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Amazon.co.jp ・本 (288ページ) / ISBN・EAN: 9784101210315
感想・レビュー・書評
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やなせたかしの紹介で知ることになったこの本
正直無知な私は千住アキラもヒロシもマリコも、「名前は聞いた事がある」くらいよく知らなかった
この本には真理が書いてある
愛だ
あとがきも素晴らしい
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千住家の子供達は素晴らしい芸術家になった。
だからと言ってそこに特別な教育があった訳ではなかった。
あったのは「ほんまもん」の家族の愛情だけである。
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三人もの芸術家を育てたということで、どんな教育だったのかと関心が沸き手に取った。
分かったのは、芸術家を育てようと育てたわけではなく、子どもたちの興味関心の先に芸術家という将来像があったということだ。
それでも三人とも一流として活躍しているのには、以下の3つのポイントがあると感じた。
・一流に触れる環境
・父親の人格
・母親の献身
まずバイオリンを始めるにあたり著名な先生に師事している。
やはりプロになるには良い先生につくことは何より大事なのだと思う。
次に、父親の人格。
決めたことは猪突猛進して貫く、子どもを信じて好きなようにやらせる、こうした父親の姿は一流になるにあたり大いに影響したと思う。
最後に母親の献身。
特に真理子さんとは二人三脚でこれまでやってこられたことが伺える。
そして専業主婦であり、家事育児は全て担っていたようだ。
自分自身の時間などなかったのではないか。
これらが組み合わさり、三人の一流が生まれたのだなと大変興味深かった。
親の押し付けではなく、子どもの関心を起点としながら、深い愛情と人格を持って子どもに接することの大切さを学ぶことができた。 -
日本画家千住博画伯が好きなのでその根源と言うか生い立ちを楽しみに読み始めましたが、どれだけすごい教育をされたのかと言う事前の想像を良い意味で大きく裏切られ、芸術三兄弟の父母の人間性の素晴らしさに驚きました。家族それぞれ全ての努力の凄まじさにただただ感心するばかりでした。
著者(三兄弟の母)の父母がドイツ留学でドイツに向かう船上で、ヴァイオリンを弾くアインシュタインと遭遇したエピソードもすごい。芸術家の道へ繋がっていく目に見えぬ何かをも感じてしまいました。
『むずかしい教育は、やさしい愛情より劣るのではないか。ーすべての鍵は愛である』とあとがきで締めくくられている事にとても納得しました。このご家族の事、この先知らずに過ごす事とならずによかったと思います。 -
こうじさんに薦められた一冊。
親は子どもに期待をかけてはいけない。それは親のエゴでしかない。
いちばん好きなことをやらせるのが一番伸びる。興味をもって集中させること以外に子どもを伸ばす方法はない。
だから、親がやることは、見守るということ。
森のようちえんと同じだ
結局子育ては、私自身の問題。これにはガツン
山口さんの講演、捉え方次第
わたしは挫折、苦労がないことにコンプレックスを抱いてる。たぶん
ほんまもんだと思う人の多くは、ショッキングな出来事や挫折経験を踏み台にしている。己の使命として働き、生きてる。わたしにはそれがない、と。
でも、マイナス経験を求めたところでどうしようもできないことで、いま私にできることは今目の前にあること、見えてる景色、こころの揺れ動きを敏感にさせておくことにほかならない
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全ての人に教育とは?を問いかける本。
子どもたちの好きなこと、今、夢中なことに集中できる環境をつくる、シンプルにそれが人の才能を伸ばしていくことに繋がる。そこに、千住家の方々はいつも夢中に一生懸命だったことが伝わってきます。
みんな才能をもって生まれてきている。それを教育者は、ただ信じるのみ。この本は親子の話だったけど、師弟関係にも当てはまると思います。
千住鎮雄氏の暖かく厚みのある言葉が、たくさん並んでます。
「遊び半分の気持ちならやめろ。何事も真剣にやることが大切なのだから。その結果など問題ではない。」
子育て、教育に興味のある方にお勧めします。 -
