男は旗 (新潮文庫 い 40-3)

著者 :
  • 新潮社
3.57
  • (2)
  • (5)
  • (6)
  • (1)
  • (0)
本棚登録 : 51
感想 : 7
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (262ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784101218137

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 著者、稲見一良さん、どのような方かというと、ウィキペディアには次のように書かれています。

    稲見 一良(いなみ いつら、1931年1月1日 - 1994年2月24日)は、日本の小説家、放送作家。大阪府大阪市出身。

    記録映画のマネージメントを務める傍ら、1968年文芸誌の新人賞に入選、しかし多忙のため作家活動に専念しなかった。1985年肝臓癌の手術を受けるが全摘ができないと分かると、生きた証として小説家活動に打ち込むと周囲に宣言し、1989年『ダブルオー・バック』にて本格的に小説家デビュー。1991年『ダック・コール』にて数々の賞を受賞し期待されるも、1994年わずか9冊を残して癌のため没した。

    1994年 10年に渡る闘病生活の末、死去。享年63。

    とのことで、若くして亡くなられています。

    で、今回手にした、『男は旗』。

    この本の内容は、次のとおり。(コピペです)

    大海原を制覇し、その優雅な姿は“七つの海の白い女王”と嘔われたシリウス号も今は海に浮かぶホテルとして第二の人生を送っていた。ところが折からの経営難で悪辣なギャングに買収されてしまう羽目に。しかし!シリウス号に集う心優しきアウトローどもが唯々諾々と従う筈はない。買収の当日、朝まだきの海を密かに船は出航した。謎の古地図に記された黄金の在り処を求めて…。

  • 内容(「BOOK」データベースより)

    大海原を制覇し、その優雅な姿は“七つの海の白い女王”と嘔われたシリウス号も今は海に浮かぶホテルとして第二の人生を送っていた。ところが折からの経営難で悪辣なギャングに買収されてしまう羽目に。しかし!シリウス号に集う心優しきアウトローどもが唯々諾々と従う筈はない。買収の当日、朝まだきの海を密かに船は出航した。謎の古地図に記された黄金の在り処を求めて…。

  • お!海の話!!
    と思ったが、
    登場人物が多すぎて
    それぞれの面白い個性が描ききれていなかった。
    残念。

  • 少々毛色の違う稲見作品。ぼくの感想では、児童文学のようなファンタジー。

  • 070922読了。現代(でもないか)の冒険小説。少々ご都合主義的な展開もあるけど、そんなの関係ない!夢と浪漫があればいーのだ。

  • 稲見さんの小説はどれも好きだが、この「男は旗」に出てくる文章の端々がとてもいい。
    クリスマスシーズンに読むなら「セント・メリーのリボン」が最高。

  • この内容にしては長さが足りない。十五少年漂流記のようなお話だ。短編の方が上手いのか。

全7件中 1 - 7件を表示

稲見一良の作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×