薬指の標本 (新潮文庫)

著者 :
  • 新潮社
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本棚登録 : 7877
レビュー : 1096
  • Amazon.co.jp ・本 (185ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784101215211

感想・レビュー・書評

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  • 2作品。薬指の標本の方は静かで暗くて不気味な雰囲気の中引き返せない恋愛をしていく。六角形の小部屋の方は声に出す事で何かが変わっていくって感じかな。言いたいことがいまいち掴めなかった。

  • タイトルに釣られて買ってみたけど自分の好きな感じじゃなかった。シュール系ていうの??

  • 薬指の標本・・・全体的に、足り無すぎる。と思った。この淡々とした感じがおそらく彼女の持ち味なのでしょうが、私は実際に読んで、伝わってくるものが何も無かった。博士〜で感動したところだったから、ちょっとがっかり。
     
    六角形の小部屋・・・これは表題作よりも気に入った。誰にも聞かれず、誰にも邪魔されず、自分の言いたいことだけを勝手に語れる場所って、今は少ないですよね。家族、友達、近所、いろんなところを気にしなきゃいけない。blogやミクシーが流行ってるのは、きっとそういう事も要因になってるんじゃないかな。そういう場所が欲しい、という現代人の心理を的確に表しているな、と思った。話自体は本当にパンチが無いけれど、ネタ的に好き。

著者プロフィール

小川 洋子(おがわ ようこ)
1962年、岡山県生まれ。高校時代に文芸を志し、早稲田大学第一文学部文芸専修入学。在学中から文芸賞に応募。卒業後一般企業に就職したが、1986年の結婚を機に退職、小説家の道に進む。
1991年『妊娠カレンダー』で芥川賞、2004年『博士の愛した数式』読売文学賞、本屋大賞、2006年『ミーナの行進』谷崎潤一郎賞、2012年『ことり』で芸術選奨文部科学大臣賞、2013年早稲田大学坪内逍遙大賞をそれぞれ受賞。芥川賞、太宰治賞、読売文学賞、河合隼雄物語賞などの選考委員を務める。
『博士の愛した数式』は映画化され、大ヒットとなった。受賞作以外の代表作として、『薬指の標本』『人質の朗読会』『猫を抱いて象と泳ぐ』。

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