるとつくづく思うことがある。前にも書いたのだが似たような本、関連する本を知らずに併読していたりする。先日読み終えた「地球外生命」の水のある星としてエウロパ、エンケラドゥスを読んだら、この本のエイリアンの食堂で同じことが語られていた。
    そんなエイリアンの食堂がこの本の中では一番良かった。他の短編も何かを解決するのでもなく、ただ心が前を向く。そんな「元気だしていこうぜ!」小説の集まりが気持ち良い。

  • 特に好きだったのは エイリアンの食堂 
    切なさとか寂しさも感じたけど、未来も感じた
    近くにいて欲しい人はちゃんといること。
    自分の心の中に常に存在することを宇宙レベルで伝えてくれた。

    そして、アンモナイトの探し方 では、
    わかるとわからないをきちんとわける
    という名文が!!
    本当にある三笠市の隣にある、この本だけの町

    題名にもなっている 月まで三キロ 
    素敵なフレーズ 題名だけで、手に取ってしまいました。
    もちろん中身も素敵でした!

  • 心が折れそうな時
    苦しくて前に進めない時
    そんな時にそっと優しく背中を押してくれる6編の物語


    どのお話も、ゆっくりと心に沁みてくる。
    決して感情がどっと押し寄せてくるタイプの文章ではないけれど、気付くと涙が溢れている。

    簡潔で無駄のない文章が心地よく、
    ロマン溢れる科学の話がまた興味深い。
    天文、気象、地質など学問的なことが、結構詳しく書かれているけれど、全く難しいとは感じないのが良い。


    好きなお話は……
    「アンモナイトの探し方」
     家庭環境の変化と受験で心が壊れかけている少年が、化石発掘をしている老人と交流することで、心が溶けだし泥沼から抜け出す。

    「エイリアンの食堂」
     食堂を経営する父と娘。
    客として訪れるちょっとミステリアスな女性との交流。
    “実はわたし、138億年前に生まれたんだ”
    の宇宙人の話も面白い。

    「山を刻む」
    三十年真面目に主婦をやってきた女性の家出。
    向かった先は日光白根山。
    そこで出会ったのは火山研究者の先生と学生。
    “なぜわたしは、自分の人生を生きているところを、あの子たちに見せてやらなかったのか”
    の言葉が私の胸に刺さる。
    そしてラストにびっくり。


    タイムマシンがあったら……
     太古の月を見てみたい。
    今の六倍の大きさに見えるんだって!
    多分肉眼でクレーターまでハッキリ見えるらしい。
    でも40億年より昔というから、行ったら戻れないでしょう(笑)

    やってみたいこと……
     化石発掘
    絶滅生物の姿がまだ残っているなんて!

     プレアデス星団(すばる)
    今まで何度も探してみたけど、なかなか見つけられなくて悔しい思いをしている。
    (単に視力の問題?)
    我が家上空は明るすぎるから、もっと光の少ない場所で再挑戦したい。


    この本は、地球っこさん・松子さん・いるかさんとの涙活、4回目。
    今回も素敵な本でしたね。
    選書はドキドキしましたが楽しかったです。
    みんな、ありがとう(⁠ ⁠ꈍ⁠ᴗ⁠ꈍ⁠)

    • いるかさん
      みなさん おはようございます。

      地球っこさん すごーい。
      おめでとうございます。
      これからもよろしくでーす。
      みなさん おはようございます。

      地球っこさん すごーい。
      おめでとうございます。
      これからもよろしくでーす。
      2023/02/08
    • 地球っこさん
      aoiさん、おはようございます♪

      とても素敵な作品でした。
      ありがとう。
      どのお話も、ちょっとずつ私のなかの何かが疼いちゃって、だから主人...
      aoiさん、おはようございます♪

      とても素敵な作品でした。
      ありがとう。
      どのお話も、ちょっとずつ私のなかの何かが疼いちゃって、だから主人公たちがどんな未来を選ぶんだろうと気になって仕方ありませんでした。

      太古の月は私も見てみたいな。きっと怖いくらい神秘的なんじゃないかな。
      2023/02/09
    • aoi-soraさん
      地球っこさん、レビュー読ませて頂きました!
      こちらこそありがとう╰⁠(⁠*⁠´⁠︶⁠`⁠*⁠)⁠╯
      うん、大きいお月様
      見てみたいよね。
      月...
      地球っこさん、レビュー読ませて頂きました!
      こちらこそありがとう╰⁠(⁠*⁠´⁠︶⁠`⁠*⁠)⁠╯
      うん、大きいお月様
      見てみたいよね。
      月って、吸い込まれそうに神秘的で大好きなの。
      満月も良いけど、ほそーい月も好き♡
      2023/02/09
  • 理系の知識がストーリーに織り込まれ、勉強になることばかりでした。こういう視点で科学を捉えていれば、自分の理系苦手意識ももう少し減っていたかも。
    人生に疲れた各章の主人公が、科学に秀でる人(研究者ら)に出会う。天文、気象等、様々な話を訊くうち心が軽くなってゆくのを感じる。抱える悩み、苦しみを科学の力で紐付け物事を捉え、見方を少し変えてみると、希望を見出すヒントがあると。雪の結晶、化石、星空、山の景色その場面を、想像しながら(或いは検索しながら)、読むのが新鮮だった。今までも自分の身近にあったものだったのに。
    どの章も、とりわけ何が変わるというものでもない。主人公の心持ちが変わるのだ。心が晴れ一歩踏み出す。
    特に「エイリアンの食堂」「山を刻む」が良かったです。山を刻む、の主人公に共感することがあり。私は、細かい傷が刻まれた食卓(家族の歴史が刻まれた食卓)、好きです。
    どの章も胸にじわっとくるものがあり、直接ではないですが、科学は人のおもいを結びつける役割をしてるのだと感じることができた一冊でした。

