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- Amazon.co.jp ・本 (260ページ)
- / ISBN・EAN: 9784101209197
感想・レビュー・書評
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日本史の表舞台や主役の陰で確かに呼吸していた個性的な人物を、乏しい史料をタネに作家の想像力で息を吹き込んで造形してみせた短編集。
紀州頼宣の腹心である牧野兵庫、荒木村重、吉宗と宗春、大村加トなどが目の前に現れる。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
表題他8編短編集。戦国関連は「ばてれん兜」、「道糞流伝 荒木村重」の2編。前者が蒲生家と上杉家に仕えた岡左内、後者が荒木村重が主人公です。どちらも面白かったですが、個人的には「ばてれん兜」が好みでした。岡左内と言えば蓄財家でその反面出す時を見極めどんと出す方で、その様子が描かれております。
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戦国から江戸までの男の意地を描いた短編集。戦国武者と江戸時代のサムライが対極をなす。そして鍵屋の辻の決闘がその二極のつなぎとなっている作品だ。
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