パラサイト・イヴ (新潮文庫)

著者 :
  • 新潮社
3.50
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本棚登録 : 844
レビュー : 93
  • Amazon.co.jp ・本 (560ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784101214344

作品紹介・あらすじ

事故で亡くなった愛妻の肝細胞を密かに培養する生化学者・利明。Eve 1と名付けられたその細胞は、恐るべき未知の生命体へと変貌し、利明を求めて暴走をはじめる-。空前絶後の着想と圧倒的迫力に満ちた描写で、読書界を席巻したバイオ・ホラー小説の傑作。新装版刊行に際して、発表時に研究者でもあった著者から、科学者あるいは小説家を志す人達に贈る、熱いロングメッセージを収録。

感想・レビュー・書評

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  • ぞくぞくするほど絶望的だけど意外と人死んでない

  • 瀬名さんのデビュー作ということで気になっていた本
    BRAIN VALLEYに続く二作目
    本作も理系向きの作品、だがSFかつホラーで面白かった
    依存関係と共生関係、バランスとはいつか崩れるものなのか、それともやっぱりどこかに落ち着くものなのか、と考えた

  • ゲーム作品を知っていてそこから興味を持ち購入。
    ゲーム作品の魅力とはまた違ったSFの魅力があります。楽しめました。

  • もっと進化論的なアプローチや生命・遺伝子とは何なのかといったテーマを深く掘り下げたものを想像していたので、正直いって期待したほどではなかった。EVE-1の描写のしかたもホラーSFによくある感じだったので、よくできたSFホラー映画といった感じ。前半の少女が病室で寝ているときに何者かがやってくるといったくだりは結構怖かったんだけどな。

  •  文庫版を読みました。
     初版の中の科学的につじつまが合わない点を2箇所改訂しているそうです。(from 文庫版あとがき)

     以下、若干のネタバレがあります。





     出版元は「ホラー」と謳っていますが、どっちかというとサスペンスアクションものかなという感じがしました。
     人それぞれに感じ方は違うと思いますが。
     もちろんそれとは関係なく、というより、ホラーといううたい文句以上に楽しめるエンタテインメント作品でした。
     15年前の作品ですが、今読んでも十分に楽しめると思います。
     なお、文系の方は、巻末に用語解説がありますので、そちらも参照の上で読んでいくとわかりやすいかもしれません。

     個人的には、細胞よりも小さなミトコンドリアが高度な知性を持つなんてあまりに荒唐無稽な話だというのが払拭できなかったので、それはそれとして、昔のスペースオペラを読むような気持ちで読みました。
     それでも十分に楽しめました。

  • H30.10.11 読了。

    タイトル的に昔スクウェアから出たゲームを連想してしまう世代なので、気になって読んでみた。

    長い割にくそつまらん話だった。
    無駄にグロいし気持ち悪い。

    人間を超えた超人類みたいな存在なのに、ミトコンドリアDNAのことはあくまでも人間レベルしか知らないというところは最大のズッコケポイント。

    最後はとってつけたような終わり方で、これでハッピーエンド臭が出るだろうという投げやり感。

  • 読みやすいし、スリルがあるが非現実的過ぎかな。

  • 薬学部生化学研究所で助手を務める永島利明。突然の妻・聖美の交通事故死が受け入れられず、肝細胞の培養を始めるが、この細胞が思わぬ変化を始まる



    ミトコンドリアに焦点を当てたバイオホラー。。なんでしょうか。
    ホラー要素は後半以降で、それまでは細胞培養であったり、生体肝移植であったりと、科学的な面が強いサイエンスフィクションといった印象。

  • とても有名な本と聞いて読んだ。最初は何言ってるか全然わからず、投げ出してしまいそうになったが、後半からの追い上げ?がすさまじく、あっという間に引き込まれた。私たちの体にある当たり前なものが反乱を起こしたら……と思うと、かなり恐ろしい。

  • ドキドキして面白かった。
    展開はテンプレ感があるが、題材が馴染みの薄い生命科学なので飽きることはない

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著者プロフィール

■瀬名 秀明(セナ ヒデアキ)
1968年静岡県生まれ。仙台市在住。東北大学大学院薬学研究科(博士課程)修了。薬学博士。
1995年に『パラサイト・イヴ』で第2回日本ホラー小説大賞を受賞しデビュー。
1998年には『BRAIN VALLEY』で第19回日本SF大賞を受賞。
SF、ホラー、ミステリーなどさまざまなジャンルの小説作品に加え、科学・ノンフィクション・文芸評論など多岐にわたる執筆活動を行っている。
2011年に藤子・F・不二雄作品のノベライズとなる『小説版ドラえもん のび太と鉄人兵団』を手がけ、大きな反響を集めた。
ほかの著書に『大空のドロテ』(双葉社刊)、『月と太陽』(講談社刊)、『夜の虹彩』(出版芸術社刊)、『新生』(河出書房新社刊)、『この青い空で君をつつもう』(双葉社刊)などが、また近著に『魔法を召し上がれ』(講談社刊)がある。

「2019年 『小説 ブラック・ジャック』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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