千住家の教育白書 (新潮文庫)

著者 :
  • 新潮社
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本棚登録 : 151
感想 : 21
  • Amazon.co.jp ・本 (279ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784101210315

感想・レビュー・書評

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  • こうじさんに薦められた一冊。

    親は子どもに期待をかけてはいけない。それは親のエゴでしかない。
    いちばん好きなことをやらせるのが一番伸びる。興味をもって集中させること以外に子どもを伸ばす方法はない。
    だから、親がやることは、見守るということ。
    森のようちえんと同じだ
    結局子育ては、私自身の問題。これにはガツン
    山口さんの講演、捉え方次第

    わたしは挫折、苦労がないことにコンプレックスを抱いてる。たぶん
    ほんまもんだと思う人の多くは、ショッキングな出来事や挫折経験を踏み台にしている。己の使命として働き、生きてる。わたしにはそれがない、と。
    でも、マイナス経験を求めたところでどうしようもできないことで、いま私にできることは今目の前にあること、見えてる景色、こころの揺れ動きを敏感にさせておくことにほかならない


  • 全ての人に教育とは?を問いかける本。
    子どもたちの好きなこと、今、夢中なことに集中できる環境をつくる、シンプルにそれが人の才能を伸ばしていくことに繋がる。そこに、千住家の方々はいつも夢中に一生懸命だったことが伝わってきます。
    みんな才能をもって生まれてきている。それを教育者は、ただ信じるのみ。この本は親子の話だったけど、師弟関係にも当てはまると思います。

    千住鎮雄氏の暖かく厚みのある言葉が、たくさん並んでます。
    「遊び半分の気持ちならやめろ。何事も真剣にやることが大切なのだから。その結果など問題ではない。」

    子育て、教育に興味のある方にお勧めします。

  • 苦労話が続くのでさぞや大変だったのかと思ったら慶應幼稚舎の生まれながらのエリート兄弟でした。参考にはならない(笑)一つ学んだのは、親が尊敬出来る教師がいる学校があるということ。今も慶應幼稚舎クラスの学校には、そういう先生いるんだろうか。

  • 壮絶な戦いの軌跡だった。ここまでしなければならないのか、ここまでしたから千住真理子の今が\あるのか。
    千住の父親の考え方に敬服し憧れるとともに、自分にここまでできるのだろうかと思う。それでも、後をを追ってみたい。そんな気にさせる本であった。

  • 千住家の教育白書。千住文子先生の著書。子供の教育に悩む全ての保護者や学校関係者にとって役に立つ内容の良書です。全ての子供が千住家の皆さまのようになれるわけではないけれど、千住家の教育から学べることはたくさんある。

  • 読んでる間何回も泣きました。

  • 教育白書というより、素敵な家族のドラマチックな愛情の物語。
    もちろん子育てをする上で大切な教えが幾つもあったけど。


    「心を痛めていたことがある。子供たちの大切な時間を、家のことのために使わせてしまったことだ。」
    母親がなくなり夫が病気で入院中で、家族中が猛烈に忙しいという時に、著者が感じていたというこの点が子供を思いやる親として象徴的で一番印象に残った。

  • 千住家の教育白書 / 千住文子 / 2010.3.6(9/34)
     この本を知ったきっかけ:公文関連の教育本を探していたときに偶然発見。
     単なる自慢話だし、ありえそうにないことばかりで、参考にならない。けど、当方が著者の立場ならやはりこうした内容で書いてしまうだろう。
     好きなこと、興味をもったことをとことんやらせるのが一番伸びる。興味をもって集中したこと以外に子供を伸ばす方法はない。一度集中したことのある子は、興味の対象が変わっても集中できる。
     親は自己愛、利己主義、自己満足、わがまま、それらのすべてを捨てなければならない。親のエコイズム。
     押し付けの教育はかえって子供を興味から遠ざけるだけでなく、せっかく持っている可能性もつぶしてしまう。
     人生には幾つか鍵がある。そのときがきたと思ったら、ひたすら頑張るだけ。勝敗は問題でない。むしろそのチャンスを捨てる態度が問題。
     決心させる。一度決めたら迷わず、ひるまず、余計なことは考えず、木でも草でも薙ぎ倒して進む。

  • 解説にも書いてあったけれど、著者の記憶の深さ、濃さが凄い。それはきっと著者が全身全霊をかけて家族、子供たちと向き合ってきたからだろう。ともすると、家族のために個を犠牲にしたようにみえる生き方。良い悪いではなく、ワーキングマザーとして自分の自己実現も捨てられない我儘な私には出来ない生き方であるけれど、そんな私なりの子供との向き合い方、こんな濃い記憶を持ち続けることができるような関わり方を模索したい。
    著者の夫の、学歴でなく、本人が好きなことをさせるのが一番よい。でも一生懸命夢中になってやること。近道ではなく回り道してでも自分の力で成し遂げてみること。そのためには、高いハードル=自分に勝つこと。親がいなくなっても生きていけるような生きる力をみにつけさせること。などの言葉はとても印象に残った。常に振り返りたい言葉である。

  • 長男・画家、次男・作曲家、長女・バイオリニストと3人の著名な芸術家を輩出した千住家のお母さんが書いた本。
    タイトルはこんなですが、べつに教育マニュアルではありません。
    あえて言えば「子供は親ものものではない、将来何をやっても自由」、「好きなことをやらせれば一番伸びる」といった方針ぐらいか。これは千住家の家族の記録です。どうすればこう育つのかは書いてなくとも、この家族の素晴らしさはわかります。

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