数学のたのしさ (新潮文庫 や 10-1)

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  • / ISBN・EAN: 9784101219011

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  • 終戦直後の1940年代後半から、高度経済成長期の1960年代にかけて発表された数学エッセイ。中学生の頃から通っていた塾の講師に影響されて著者の文庫本を読み、理解していたつもりだった。しかし、40年を経て再読するとなかなかに難しい。特にプリンストン高級研究所でのエピソードは、数学者同志の問題の出し合いは「高級」過ぎる。算数・数学への苦手意識をなくすため、クイズ形式が有用だと著者は言うが、自分などはクイズを直感で解こうとして、後から著者の数学的解説を読んで汗顔の至りだった。

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著者プロフィール

矢野健太郎

一九一二年、東京生まれ。東京帝国大学理学部数学科卒業。パリ大学留学ののち、東京大学助教授、プリンストン高等研究所所員、東京工業大学教授などを歴任。微分幾何学の権威として各国の数学者と交友を結び、日本数学界の国際化を牽引。また啓蒙書や受験参考書の著者として、「ヤノケン」の名で親しまれた。著書に『すばらしい数学者たち』『アインシュタイン伝』『エレガントな解答』『数学物語』『数学の考え方』など。八三年に勲二等瑞宝章を受章。九三年、逝去。

「2020年 『暮しの数学』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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