みんな自分がわからない (新潮文庫 ひ 11-8)

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  • Amazon.co.jp ・本 (244ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784101225180

感想・レビュー・書評

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  • ◆相変わらず本質突いてて痛快。たけしが言うから許されるって部分、大いにあると思う。

    ◇戦争がなくなったら、人間はやっぱり死ぬ理由が見つからない。でもただ生きてるんじゃしょうがないから、どうして生きてるんだって理由を見つけ出そうとしているだけだ。29

    ・外国の事知りたかったらドキュメンタリー見ろ。あちらさんは半年から一年かけてそれを作っている。己で一日二日回るより遥かに濃密。59

    ◇今の生活しながら、なおかつ自然を守ろうというのがそもそもいかがわしいんだよ。110

    ◇先生というのは、文字通り、生徒よりも経験があって年上だってだけでいいんだよ。119

    ◇サッカーなんていうのは、一番使える腕を使わず、足だけでやるから面白いんだ。123

  • この書籍はお笑い芸人のビートたけし氏が書いた本です。
    だいぶ前の本なので少し差別的な内容や下品な言葉での表現がありますが、たまには馬鹿になって読んで見れるのでいいと思います。
    内容はカンボジアのPKOや性教育、はたまた政治など幅広い事に対してかいています。この本を読みビート氏はいかに教養や知識があるかを伺えます。

  • 「人三化七」かー。
    すごい勢いで日本人が否定されていて思わず頷いてしまう。時事ネタ以外は。

  • ホント、自分って人間を一番理解していないのは自分ですよね。
    そう自問自答したくなっちゃいます。
    そんな感じ。

  • たけしの毒舌ぶりが爽快。
    内容は考えさせられる充実した一冊。

著者プロフィール

1947年東京都足立区生まれ。浅草フランス座で芸人としてデビュー後、1972年に漫才コンビ「ツービート」を結成、人間の「建前と本音」「理想と現実」との落差を舌鋒鋭く突きまくる芸風で漫才ブームの牽引役となる。テレビに進出後、『オレたちひょうきん族』『天才・たけしの元気が出るテレビ!!』などの人気番組を次々と手掛ける。映画監督としても『その男、凶暴につき』『ソナチネ』『HANA-BI』などの話題作を多数世に送り出す。2016年にレジオン・ドヌール勲章、2018年には旭日小綬章を受章。近年は小説執筆にも力を入れている。著書に『弔辞』(講談社)、『不良』(集英社)、『浅草迄』(河出書房新社)など。

「2022年 『浅草キッド』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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