- Amazon.co.jp ・本 (329ページ)
- / ISBN・EAN: 9784101224220
感想・レビュー・書評
-
坦々と語られる、敗戦から平成誕生までの叙事文。あとがきで新陳代謝と比喩されるとおり、街というものは時々刻々と変化していくものですが、その変化も合わせて書かれているのが嬉しい。今20歳の人って、この本の内容のほとんどが過去の(生まれる前の)歴史なんだと思うと、ちょっとゾッとした。
詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
2014/7/2 別アドレスで登録済
2020/1/20図書館本でまた改めて借りて昭和史をさっと振り返るには良い。★3→4へ
印象残ったのが、1949下山事件、1965吉展ちゃん事件、1957天王寺五重塔焼失 -
新書文庫
-
14.07.02好きなネタで期待したが残念。今は、こうなっているという散歩本みたいにしてほしかった。
-
9784101224220 327p 2009・2・1
-
戦後のエポックメーキングとなった事件を写真と地図入りで取材した本です。
もともとは共同通信社の配信記事なので、字数制限もあっただろし、深くは掘り下げていません。
それでも十分興味深い内容でした。値段も手ごろだし、オススメです。
-
「戦後に東京で起きた事件の総覧的なもの」「範囲を東京に限定した戦後史の資料」としては優れている。ただ、連載記事をまとめたものということもあって、内容の深さはそれほど期待してはいけない。「事件についてもっと知りたい」と思っても、詳細な記述はない。また、事件の犯人の名前が伏せられているが、事件当時に実名報道されたことを知っている身としては、仮名表記は何だかもどかしく思われる(例:深川通り魔事件)。「事件のことは知っているけど、東京のどの辺りで起きたのかは知らない」という人、戦後の事件史について広く浅く知りたい人には、きっと満足がいくはず。
-
生協で見つけてなんとなく買ったもの。
戦後の昭和時代に、東京地区で起こった事件やその場所についての紹介。
これをもちながら東京散策して当時を偲ぶのもいいかもしれない。
本の内容的には事件の羅列と言ってしまえば身も蓋もない。