東京あの時ここで: 昭和戦後史の現場 (新潮文庫 き 18-2)

制作 : 共同通信社 
  • 新潮社
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本棚登録 : 84
感想 : 8
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  • Amazon.co.jp ・本 (329ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784101224220

感想・レビュー・書評

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  • 坦々と語られる、敗戦から平成誕生までの叙事文。あとがきで新陳代謝と比喩されるとおり、街というものは時々刻々と変化していくものですが、その変化も合わせて書かれているのが嬉しい。今20歳の人って、この本の内容のほとんどが過去の(生まれる前の)歴史なんだと思うと、ちょっとゾッとした。

  • 2014/7/2 別アドレスで登録済

    2020/1/20図書館本でまた改めて借りて昭和史をさっと振り返るには良い。★3→4へ
    印象残ったのが、1949下山事件、1965吉展ちゃん事件、1957天王寺五重塔焼失

  • 新書文庫

  • 14.07.02好きなネタで期待したが残念。今は、こうなっているという散歩本みたいにしてほしかった。

  • 9784101224220 327p 2009・2・1

  •  戦後のエポックメーキングとなった事件を写真と地図入りで取材した本です。

     もともとは共同通信社の配信記事なので、字数制限もあっただろし、深くは掘り下げていません。

     それでも十分興味深い内容でした。値段も手ごろだし、オススメです。

  • 「戦後に東京で起きた事件の総覧的なもの」「範囲を東京に限定した戦後史の資料」としては優れている。ただ、連載記事をまとめたものということもあって、内容の深さはそれほど期待してはいけない。「事件についてもっと知りたい」と思っても、詳細な記述はない。また、事件の犯人の名前が伏せられているが、事件当時に実名報道されたことを知っている身としては、仮名表記は何だかもどかしく思われる(例:深川通り魔事件)。「事件のことは知っているけど、東京のどの辺りで起きたのかは知らない」という人、戦後の事件史について広く浅く知りたい人には、きっと満足がいくはず。

  • 生協で見つけてなんとなく買ったもの。
    戦後の昭和時代に、東京地区で起こった事件やその場所についての紹介。
    これをもちながら東京散策して当時を偲ぶのもいいかもしれない。
    本の内容的には事件の羅列と言ってしまえば身も蓋もない。

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著者プロフィール

編者:諏訪雄三 1962年兵庫県生まれ。上智大学卒。共同通信の編集委員として公共事業、地方自治、防災、地域活性化を担当。『日本は環境に優しいのか』、『公共事業を考える』、『道路公団民営化を嗤う』『地方創生を考える』などの著書がある。

「2017年 『新しい力 私たちが社会を変える』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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