薬指の標本 (新潮文庫)

著者 :
  • 新潮社
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本棚登録 : 7841
レビュー : 1093
  • Amazon.co.jp ・本 (185ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784101215211

感想・レビュー・書評

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  • 非現実的で怖いと思いながらもどこか魅かれるストーリーに
    あっという間に読み終えた

  • 「フェティシズム此処に在り!」

    (アリフミ氏)

  • 小川洋子女史のミニマムな部分への偏愛がひかる一冊。とりあえず小川洋子さんをお勧めするときはこの一冊。

  • 不思議な話。「六角形の小部屋」の方が好き。

  • 穏やかで繊細で美しいけれど、少し怖くて寂しいお話 サイダーを桃色に染めてゆく薬指の欠片、ゾッとする光景のはずなのに妙な魅力を感じさせる この本に出てくる標本技術室と六角形の小部屋は、どちらも不思議な場所なのに現実の何処かに存在していてもおかしくないような気もした

  • 博士が愛した数式の映画を観て以来とても気になっていた作家、小川洋子さん。何かに導かれる様に、薬指の標本を手に取りました。とても不思議な題材で予想も出来ない内容でしたが、読んで行くうち、安らかな空間と今迄感じた事がないような世界に引き摺り込まれたような自分がいましま。忘れることの出来ない不思議な世界を感じた一冊です。

  • 美しい。

  • 嫌いではないけど、理解しがたい世界。「六角形の小部屋」の主人公は面倒くさい人間だなあ、と思った。「薬指の標本」は幻想的なムード満載。薬指がちぎれる描写は、グロテスク感を全く感じさせず、美しく仕上がっている。桃色に染まるサイダーの色と泡が、美しい水彩画を見ているようだ。

  • 徹底的に静かで清潔感のある文章。性的な描写も含めて上品。妖しくて美しい独特の世界観に引き込まれてしまう小説です。

  •  恋という言葉も愛という言葉も使わずに、ここまでの表現ができるなんて。大切なものを標本にすることで、自分を解放するという発想もすごい。

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著者プロフィール

小川 洋子(おがわ ようこ)
1962年、岡山県生まれ。高校時代に文芸を志し、早稲田大学第一文学部文芸専修入学。在学中から文芸賞に応募。卒業後一般企業に就職したが、1986年の結婚を機に退職、小説家の道に進む。
1991年『妊娠カレンダー』で芥川賞、2004年『博士の愛した数式』読売文学賞、本屋大賞、2006年『ミーナの行進』谷崎潤一郎賞、2012年『ことり』で芸術選奨文部科学大臣賞、2013年早稲田大学坪内逍遙大賞をそれぞれ受賞。芥川賞、太宰治賞、読売文学賞、河合隼雄物語賞などの選考委員を務める。
『博士の愛した数式』は映画化され、大ヒットとなった。受賞作以外の代表作として、『薬指の標本』『人質の朗読会』『猫を抱いて象と泳ぐ』。

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