苦労話が続くのでさぞや大変だったのかと思ったら慶應幼稚舎の生まれながらのエリート兄弟でした。参考にはならない(笑)一つ学んだのは、親が尊敬出来る教師がいる学校があるということ。今も慶應幼稚舎クラスの学校には、そういう先生いるんだろうか。
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壮絶な戦いの軌跡だった。ここまでしなければならないのか、ここまでしたから千住真理子の今が\あるのか。
千住の父親の考え方に敬服し憧れるとともに、自分にここまでできるのだろうかと思う。それでも、後をを追ってみたい。そんな気にさせる本であった。 -
千住家の教育白書。千住文子先生の著書。子供の教育に悩む全ての保護者や学校関係者にとって役に立つ内容の良書です。全ての子供が千住家の皆さまのようになれるわけではないけれど、千住家の教育から学べることはたくさんある。
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教育白書というより、素敵な家族のドラマチックな愛情の物語。
もちろん子育てをする上で大切な教えが幾つもあったけど。
「心を痛めていたことがある。子供たちの大切な時間を、家のことのために使わせてしまったことだ。」
母親がなくなり夫が病気で入院中で、家族中が猛烈に忙しいという時に、著者が感じていたというこの点が子供を思いやる親として象徴的で一番印象に残った。 -
千住家の教育白書 / 千住文子 / 2010.3.6(9/34)
この本を知ったきっかけ:公文関連の教育本を探していたときに偶然発見。
単なる自慢話だし、ありえそうにないことばかりで、参考にならない。けど、当方が著者の立場ならやはりこうした内容で書いてしまうだろう。
好きなこと、興味をもったことをとことんやらせるのが一番伸びる。興味をもって集中したこと以外に子供を伸ばす方法はない。一度集中したことのある子は、興味の対象が変わっても集中できる。
親は自己愛、利己主義、自己満足、わがまま、それらのすべてを捨てなければならない。親のエコイズム。
押し付けの教育はかえって子供を興味から遠ざけるだけでなく、せっかく持っている可能性もつぶしてしまう。
人生には幾つか鍵がある。そのときがきたと思ったら、ひたすら頑張るだけ。勝敗は問題でない。むしろそのチャンスを捨てる態度が問題。
決心させる。一度決めたら迷わず、ひるまず、余計なことは考えず、木でも草でも薙ぎ倒して進む。 -
解説にも書いてあったけれど、著者の記憶の深さ、濃さが凄い。それはきっと著者が全身全霊をかけて家族、子供たちと向き合ってきたからだろう。ともすると、家族のために個を犠牲にしたようにみえる生き方。良い悪いではなく、ワーキングマザーとして自分の自己実現も捨てられない我儘な私には出来ない生き方であるけれど、そんな私なりの子供との向き合い方、こんな濃い記憶を持ち続けることができるような関わり方を模索したい。
著者の夫の、学歴でなく、本人が好きなことをさせるのが一番よい。でも一生懸命夢中になってやること。近道ではなく回り道してでも自分の力で成し遂げてみること。そのためには、高いハードル=自分に勝つこと。親がいなくなっても生きていけるような生きる力をみにつけさせること。などの言葉はとても印象に残った。常に振り返りたい言葉である。 -
■エッセイストの千住文子(87) 2013.06死去
長男は千住博(画家)、次男は千住明(作曲家)、長女は真理子(バイオリニスト) -
Xxxちゃま、というのは違和感があるかな。結局、ええ氏の、なのかも。
ただ、お父さんの腹の座り方、お母さんの献身的な一途さ。
子は親の背中を見るのか。 -
千住家、というと、慶応大学教授のエリート3兄妹と言うイメージを持たれる人が多いと思われます。
実際、確かにそうではありますが、それ以上に「なんと素敵な一家だろう!」という気持ちがわき上がります。
物事に真摯に向き合い、困難を恐れずに立ち向かう二人の息子と末娘の成長期を、愛情込めてお母様が綴られました。
こんなお母さんだったらなあ!と、つい思ってしまいます。
子供たちも愛情込めて両親を「おとうちゃま、おかあちゃま」と呼んでいます(大人になった今も!)
お父様は既に鬼籍に入られましたが、愛おしい我が子をずっと見守っていらっしゃるでしょうね。
子育てに悩むお母様方にもオススメ。 -
ご家族の絆が強いです。
エリート一家と思っていたのに・・・みなさん、すごい。すごい感性と情熱と努力と才能。
そして、個人を尊重している。
文体が少々苦手。 -
何度読んでも、親子愛に胸が熱くなるエピソードがあります。
千住文子の作品
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