- Amazon.co.jp ・本 (560ページ)
- / ISBN・EAN: 9784101214344
作品紹介・あらすじ
事故で亡くなった愛妻の肝細胞を密かに培養する生化学者・利明。Eve 1と名付けられたその細胞は、恐るべき未知の生命体へと変貌し、利明を求めて暴走をはじめる-。空前絶後の着想と圧倒的迫力に満ちた描写で、読書界を席巻したバイオ・ホラー小説の傑作。新装版刊行に際して、発表時に研究者でもあった著者から、科学者あるいは小説家を志す人達に贈る、熱いロングメッセージを収録。
感想・レビュー・書評
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そういえば、これも読んでいたっけ。
SF色の強いホラーというイメージ。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
最初に読んでから、もう一度くらい読んだであろうか?今回また数年ぶりの再読。話の面白さは、今も色褪せない。
最後まで読んで、まるで初めての様な感覚。特にクライマックスのイヴとの闘いのところ、こんなんだったっけ?と思えるくらい。映画版と混同していたのかな?
まぁエピローグで、あれだけのことを経験した浅倉さんが、冷静に事件を振り返るところご微笑ましい(乗っ取られてたんで、自分の記憶にないからか?)が、今後への余韻も残して話は終わる。麻理子ちゃんのメンタルは大丈夫ですかなぁ?もうこわくて子ども産めないんじゃないかな?と心配。
一歩間違えれば、くっだらない怪物譚に終わりそうなラストを、ここまで読ませてしまう作者の力には
脱帽する。これが処女作とはねぇ。酒見賢一と言いい、瀬名秀明と言い、やはり天才は初めから違うのか?
ミトコンドリアよ、永遠におとなしくしていてください。
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もうかなり前の作品であるにもかかわらず、読んでいる間は色あせることのない迫力に包まれていたように感じる。
この作品は、性や肉の表現が生々しく、また言いようのない怖さも感じる。
それらに目を背けたくなる気持ちもあるが、登場人物それぞれが作品内に息づいているように感じ、本を読み進める糧になったように思う。 -
ゲーム作品を知っていてそこから興味を持ち購入。
ゲーム作品の魅力とはまた違ったSFの魅力があります。楽しめました。 -
ぞくぞくするほど絶望的だけど意外と人死んでない
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遅ればせながら読んでいたが一寸、合わないな、思ってリタイア。
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面白い設定だった。結末は少しチープな感じがしたけど文章はスラスラ進んだ。
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おもしろかったー!
ホラー寄りで映像化してほしいな〜。
今の映像技術で観てみたい! -
うーーーん
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中盤までは面白かったが結末に近づくにつれ安っぽく感じられた。途中まで良かったので残念に思う。