まぶた (新潮文庫)

著者 :
  • 新潮社
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本棚登録 : 2242
レビュー : 261
  • Amazon.co.jp ・本 (221ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784101215228

感想・レビュー・書評

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  • 薄気味悪いのに、気持ち悪くない。
    不思議な心地がする短編集。

  • ・飛行機で眠るのは難しい
    ・中国野菜の育て方
    ・まぶた
    ・お料理教室
    ・匂いの収集
    ・バックストローク
    ・詩人の卵巣
    ・リンデンバウム通りの双子

    から成る短編集

    今まで読んだ小川作品では「わたし」ばかりだったのに、「僕」もでてきてなんだか新鮮でした。

    しっとりひっそりと、今のじめっとした梅雨の時期にぴったりの作品集。

  • 小川洋子さんの作品は、いつもどこか秘密めいた雰囲気が漂っている。ハムスターの描写は、少しだけ怖かった。

  • この人の書く小説の読後感は不思議だ…
    ちょっと気持ち悪いのに嫌な感じがしない

  • 「僕の手の中に、彼女の死はあったのです。」
       --「飛行機で眠るのは難しい」より


    8つの短編から成る。
    相変わらず、奇妙な世界に足を踏み入れた気分にさせる作家だと思った。

    ほんとにところどころなんだけど、情景が安倍公房とかぶるところが見受けられる気がするのは私だけだろうか。

  • 気持ち悪い、怖い。
    読んでいた時の感覚が、アイヴスの交響曲第1番を聴いている時とそっくりだった。
    電車で読んでると、酔った。

    物語の中を漂う空気は、本当に作られたものだった。
    気持ち悪い。
    読み終えたあとに何が残るのか。考えさせられもしない、違和感だけだった。

  • 8編が収録されています。
    「飛行機で眠るのは難しい」
    「中国野菜の育て方。」
    「まぶた」
    「お料理教室」
    「匂いの収集」
    「バックストローク」
    「詩人の卵巣」
    「リンデンバウム通りの双子」
    どれも、興味深くひきつけられるのですが、あっけなく話は終わってしまいます。この作家の特徴なのかな。
    読み終わった後から、ワンシーンがふとよみがえってきて思い出されてきます。
    今回の中では「バックストローク」が印象的でした。

  • 現実と非現実の狭間にあるリアリティを書いた短編集。

  • 短編集でした。
    表題作はエロそうでエロくないです。
    ホテルアイリスのもととなっているのでしょうか。

  • 料理教室の話の最後が地味に気持ち悪い。

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著者プロフィール

小川 洋子(おがわ ようこ)
1962年、岡山県生まれ。高校時代に文芸を志し、早稲田大学第一文学部文芸専修入学。在学中から文芸賞に応募。卒業後一般企業に就職したが、1986年の結婚を機に退職、小説家の道に進む。
1991年『妊娠カレンダー』で芥川賞、2004年『博士の愛した数式』読売文学賞、本屋大賞、2006年『ミーナの行進』谷崎潤一郎賞、2012年『ことり』で芸術選奨文部科学大臣賞、2013年早稲田大学坪内逍遙大賞をそれぞれ受賞。芥川賞、太宰治賞、読売文学賞、河合隼雄物語賞などの選考委員を務める。
『博士の愛した数式』は映画化され、大ヒットとなった。受賞作以外の代表作として、『薬指の標本』『人質の朗読会』『猫を抱いて象と泳ぐ』。

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