  • 表題「月まで三キロ」を含む、全6作の
    短編集 。
    ――月まで三キロという話は、事業に
    失敗し自殺の下見をする、という客と
    タクシーの運転手の話。
    運転手は「月まで三キロで行くことができる」と言いだす。それは・・・・
    運転手には自殺などしてほしくない!と
    思う理由があった。

    理系分野の話が多く、私には苦手だ!と
    思わず本を閉じたくなる話もあったが
    「星六花」は雪の結晶が説明されている。
    様々な形があり、六角形の樹枝状、針状
    板状、角柱状・・・

    「山を刻む」が良かった。
    ハンマーを振り上げ岩を打ち、鈍い音を
    させながら刻まれていく。主人公はこの火山を自分の家庭に置き換えて考える。
    歴史が刻まれて今、主婦の悩みは山へ
    持ち込まれた・・・・

    この本はまた初読み作家さん。
    伊与原 新(シン)さん、プロフィールが
    凄い。神戸大理学部卒、東大学院理学
    研究科、地球惑星科学専攻博士課程修了
    ――なるほど、なるほどですね!
    私もたまには理系分野のお勉強に
    なったでしょうか?

    2023、3、31 読了

    • ポプラ並木さん
      アールグレイさん、
      おはよう。
      共読ですね。自分は単行本でした。
      「エイリアンの食堂」が一番良かったです。まだ覚えていますよ。
      母を...
      アールグレイさん、
      おはよう。
      共読ですね。自分は単行本でした。
      「エイリアンの食堂」が一番良かったです。まだ覚えていますよ。
      母を亡くした父・娘の鈴花。経営する食堂に研究者・本庄が毎日食べる定食。本庄と鈴花の会話は父親のカタルシスに繋がっていますね。
      理系の小説、面白かったですが、アールグレイさんは☆3個か。。。
      2023/04/02
    • アールグレイさん
      こんにちは(^_^)/ポプラさん

      コメントありがとうございます。
      エイリアンの食堂、あのお話も良かったですね。
      プレアさんはもしかしてママ...
      こんにちは(^_^)/ポプラさん

      コメントありがとうございます。
      エイリアンの食堂、あのお話も良かったですね。
      プレアさんはもしかしてママになってくれるのかな?なんてことも考えました。
      最近、地球、星、月と天文学のお話がよく出現します。
      ん~今度は久しぶりの中山七里さんでも読もうかな?
      2023/04/02
  • うまいなぁ、と思った。

    6本の短編と1本の掌編。

    それぞれに行き詰まりや困難や転機に遭遇した主人公が、天文学や気象学、地質学、素粒子など理系学問に詳しい人物と出会って癒されていく物語。

    感涙とまではいかないが、じわ~んとさせられた。

    著者は理系。東野圭吾さんとか乙一さんも理系の人でなかったかな?

    たまたまかも知れないけど理系の人の文章って妙に読みやすい気がする。
    あとがきの逢坂剛さんとの対談でも触れられているように、よけいな形容詞やら副詞やらを排除しているからかな。

    「天王寺ハイエイタス」だけがイマイチだった。
    表題作の「月まで三キロ」もどうかなぁ? あの程度の話で持ちこたえられるのだろうか。辛い現状は何も変わってないのに。疑問。

    最近読書の短編率が妙に増えている気がする。そろそろガッツリと長くておもしろいのが読みたいな。

    • おびのりさん
      今ね、懐かしのソロモンの偽証読みはじめてます。6巻まである。宮部さん、上手い。
      今ね、懐かしのソロモンの偽証読みはじめてます。6巻まである。宮部さん、上手い。
      2023/01/26
    • 土瓶さん
      長っ!!
      そういえば映画でも前後編に分かれていたっけ。
      少し前にアマゾンプライムで観ちゃったんですよね。
      岡田斗司夫さんだっけかな。大...
      長っ!!
      そういえば映画でも前後編に分かれていたっけ。
      少し前にアマゾンプライムで観ちゃったんですよね。
      岡田斗司夫さんだっけかな。大傑作とべた褒めしていたので。
      でも、それほどでもなかった。
      やっぱり本で読むべきだったかな~。
      2023/01/26
    • 1Q84O1さん
      土瓶師匠の★3久しぶり〜!
      次は★4へ期待が高まる!
      土瓶師匠の★3久しぶり〜!
      次は★4へ期待が高まる!
      2023/01/26
  • 2023.8.4 読了 ☆9.0/10.0


    初めての作家さん。インスタの本の紹介に出てきて気になっていた本でした。

    本書は、表題作含む6篇からなる短編集

    理工系の知識をうまくストーリーに盛り込んでいて、すごく奥行きのある物語でした。

    特に表題作の「月まで三キロ」や「アンモナイトの探し方」、「エイリアンの食堂」と「山を刻む」は感涙です。

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著者プロフィール

1972年、大阪府生まれ。神戸大学理学部卒業後、東京大学大学院理学系研究科で地球惑星科学を専攻し、博士課程修了。2010年、『お台場アイランドベイビー』で第30回横溝正史ミステリ大賞を受賞し、デビュー。19年、『月まで三キロ』で第38回新田次郎文学賞を受賞。20年刊の『八月の銀の雪』が第164回直木三十五賞候補、第34回山本周五郎賞候補となり、2021年本屋大賞で6位に入賞する。近著に『オオルリ流星群』がある。

「2023年 『東大に名探偵はいない』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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