暴雪圏 (新潮文庫)

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  • 新潮社
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  • Amazon.co.jp ・本 (513ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784101223247

感想・レビュー・書評

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  • 猛吹雪に見舞われた北海道が舞台の警察小説。
    最初の頃は何の関連もなさそうだった小さな事件が、途中からだんだんつながり始め、最後には1つになる。
    関西で生まれ育った自分には想像もできない暴雪の怖さと、話の展開の上手さの両方に惹き込まれました。

  • 面白かった

  • [読了]

  • 雪が人を鈍らせる。

  • 丁寧な描写で楽しめた。ただ、大きな盛り上がりのある場面がないので好みは分かれると思う

  • 駐在さんシリーズ第二弾

     雪で閉じ込められた空間で保安官ががんばるっていうと身も蓋もないかな。

     どうしても乗り切れずに再読する前提でいったんパス。主人公に愛着できないからなんだろうか? なぜか乗らないんだなぁ、このシリーズ。

  • 制服捜査の続編(シリーズ?)
    面白かった

    たくさんの人物の視点が収束していくお話
    各視点での事件が起こるぞ起こるぞ〜という雰囲気と
    大雪がくるぞ〜くるぞ〜という緊張感があいまって
    ぐいぐい引き込まれていく話

    北国の生活を知らないので大雪がどんなものか想像つかなかった
    文面からは、寒いと人は死んじゃうんだなー、と感じた
    南国生まれで良かった

    若い2人の恋の描写にドキドキ

  • 凄まじい雪の北海道と逃亡する殺人犯。警察小説の鉄板。
    ・・・思いがけず、冒頭に登場する昔がたりがホラーすぎて怖かった。

  • これおもしろい?
    読んだ人おしえてください!

  • 佐々木譲の警察もの小説は、いつも中々奥が深いですね。

    異なる所で発生する、異なる出来事が、
    ある出来事により、一点に集約していくというのは、
    この小説のみならず、数多ありますが、
    これもそう言うものの一つ。

    背景に、爆弾低気圧に想起されるような冬の嵐があり、
    嵐が迫り来るさまは、それだけでも、一つの物語に
    なると思います。

    いやぁ、それにしても、話をうまく集約しますね。
    「なるほど、そうきたか~」と思わされる所多数でした。

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著者プロフィール

1950年北海道生まれ。79年「鉄騎兵、跳んだ」でオール讀物新人賞を受賞しデビュー。90年『エトロフ発緊急電』で山本周五郎賞、日本推理作家協会賞を、2002年『武揚伝』で新田次郎文学賞、10年『廃墟に乞う』で直木賞、16年に日本ミステリー文学大賞を受賞。他に『抵抗都市』『帝国の弔砲』など著書多数。

「2022年 『闇の聖域』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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